「ノブナガン」第一話~第二話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第一話「織田信長」の感想です。
ミリタリー好きで周囲から浮き気味の
女子高生・小椋しお。
修学旅行先の台湾でも一人きりで行動するところへ、
突然クラスの人気者浅尾さんが声をかけてくれ、
彼女は動揺しつつも喜んだ。
が、そんなことはどうでもいい。
空から急に謎の巨大生物が降ってきて戦闘開始!
空から急に謎の人間も降ってきて戦闘開始!
何だか知らないが大惨事!
日本語の出来る親切な屋台のおっちゃ~ん!
・・・そんなイメージの一話でした。
侵略宇宙生物と特殊能力を持つ人間がバトルする系?
主人公のしおは織田信長の生まれ変わりの特殊能力者。
で、今回、空から降ってきた人は切り裂きジャックの
生まれ変わり。
で、他にもニュートンとガンジーの二人が接近中。
さあ、これから宇宙生物をガンガン狩るぞ~。
・・・という、そんな感じでしょうか。
信長と切り裂きジャックはまあともかく、
ニュートンとガンジーって戦闘で何の役に立つんでしょう。
特にガンジー。
戦場において非暴力を切々と訴える・・・とか?
ガンジー「暴力では何も解決しない!
皆、暴力ではない行動で・・・ぐはっ」
他の人「さあ、ガンジーが敵を引き付けている間に
攻撃だー!!」
万年、囮役・・・?
つか、やられ役・・・??
しかし、こんなヒーロー達はやだな。
よくは分かりませんが、
特殊能力の特殊武器を生かした戦闘描写は
面白そうだと思いました。
あ。
あと、いちいちかっこつけるだけつけておいて、
わりとボロボロにやられ、しまいには通りがかりの
女子高生に大事な変身ボールを持ち去られる
ジャックさんが笑えました。
ジャックさん、ファイト!
☆第二話「進化侵略体」の感想です。
ああ。
だいぶ設定が分かってきましたよ。
10年前、隕石に紛れて地球に飛来した生命体。
それが「進化侵略体」。
最初、太平洋に落下した進化侵略体は細胞の
状態であり、それが徐々に古代の魚類のような
姿を持ち始めた。
そして、姿を現すたびに現代の魚類の形に
近付いていった。
彼らは地球の環境に適応するため、
進化している。
ゆくゆくは両生類、爬虫類へと変化し、
のちには地球を支配する生物となるだろう。
つまり、人類ピンチ。
そういう状態なわけですね。
で。
その進化侵略体に対して人類の反撃の力となるのが、
偉人達の遺伝子を持つE遺伝子ホルダー。
切り裂きジャックやニュートン、ガンジーたち。
そして、今回偶然に覚醒した小椋しおも。
つまり、
しおちゃん、僕と契約してDOGOOの兵士となってよ!
・・・というわけですね。
ふんふん。
しかし、しおを謎空間でDOGOOに誘った
あのうさぎっぽい目の赤い宇宙人??
あれ、あの白いあいつに似てますよね。
言葉巧みに契約を迫る辺りとか。
腹黒そうなところとか。
なんかこう、いまいち信用できないというか、
警戒心を抱いてしまうというか・・・。
それでも地球と人類、そして浅尾さんを守るため
DOGOOに入る決心をする、しお。
戦うこと。
自分が自分でなくなりそうであること。
命をかけること。
何もかもが恐ろしい。
それでも行くと決めた。
健気なしお。
その不安や恐れを知り、全てを受け入れ、
優しく肯定を返す浅尾さん。
その優しさに後押しされ、
しおは力強く一歩を踏み出します。
しお「もう、怖くない」
いかんいかんいかんいかん!
その言葉はいかんよ!
こっちが怖くなるよ!
次回、しおちゃんの首回りがどうなるか、
とても怖くなる。そんな二話でした。
しお「ティロ・フィナーレ!(三段構え)」
とかきたらどうしようね・・・・・・。