「革命機ヴァルヴレイヴ」第十五話の感想です。



※ネタバレします。



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☆第十五話「カルルスタインへの帰還」の感想です。


トラブルによりドルシア領に不時着したハルト達。

敵地に落ちた以上、攻撃を受けるのは時間の問題。

彼らは急いで脱出の手段を講じるのだった。




な・・・なんということだ・・・。

これは・・・


ヴァルヴレイヴが普通に面白くなってしまった!!


おお・・・なんということ・・・。

嬉しいが・・・歓迎するが・・・

この寂しさはどうすればいいんだ!


と、今回は、


エルエルフさんが、かっこかわかっこいい!


ぐはっ・・・やられた・・・。

あああ、頭も体も使えるエルエルフさん、素敵ですぅ・・・!



とか、なんとか。

色々と心の中で叫びながら視聴した十五話でした。


ああ、悲しい。

何故こんなにまともになってしまったのか。

いや、まだまだまだまだ突っ込み所は沢山あるし、

まともかどうかは分からない。

けれど、一期のことを思い出せば・・・ね。

ああ、辛い。



それはともかく今回の感想。

前回、予定外のトラブルにより、

急遽ドルシア領に不時着することとなったハルト達。


サトミ「お終いだ!

    敵のど真ん中に降りてしまうなんて・・・!」


お前のせいだけどね!

・・・と、誰も突っ込まない優しさ。


で。

敵のど真ん中に落ちてしまったからには、

攻撃を受けるのは必至。

(ていうか、ちょっと疑問なんだけど・・・

ドルシアは空は守ってないの?

不時着するまでは見守ってくれたの?

この間やられたのがそれだったの??

・・・まあ、それはいいか)


今、重要なのは、敵が攻撃してくるまで

どれだけ時間の猶予があるかということ。

そして一刻も早く脱出の手を打つこと。

早く敵地脱出の方法を考えないと。

考えないと・・・

考え・・・


ハルト「エルエルフが考えてる・・・はず」


何でもかんでもエルエルフに丸投げする人達。

お前達には考えるという選択肢はないのか。

何でもエルエルフにパスするな。


そのくせまだハルト以外には信用がないエルエルフ。

いや、ハルトすら結構怪しい。

一期から今に至るまでかなりアウェー。

いやまあ、それはエルエルフだって利用価値が

あるからハルト達に力を貸してるだけだけどさ。

警戒するのは正しいけどさ。

そうだけどさあ。

ここまで何でもかんでもトラブルが起こると、

最後には「エルエルフが何とかしてくれる」状態なのに、

というか、今だってこの緊急事態で思いきり頼ってるのに

その状態で「あいつ信用できないよなー」とかいう話を

のほほんとしてるとか、もうね、あのね、

そろそろ一回キレてもいいんじゃないかな、

エルエルフ君は。


で。

そんなことがあったりしながらも、

脱出&ジオールへ再出発作戦(エルエルフ考案)を

決行する彼ら。


ここで驚いたのが、アキラをスパイに使うということでした。

アキラの能力でないと出来ないから、という理由で、

それは後になってよく分かりましたが、

この時点では驚きの人選でした。

今になってもショーコとマリエと兄以外に顔を見せない

アキラ。

それがスパイに・・・?大丈夫なの?


しかし、アキラは「やる」と宣言!

お兄ちゃん、自分のためにと感激!

でも、「ショーコちゃん!」と固い意志で呟くアキラ。

お兄ちゃん・・・残念だね・・・ぷっ。

どうでもいいんですが、

アキラの「ショーコちゃん」という、

間の伸ばし棒?の短い言い方がとても好きです。

「ショコちゃん」みたいな。


えーと。

何の話だったか。


ああ、そうそう。

エルエルフがアキラとサキを連れて行き、

残りは二手に分かれ、

それぞれ作戦を進める彼ら。


それで。

それで、だ。

エルエルフがアキラとサキを連れて向かったのは、

かつて自分がいたドルシア軍エージェントを

育成するためのカルルスタイン機関。

機関・・・というか、機関の土地?

