「魔法科高校の劣等生」、8話?9話?まで観ました。
最初は、
「私の苦手な俺TUEEE系とか聞いてたけど、
大したことないな。余裕余裕」
と思っていましたが、
途中から
「おう・・・段々本気出してきやがったな・・・。
はは・・・しかし、まだいける・・・まだ負けねぇぜ!」
となってきて、ちょっと挫けかけました。
その頃は、この作品の構造と視聴者ニーズの乖離
について出来る限り真面目に考えたりもしてました。
この作品は俺TUEEEを望む一部の視聴者の
ニーズには応えている。
けれども、その他の視聴者には
どうも反応が芳しくないこともあるようだ。
何故だろう。
それはきっと主人公が「劣等生」でありながら
完全に「優等生」の思考立場で振る舞っているからだ。
タイトルに「劣等生」と銘打っていることで、
事前知識のない視聴者は
「劣等生が能力至上主義組織の歪みを変革していく」、
即ち「ルサンチマンの解消」を予想して視聴に臨む。
けれど、実際の作品内での主人公の立場はまるで真逆、
完全に「優等生側」、「能力至上主義の頂点」にある。
そしてその「優等生」視点から「劣等生」側にのみ
変革を求め、能力至上主義価値観の肯定を繰り返す。
弱者の鬱憤は晴らされるどころか、
主人公らによってより強く意識されるようになる。
そのために期待を裏切られた視聴者はうんぬんかんぬん。
・・・まあ、私に考えられることなんて
一生懸命やったってこの程度よ。
もっと良い頭が欲すぃ。切実に。
・・・なんて、そんなことをぐだぐだ考えた時期もありました。
が。
最近はまた別の感情が湧き出てきています。
いつどこで誰が何を何故どのようにしていても、
全ての道はお兄様を褒め称える展開に通ず!
隙さえあればお兄様素晴らしい!
隙がなくてもお兄様素晴らしい!
地球が自転を繰り返す限りお兄様素晴らしい!
繰り返さなくなってもお兄様素晴らしい!
お兄様!お兄様!
お兄様が宇宙の中心です!
いや、むしろお兄様が宇宙をお創りになった!
ブラーヴォ!ブラーヴォ!!
一分一秒を無駄にせずお兄様を称える手腕、
もはや芸術的!
あまりのお兄様賛美に、もはや清々しさを通り越し、
畏敬の念を抱いてきました。
素晴らしいと思います。
お兄様、素晴らしいと思います。
毎回、笑いと感動をありがとうございます、お兄様。
- 魔法科高校の劣等生 (アニメ版) クリアファイル 達也&深雪/アスキー・メディアワークス
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp
最初は、
「私の苦手な俺TUEEE系とか聞いてたけど、
大したことないな。余裕余裕」
と思っていましたが、
途中から
「おう・・・段々本気出してきやがったな・・・。
はは・・・しかし、まだいける・・・まだ負けねぇぜ!」
となってきて、ちょっと挫けかけました。
その頃は、この作品の構造と視聴者ニーズの乖離
について出来る限り真面目に考えたりもしてました。
この作品は俺TUEEEを望む一部の視聴者の
ニーズには応えている。
けれども、その他の視聴者には
どうも反応が芳しくないこともあるようだ。
何故だろう。
それはきっと主人公が「劣等生」でありながら
完全に「優等生」の思考立場で振る舞っているからだ。
タイトルに「劣等生」と銘打っていることで、
事前知識のない視聴者は
「劣等生が能力至上主義組織の歪みを変革していく」、
即ち「ルサンチマンの解消」を予想して視聴に臨む。
けれど、実際の作品内での主人公の立場はまるで真逆、
完全に「優等生側」、「能力至上主義の頂点」にある。
そしてその「優等生」視点から「劣等生」側にのみ
変革を求め、能力至上主義価値観の肯定を繰り返す。
弱者の鬱憤は晴らされるどころか、
主人公らによってより強く意識されるようになる。
そのために期待を裏切られた視聴者はうんぬんかんぬん。
・・・まあ、私に考えられることなんて
一生懸命やったってこの程度よ。
もっと良い頭が欲すぃ。切実に。
・・・なんて、そんなことをぐだぐだ考えた時期もありました。
が。
最近はまた別の感情が湧き出てきています。
いつどこで誰が何を何故どのようにしていても、
全ての道はお兄様を褒め称える展開に通ず!
隙さえあればお兄様素晴らしい!
隙がなくてもお兄様素晴らしい!
地球が自転を繰り返す限りお兄様素晴らしい!
繰り返さなくなってもお兄様素晴らしい!
お兄様!お兄様!
お兄様が宇宙の中心です!
いや、むしろお兄様が宇宙をお創りになった!
ブラーヴォ!ブラーヴォ!!
一分一秒を無駄にせずお兄様を称える手腕、
もはや芸術的!
あまりのお兄様賛美に、もはや清々しさを通り越し、
畏敬の念を抱いてきました。
素晴らしいと思います。
お兄様、素晴らしいと思います。
毎回、笑いと感動をありがとうございます、お兄様。