「有頂天家族」第十二話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第十二話「偽叡山電車」の感想です。
海星に助けられ、
何とか夷川邸から逃げ出した矢四郎。
しかし、一人では心許ない。
そこで思いついた矢四郎が向かった先は、
蛙となって籠った矢二郎がいる井戸だった。
ひいい。
なんという。
なんという。
かんわいいいいいい!!
もうそれしか言葉が出ない十二話でした。
矢一郎がお鍋のピンチだったり、
矢二郎が電車でゴーゴー!だったり、
矢三郎がまた苦労してたり、
矢四郎かわいいかわいい君いつもかあいいねえ、
母が捕らえられてたり、
父の最期の言葉が思い出されたり、
色々色々ありましたが、
とりあえず、
みんなみんな、かわいいねえええええ!!
という、その感想に全てが持っていかれました。
矢一郎の「情けない。俺なんぞ食われちまえば
よかったんだぁ~」という極端な振り幅。
矢三郎の「かまわん!走れ、兄さん!」
「面白きことは良きことなり!」という阿呆の血全開。
矢四郎のかわいいかわいい君いつもかあいいねえ。
金閣、銀閣のしぶとい悪巧みと、鍋と川の二択。
弁天様の変わりない悪女加減。
あーもう、みんなみんなかわいい!
けど、やはり一番輝いていたのは、
矢二郎兄さんしかないですよね!!
お酒を動力にして洛中を突っ走る。
しかも電車なのにどこでも構わず突っ走る。
おまけに飛ぶ!
二階の座敷に突っ込む!
矢二郎兄さん、素敵ですぅぅぅぅ!!
電車にカエルの目がついてるんだよー。
あんなにいた井戸の中では思い出せなかったのに、
酒飲んで暴走したら父の最期の言葉を思い出したん
だよー。
左折も出来ないし、
偽の通りを走らされてもどうしようもないし、
スピードも落とせないし、
鴨川へ落っことされれば仕方ないから
「準備体操をしておけ!」
とだけ言って落とされるけど、
何故か浮くんだよー。
矢二郎兄さん、素敵ですぅぅぅぅ!!
あーもう、かわいいなああああ!
そんな感じで。
可愛い可愛いで後のことは全て忘れる勢いでしたが、
とりあえずお鍋に関しては、矢一郎さんが助けられて
良かったです。
と、思ったら、矢三郎が金曜倶楽部の怪しげな
寿老人に捕まってしまって、うわお、矢三郎が
鍋のピンチ!?これは新たな危機。
と思ったら、母を鍋にすることで話がまとまって、
ぎゃー、お母さまがお鍋にー!?やめてー!
と思ったら、金曜倶楽部が偽右衛門を決めている
座敷の隣に場所を移してきて・・・
なんかもう、狸鍋候補がどんどん変化して
ハラハラしました。
で。
あれですね。
狸達が集まって会議している座敷。
その隣に狸鍋で忘年会をする金曜倶楽部の座敷。
となれば、
次回の最終回は、
隣の座敷から狸を次から次へとひっつかまえてきて、
狸鍋食べ放題パーティーですね!?
・・・とはならないと思います。
が、なんだか大変な騒ぎになりそうな予感がするので、
大いに期待してます。