その辺りの詳細は分かりませんが、

エージェント候補生だろう子供二人相手に

立ち回るエルエルフ。

立ち回るエルエルフ。

戦うエルエルフが・・・

・・・か、かっこいい・・・。

はああ・・・かっこいいですぅ・・・!

おまけに、その直前に思い出してた過去の一コマは、

何だか物凄く可愛らしかったし、

かっこいいやらかわいいやらでもう。

もうね!

ありがたやありがたや!


でもさ!

サキを普通に撃たせるのは止めなよ!

サキちゃんて一期ではあんな目に遭って、

二期では早々に撃たれるし、

何でこう不運な役回りなの!?

可哀想だよ!

それなのにさ。

撃たれて苦しみながら

「大丈夫だから出て来ちゃだめよ」

とアキラに言ってあげるサキちゃんがさ。

もう健気で健気で・・・なんていい子なの。惚れそう。

今まで時々イラついててごめんね!


そして、予定通りにアキラとサキがスパイとして

入り込み、空の敵にはサンダーさんとキューマが

当たり、あとはハルトが・・・


と、ここで、ハルトが登場しないんですよ。

おまけに電話にも出ない。


あなた・・・主人公なのにそれはいかがなものか。

率先して皆の足を引っ張るとはいかがなものか。

ようやく最近「あ、この子も普通の少年なんだな」と

思えるようになって・・・きた・・・気がする?・・・のに、

ようやく好感度が普通に上がってきた??というのに、

ここでそれはいかがなものか!?


しかし。

これにはちょっと理由があって。

彼はマリエに「目の怪我が治っているのはどうして」と

突っ込まれて困っていたのです。

ああ、カミツキの人達とエルエルフと先生以外には

まだ知られてないんでしたっけ?

ヴァルヴレイヴパイロットの特性は。

うーん・・・。

もういい加減バラしちゃった方がいいと思うけど。

いつまでも隠し通せるものでもないし。

そういう秘密は共有して利用した方がきっと・・・


と、ここで、唐突に

マリエを問答無用でヘッドショットするエルエルフさん。


おい。

いい加減キレてもいいんじゃとは言ったけど、

殺せとは言ってない。


というか、エルエルフさんはすぐに味方を切ろうとして

いけないと思います。

前回の時もアキラを見捨てようとしたし。

しかもヴァルヴレイヴごと。

あんなにチート性能のヴァルヴレイヴとその乗り手を

あっさり捨てようとするとか、有り得ないと思うんですが。

ただでさえヴァルヴレイヴ頼みの脆弱国家なのに。

あと、ただでさえ人数の少ない国なのだから、

マリエだってすぐに殺しちゃいけないと思います。

あなたの基準でほいほい殺してたら、

すぐに国が滅びます。

国民が全滅します。

エルエルフさんの粛清によって!

まったく・・・。


と、思ったら、むっくり起き上がるマリエ。

ひいい、ゾンビ!

ハルトが「自分は人間じゃない。化け物だ」という

話をしていたと思ったら、それを追及していた人が

化け物だった・・・!

どういうこと・・・。


ピノが「友達」と言っていたし、

ルーンを吸収したとも言っていたし、

撃たれても普通に起き上がるし、

マリエさん、一体何者・・・?




そんな感じで、

なんだかとても先が気になるところで終わりました。

学園の人はどんどん人じゃなくなっていきますね。

もういっそ皆で人間やめちゃえばいいんじゃないかな。

そうすればドルシアだって怖くなーい!

・・・かもしれない。



あ、そうだ。

書き忘れたけど、

最近、アードライのドルシアでの立ち位置が気になって

仕方ありません。

あの人「王子」なんですよねえ?

なのに、普通に最前線に送られてるし、

それ以前に非人道的なカルルスタイン機関に

入れられてるし、

一体、どういう扱われ方してるんですかね?

別にいなくなっても構わない王子?

ルルーシュ的な?

あと、あれだよ。

今回、ちゃんとエルエルフと接触しそうな場所に

出没してて、怖い!

アードライのエルエルフ探知能力、怖い!!