そういえば書いて放置したままでした。
「境界の彼方」全十二話、視聴終了後の感想です。
これで秋アニメの感想は終わりです。
※ネタバレします。
◎「境界の彼方」
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☆全話視聴後感想
不死身の半人半妖・神原秋人。
呪われた血の一族、最後の生き残りである
異端の異界士・栗山未来。
世間から異端視され孤独を抱える二人の、
出会いと想いを育む過程を描いた、
ピュアなボーイミーツガール(ガールミーツボーイ?)
物語でした。
不死身の半人半妖である秋人を、
初対面の出会いがしらに気持ちよくぶっ刺し、
その後も毎日挨拶のごとくぐさぐさ刺しまくり、
でも、妖夢が怖くて殺せません・・・。
とか。
妖夢が殺せるようになりましたが、
今度は先輩がもう刺せません・・・。
とか。
先輩が刺せないけど、
本当は最初から殺す気でした・・・。
とか。
不死身だけど不死身じゃなくなったけど、
不死身っぽく活躍するよ?でも不死身じゃないんだ。
そして不死身に戻ったぜ!
とか。
世界を滅ぼすほどの巨大な妖夢「境界の彼方」。
その力を利用し何かを成し遂げようとしていた・・・
かのように見えたが、特に何もせずに消えたぜ!
とか。
世界を崩壊から守るために、
栗山未来が神原秋人かどちらかを選ばなければならない。
その非情な決断を、異界士名家の名瀬家当主として
しなければならなかった・・・。
という葛藤はともかくも、
体の中に妖夢を飼っていることが一番の秘密で葛藤だった。
その隠し通してきた事実を弟に知られてしまい・・・。
これからどう説明すれば・・・。
とにかく失踪したぜ!
とか。
消えたけど生きてたけどやっぱ消えたけど生きてたー!!
とかとか。
そういう細かい・・・細かくないけど細かいことはいいんです!
矛盾がある?いいんです!
ご都合主義?いいんです!
精霊会議?いいんです!
何もかもいいんだよ!
秋人と未来ちゃんのピュアピュアな恋愛、
可愛かったからーーーー!!
そんな感想を抱きました。
他のことはもうどうでも良かった。
あの二人の純愛がキラキラしてて良かった。
普通に飽いた視聴者の目を引くために、
突き抜けた個性や特殊な関係性や、
とかく「濃い味」になっていく作品が多いなか、
原点に返ったような素朴な味を描いたこの作品が、
この二人の関係が、私はとても好きでした。
(まあ眼鏡好き云々があったけど、
あれはおまけと考えてる)
お互いのために全てを投げ出す無垢な無鉄砲さ。
想いを有りのままぶつける真っ直ぐさ。
まさに青春。
若さが放つ煌めき。
あまりのピュアに胸がときめくを通り越して
懐かしく落ち着いてしまいました。
ああ、いいなあ。
この二人の純な想い合い、いいなあ。
そう思える素敵な二人だったと思います。
作品全体としては知らん。
ただあの二人が可愛かった。
それでよかった。