「悪魔のリドル」第十話の感想です。

これは書かずばいられまい。

・・・でも、観る前に幾つかネタバレ見ちゃってたので、
ちょっと驚き度合が削られてしまった感があります。
ああ、勿体ない。
でも、面白かった。
いろいろ。

※ネタバレします。


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☆第十話「女王はだれ?」の感想です。

いやー凄かったですね!
10話!


とうとう四人になった黒組。
流石の溝呂木先生もこれには参った様子。
授業を自習にし、理事長室に相談?に行きます。

ああ、流石の溝呂木先生もついに心が折れたか・・・。
良い人なのに可哀相に。
せめて安らかに成仏してくれ。

・・・と、思っていたら、
理事長に「自信を持て」と言われ、あっさり回復。

ちょろい!
溝呂木ちゃん、ちょろい!
逆に凄いわ、そのメンタルと鈍感さ!
理事長はどこでこんな逸材を見つけてきたんだろう。


それはともかく。
そんな溝呂木先生の知らぬところで
また一人、新たな転校志願者が動き始めました。

最後の一人・・・英純恋子!

って、理事長も兎角さんも思ってる(た)みたいだけど、
まだ鳰ちゃんが残ってるんだよねえ。
なんで皆、鳰をカウントしないの?虐め?

それもともかく。
純恋子のお茶会に誘われた晴。
警戒する兎角とは裏腹に
晴は純恋子と和解出来ないかと考えているようです。
いつまで経っても天使の精神を持つ晴ちゃん。

が。
まあ、そんな和やかなお茶会になるわけもなく。
予想通り、お茶会はすぐに殺し合いの場に変貌。

常に落ち着いた振る舞いで、
しばしば紅茶を嗜む優雅なお嬢様の純恋子。
普段の姿からは他人と殺し合いどころか、
争うことすら想像がつきません。
一体、どうやって晴を殺す気・・・
と思っていたら、
結構、ガチできた!

素手!
アンド、素手!
アンド、素足!
す、凄い・・・。

それもそのはず。
純恋子さんの両手足は機械仕掛けだったのです!
・・・驚愕!

英財閥の財力を惜しむことなく注ぎ込んだ手足は、
純恋子さんの最強の武器!
一撃で壁を粉砕する威力を持ち!
垂直の壁を楽々と這うことを可能にする!

・・・なんのあにめだったっけ?

いや、まあ、ともかく。
純恋子さんのあまりの武闘派ぶりに
私はびっくりしましたよ。
まさかほぼ自分の身体のみで戦うとは
思ってなかったし。
身体のみっていうか機械だけど。
それでも身のこなしなんか凄かったし、
やはり相当鍛錬したんでしょうか。

いやーそれにしてもー
純恋子さん、強くてエロくて優雅で凶暴ですてき・・・。
今までどうでもいい位置にいたけど、
今回でうっかり惚れそうになりました。
最後の落ちる場面の動きとか良かったし・・・。
純恋子様、敗北女王様キャラすてき・・・。


でも。結局。
純恋子さんは「女王様キャラ」止まりで終わっちゃった
ってことですかね・・・。

真の女王様は・・・・・・
いつか何かあるんじゃないかと疑ってたけど、
あまりの非力さにやっぱり何もないわと思いつつ、
女王蜂とか言われたら一人しかいないでしょ、
やっぱ何かあるわ、
いや、どうだろ、死にかけてたし・・・
と思ったけど、やっぱり何かあるんじゃん!
・・・の、晴ちゃんですかね。

「女王蜂」という単語が出た時から
何となく胡散臭い雰囲気を感じてましたけど、
今回英さんの言葉でほぼ確定に・・・なったかなあ?

「女王蜂」の晴が、その能力でもって、
兎角を自分のために命を投げ出す「働き蜂」にした。

って、ことですよね?

うわ・・・。
やっぱ晴ちゃん、黒いんじゃん!!
うわー・・・
うわー・・・・・・
最高ですね!!

今回、英さんを自力でどうにかする場面は
戦慄ものでした。

普通の顔して手榴弾の束をもってきて、落とす。
そのあと穏やかな安堵の微笑みで
純恋子さん死亡を確かめようとする。
躊躇いなく純恋子さんを屋上の柵から外に落とす。
そして、ハイヒールで蹴り。
何度も何度も力任せに蹴り。
純恋子さんの命綱を蹴って蹴って蹴りまくって、落とす。

挙句に
「晴、殺っちゃいました(ぐすんぐすん)」

うわ・・・。
うわー・・・・・・。
あんた、兎角さんが今までどんだけ初めてを大事にして
殺さず的に頑張ってきたと思ってんの・・・。
殺っちゃいました☆じゃないのよ・・・。
最高ですね!!



もう次回がすごく楽しみになりました。
この作品、面白いですね!