「革命機ヴァルヴレイヴ」第十六話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第十六話「マリエ解放」の感想です。
ドルシア軍をおびき寄せ、足場崩落で動きを止め、
輸送艦を奪おうとするエルエルフの作戦。
しかし、そこにアードライが登場したことによって、
罠が読まれ、計画が狂ってしまう。
また、ドルシアはヴァルヴレイヴの機能を参考にした
新機体も導入し、三号機と五号機が壊滅的な被害を
受けるのだった。
足場を崩壊させるのは基本ですよねーはは。
とか、
アードライ、また「これはエルエルフがいる!」か。
ほんっとーにエルエルフのことしか気にしてないな。
もう怖いよ!怖いって!勘弁して!
と思ったら・・・
あれ?何か・・・
必死でエージェント候補生助けようとしてる・・・。
脱落者は死のみのはずでは・・・。
しかも、ちゃんと名前まで知ってるし・・・。
あれ・・・意外と・・・普通の良い人だ・・・。
とか、
ヴァルヴレイヴを模倣した?ドルシアの新兵器
「キルシュバオム」、強いなー。
しかも、エネルギーぼんぼん補給出来るとか、
なんか卑怯!
オリジナルヴァルヴレイヴはすぐ止まるのに!
もうこっちの機体の方が使えるじゃないか!
とか、
足場崩落でドルシアも大分被害を受けたけど、
学園側もミサイル攻撃でハルトやマリエ・・・は、
不死身だからいいとして、生身のエルエルフさんが・・・!
と思ったら、一番ぴんぴんしてやがる・・・!
一人旅団さん、最強・・・。
とか、
色々あったけど、
後半で全部どうでもよくなりました。
そんなことより、マリエが!!
前回、唐突に記憶が二年前からしかないと言いだして、
「ああん?」と思ったら、今回、その理由が明かされました。
ヴァルヴレイヴ一号機の謎のOSピノさんが語った過去。
マリエは一号機のテストパイロットだった・・・!
なんと・・・!
そして、そのテストにおいてマリエは、
ヴァルヴレイヴのエネルギーとして
ルーン=記憶を吸収され、消費されてしまう。
そのせいで彼女は二年前以前の記憶を失ってしまった。
・・・ということらしいです。
ええ・・・。
そんなことが・・・。
というか・・・。
あの学園は一体何なのでしょう。
ヴァルヴレイヴのパイロット候補を学生という形で集め、
地下にヴァルヴレイヴを何機も隠し持ち、
今回のテストシーンも・・・あれは学園の中?
一体誰が何のために作り、何をしてたんでしょう。
あの学園、情報が出れば出るほど怖くなります。
それはともかく。
マリエがピノに自身の過去について聞いている間、
戦況は学園側にとって最悪の方向に流れていました。
三号機は停止。五号機は停止寸前。
当然のことながら四号機と六号機は動かせず。
エルエルフからの連絡が途絶しているため、
アキラもどうにも動けない。
サトミ達はドルシアに捕まってしまう。
このままでは全滅するという危機。
もうこれは・・・
どうしようもなく・・・
マリエ、出撃。
記憶をピノに喰わせて。
二年前からの大事な記憶を次々に代償にして。
もうここらあたりは心が痛んで仕方ありませんでした。
マリエが出なければ全員死ぬ。
でも、ここで出れば大事な記憶が無くなる。
そのマリエの躊躇いが痛くて。
出撃した後も、物凄い力を発揮する一号機の中で、
その代償として次から次へと記憶が壊れていく様が
痛くて痛くて。
「まだ大丈夫!」
「壊れてもまた作れる!」
そう言いながら取り返しのつかない行為を続けるマリエ。
そして、熱で一旦停止した時、ハルトの呼びかけに
「君、だれ?」
「じゃあ大好きだったんだろうな、その子のこと」
「良かった。そんなに好きな友達がいたんだ」
と、もう完全に全ての記憶が失われている会話をして、
それから最後にハラキリブレードを・・・!
もう、もうやめて、マリエ!!
それから、
目の光がゆっくり消えて、
ピノが「マリエ、さよなら」って・・・。
マリエ・・・死んでしまったの・・・?
ああ、心が・・・心が痛い!
そんな十六話で・・・。
まさかヴァルヴレイヴでこんな気持ちになるなんて
一期の頃には予想も・・・。
うう・・・辛い。
色んな意味で辛い。
今回も面白かったです・・・。
が、辛い。