「バディ・コンプレックス」第六話の感想です。


※ネタバレします。


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☆第六話「もう一人のカップラー」の感想です。

本来は開発中止になっていたはずのカップリング機。
その極秘での開発継続が公になり、議会は紛糾する。
連合本部は、議会の非難の声をかわし、
世論を味方につけるべく、プロモーションビデオを
作成することにした。



いいよ~。
いいですよ~。
今回も最高でしたね!
ゴリゴリガリガリとディオのメンタルが削られる!
もうその音が画面から聞こえてきそうなほど!
素晴らしい素晴らしい!


千歳基地陥落の際・・・だったかどうかは忘れたけれど、
人道的見地から開発禁止であったはずのカップリング
システムが、まだ開発継続中であると世間に知られて
しまった連合本部。
議会は非難轟轟。
しかし、いつかは発表するはずだった虎の子。
この機に大々的に世間にお披露目して
世論を味方につけてしまおう。

・・・というわけで、
シグナスでのプロモーションビデオ作成が
行われました。

が。

青葉が絵的にちょっと・・・
有体に言うとイケメン度が足りない!(酷い)
ということで、急遽イケメンパイロットと交代で
撮影が実施されることになりました。

青葉の代わりにルクシオンのパイロットとして
派遣されてきたのは、カップラー養成機関で
ディオと同期だったフロム君。
イケメンで爽やかで人懐こくてモテる。
養成機関では成績もオールマイティに優秀で、
ディオとの相性も抜群。

これは青葉の精神が削られるか・・・というような
向かい風の出だしのなか、そんなことは全くなく、
いつも通りに無邪気にディオの精神を削っていく
青葉。

フロムが人当りがよく、いつも人に囲まれていた
という話をディオに聞いた青葉は、明るく一言。

青葉「お前と正反対だな」

ディオのメンタルが微かに削られる音がした!
青葉君、流石ですわ~。

でも、私、青葉は別に嫌いじゃないんですよねー。
むしろ結構、好印象。
いつもさっぱりと明るくて裏表ない性格だからでしょうね。

でもね。
裏表ないのはいいけど無神経なのはいけないと思うの!
もうちょっとディオに配慮してあげて!

なんて思ったところで、
青葉君は止まりはしないよ。

ルクシオンとブラディオンでの撮影を前に、
カップリング度を測る?ディオとフロム。
そこで重大な事実が判明。
ディオの脳波の波形が変わってしまっていて
フロムとナイスカップリング反応が出ない!
おまけに試しにと測ってみたら、
青葉とフロムが素晴らしいナイスカップリング反応!

ディオ、お役御免。

唇を噛んで拳を握りしめるディオ。
ディオのメンタルにヒビが入る音がした・・・。

・・・。
いや、別にこれは青葉のせいじゃないけど・・・
うん?まだ理由がはっきりしてないから
青葉のせいということもありうるか・・・。
でもまあ、青葉の意図的なものではないからね・・・。
ここは青葉を恨んでも仕方ないかも。
ディオ、泣かないで。

そんなわけで。
ブラディオンをフロムに奪われ
(青葉を奪われとは書かないぞ、絶対に!)、
仕方なく量産機で出動のディオ。
表面的にはいつも通り冷静ではありますが、
内心は穏やかではありません。
そんなディオにフロムと青葉が声をかけます。

フロム「元気だしなってディオ。こんな日もあるよ」
青葉「そうそう、気にすることねえって、カメラ係!」

か、かめらがかり・・・!!
あおばー!!
無神経なのはダメだって言っただろー!!

しかし、それには然程メンタルやられなかったらしい
ディオさん。
良かった・・・と思う間もなく目の前で
青葉とフロムの乗った二機の素晴らしい機動、
息の合った連携を見せつけられる。

何で初対面のフロムとあんなに・・・。
青葉、俺を捨てたのかー!
とか書かないぞ、絶対に!!

初対面のフロムとも見事な連携を見せる青葉に、
ディオの青葉に対する疑問は深まるばかり。
あいつは一体何者だ、と。
そうやって一人寂しく二人の機体を見守るディオ。

だがしかし!
ここで予想外の敵襲。
しかも相手はゾギリア行政局推薦のエリート部隊。
カップリングしたルクシオンとブラディオンも
手を焼くほどの手練れ揃い。
次第に追い詰められる二機。

ここでディオが!
量産機のディオが大活躍!
何がどうなったのか分からなかったけど、
とにかく大活躍!
やったね、ディオ!
面目躍如!

ああ、よかった。
これでディオの精神も救われた。

・・・と、思いきや。
最後にとんでもない爆弾が。

プロモーションビデオの最後の撮影。
爽やか笑顔で決めるフロムとディオ。

フロム「さあ、君も僕たちと!」
ディオ「レッツ・カップリング!」

ディオのメンタルが粉砕寸前に傷ついた音がした!

いや、でも任務だから!
任務だからしょうがないよね!
任務だから全力でやりきるディオさんの
そういう真面目なところ、好きよ!

そして、それを見守っていた青葉が後になって
笑顔でディオに、

青葉「お前もあんな顔できるんだな」
   「『レッツ・カップリング』!」

ディオのメンタルは死んだ。

あああ・・・可哀相に!
青葉は本当に裏表ないというか考えなしというか、
もうやめてあげてよー!



そんな感じで。
ゴリゴリ精神削られるディオが堪能できた
楽しい六話でした。
青葉さん、今回も良い仕事でしたよ!
これからもよろしく頼むね!


あ。
ビゾンさんは今回は鹿を鑑賞なさってました。
仲間とヒナと(ここ重要)一緒に。
可愛いね~って見ているヒナとラーシャの背後に
こっそり忍び寄り、

ビゾン「そうだな、鹿はいい」
    「特に小鹿の方はトマトで煮込むと旨いからな」

あんた・・・そんなだから微妙な顔されるんじゃ・・・。
しかしヒナさん笑ってたしまあいい・・・のか?

それにしてもこの穏やかなビゾンさんが
いつあんなになるかと思うと・・・
もう楽しみでなりません。