「革命機ヴァルヴレイヴ」第十四話の感想です。
※ネタバレします。
◎「革命機ヴァルヴレイヴ」
- 革命機ヴァルヴレイヴ|アニメイト1stフェア特典ステッカー ◆アキラ|ジオール 咲森学園/アニメイト / Animate
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp
☆第十四話「大気圏の兄妹」の感想です。
地球降下に臨むハルト達。
当初、降下は偽装によって比較的スムーズに
終わる予定だった。
だが、サトミのミスによりドルシアに動きを感知され、
戦闘に突入してしまう。
今回は、
学園の生徒会長を務める兄・連坊小路サトミと、
学園内で引きこもっていた妹・連坊小路アキラの、
兄妹の過去と蟠り、そして和解?が描かれました。
サトミが何かとアキラに過保護であること。
アキラが過去に壮絶な虐めにあったため
引きこもりになったこと。
サトミはアキラを気にかけているが、
アキラはサトミを疎んじている様子であること。
一期の間にもこれくらいのことは分かっていましたが、
その裏にどんな事情があるのかは明かされていません
でした。
それが今回、はっきりと明かされました。
アキラが過去に入試問題のハッキングをしたこと。
それは兄のためであったこと。
しかし、ハッキングはすぐに明るみになり、
それが原因でアキラは虐められるようになったこと。
アキラは兄に助けを求めたけれど、
その度にサトミは見ぬふりをしてきたこと。
で・・・今の兄妹に至る。と。
ああ、なるほど。
そりゃーアキラに嫌われるわ、兄ちゃん。
いや、アキラのハッキングも褒められたものじゃないけど。
犯罪だけど。
でも、それはそれとしてあれは嫌われるわ、兄ちゃん。
けれど、心の中ではそれをいつも悔いていたサトミ。
今回、自らのミスが引き金になってピンチに陥って
しまった妹を、ここで助けなきゃもうどうするんだ!
ってな具合で、颯爽と・・・・・・
船から離れすぎたアキラを見捨てる決断をした
エルエルフ。
それに反抗して飛び出した・・・ハルト。
おいおい、兄ちゃん、駄目じゃんよー!
と、思ったら、ハルトとアキラ孤立。
アキラがメッセージを本船に発信。
そのメッセージを的確に読み取り、
大量の声の中から必要な声だけを聞きとる、
聖徳太子サトミ。
おお、やっと兄ちゃんが妹を助け・・・!?
でも、それだけでは足りず。
司令塔のエルエルフがまだ難色を示します。
それに説得する言葉を投げかける・・・・・・
タカヒとマリエ。おい。
そして、
強力な援護射撃を得て、最後のお願いに出るサトミ。
サトミ「頼む・・・エルエルフ。頼む・・・!」
エルエルフ「いいだろう」
やったね、兄ちゃん!
・・・と、手放しに喜べないこの気持ち。
なんっかこう、いまいち格好がつかないなあ、サトミ君。
タカヒとマリエのように対等に駆け引きしてエルエルフを
説得してやる!という態度ではなく、
最後はもう下手に出て懇願というところが何とも言えない。
でも、そこがらしいといえばらしいですけどね(笑)
まあ、とにもかくにも。
一応、妹を助けることに成功した兄ちゃん。
やったね!
でも、やっぱり兄ちゃんはうざいので、
妹は兄からの着信を拒否するよ!
やったね!
あと、元はと言えばサトミのミスが原因だよ!
やったね!
駄目押しで、最後に不時着したのは、
敵であるドルシア領だよ!
やったね!
・・・やったね。
そんな感じで。
サトミとアキラが少しだけでも過去の溝を
埋めることが出来て良かったと思いつつも、
元はと言えばサトミ君のうっかりミスなので、
彼はもっと妹にネットリテラシー?について
教えを請うべきだと思いました。