「ノラガミ」第一話~第三話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第一話「家猫と野良神と尻尾」の感想です。
社も持てない、
依頼もほぼない、
住所不定無職のジャージの神・夜ト。
賽銭五円で人々の願いを叶え続け、
いつかは日本トップに君臨してやると目論む彼が、
今日も頑張るのは迷い猫「ウエサマ」探し。
やっと見つけた、ウエサマー!
と道路を横切ったその瞬間。
道路を走るバスが夜トへ迫り、それを助けようと
飛び込んだ女子高生「壱岐ひより」が
代わりに轢かれてしまった!
・・・というような始まりの一話でした。
賽銭五円で人々の願いを叶え、
いつかは日本の頂点で信仰される神に!
・・・という強烈な個性を持つ野良神・夜トの紹介。
そして、その夜トと関わってしまったことで、
彼岸と此岸の狭間に存在する妖になってしまった
女子高生・壱岐ひよりの事情。
それから二人の出会い。
そんなものが描かれた一話で、
分かりやすくハイテンションに楽しめました。
こういう妖怪退治っぽいもの好きなので、
これからが楽しみです。
それはいいとして。
夜トって「夜刀神」とは関係ない神なんですかね?
何の神様なんでしょう?
貧乏そうだから貧乏神?
手汗凄そうだから手汗神?
・・・。
あー、分かった。
祟り神とか邪神とか死神とかいう類のものでしょ。
だって、ひよりちゃん初対面で死んじゃったじゃん!
・・・などなど、てきとーに考えて観ていたんですが、
最終的には
「関わった神も人も全てをトラブルに巻き込む、
ウエサマこそが最強の祟り神では・・・。
やはり猫は神だ・・・」
という結論に達しました。
人類は猫を崇めるべきだと思います。
終わり。
☆第二話「雪のような」の感想です。
夜トを助けようとしたための行動で、
突然爆睡状態、実は魂だけお散歩状態、
というとんでもない体質になってしまったひより。
当然、それでは日常生活にも支障が出るので、
彼女は早く何とかしてくれと夜トをせっつきます。
が、夜トはなんだかんだとはぐらかして
何もしてくれません。
仕方ない。
ここは「神器」とやらを探してやれば
働くようになってくれるのでは・・・。
・・・そんな駄目人間(神)更生プログラム(?)を
頑張ろうとする、ひよりさん奮闘の第二話でした。
自分でできることを頑張ろう!と前向きに考え、
行動した結果が裏目に出てしまう、ひより。
大変な状態になったひよりを半ば放置して、
何故かお風呂修理&掃除に全力投球の夜ト。
お約束通りで安心してみていられる第二話でした。
えーと・・・。
それだけで、面白かったけど特に他に感想は・・・。
あー。
新しい神器の雪音君が辛辣で面白かった・・・けど、
どんだけ汗臭いんだ、夜ト様!
五円を溜めて制汗剤でも買って!!
☆第三話「招かれた厄災」の感想です。
かの有名な学問の神・菅原道真から
依頼を受けた夜ト。
人を自殺に招く妖を斬れという依頼だが、
夜トは「死にたい奴は死ねばいい」と
依頼を蹴ろうとする。
というような第三話でした。
物語自体は非常にシンプルで王道で、
楽しめましたが特にこれといった感想はありません。
楽しかったですけどね。
こういう王道妖怪退治もいいですよね。
好きです。
でもこれといった感想は・・・。
夜トと雪音の性格がまた少し垣間見えたのが
面白かったなー・・・くらいかな。
あとひよりちゃんが可愛かった可愛かった、
道真様のハーレム羨ましい!!
雪音のショタももちろん好きだ!・・・くらいかな。
えー。
それはともかく。
どうしてボンズ作品はこんなにも観ていて落ち着くし
幸せなのでしょう。
勿論これは原作があるので原作の力もあるんでしょうが、
それにしてもボンズ作品は私の心を癒します。
絵や動きの端々、リズムやテンポ・・・他にも色々と
あるんでしょうが、とにかく相性が合います。
この話でも道真の登場シーンや
夜トの退魔シーンにはもう惚れ惚れして・・・。
あと猫の動きがとても可愛い!
あー、幸せ。
まあ、時々は超絶に合わないこともありますけどね。
でも、大体相性が合って幸せです。