「ぎんぎつね」第一話~第四話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第一話「十五代目と銀太郎」の感想です。
女子高生の冴木まこと。
彼女は、実家である冴木神社の十五代目で、
神社の神使である銀太郎の姿を見、言葉を
聞く力をもっていた。
今日もまことは、銀太郎の力を頼り、
その言葉を聞き、占いをするのだが・・・。
原作の1、2巻・・・あたりだったかな・・・?
ちょろっとだけ読んだことがあるので、
どんな感じかな~と一話を観てたんですが・・・。
ああ。
そうだった。
まことちゃんがちょっとアレだったんだ。
思い出した、思い出した。
まことちゃん、ちょい鬼畜風味だったんだっけ。
まあ、でも、あの年頃の女の子には
こういうこともあるでしょう。
で。
一話の流れとしてはこんな感じ。
まこと、銀太郎にクラスメイトの恋占いなんつー
くだらな・・・いや、乙女にとって一大事なことを
占わせる。
報酬はミカン一個(追加あり?)。
まこと、銀太郎からのメッセージをうまく
クラスメイトに伝えきれず、事態がこじれ、
クレームが入り、銀太郎に当たる。
「大嫌い!」「どっか行って!」等暴言を吐く。
銀太郎、まことの言葉に立腹したのか
傷心したのか、家出する。
まこと、銀太郎に占いを頼みたいが、
銀太郎がいないので困る。
まこと、銀太郎を探す。
「ぎーんー、どこー!?出てきてー!」
出てけっつーたのはあんたですやん・・・。
「お父さんどうしよう。
これじゃみーちゃん(猫)を探せないよ」
あの・・・銀太郎さんの心配は・・・。
「今までいっぱい我儘言って、振り回して
困らせて・・・」
ああ、そうですね。
やっと反省・・・と思ったら、
「本当に銀を必要としてる人がいるのに、
あたし、そんなことも気付けなかった!」
これだよ!
銀太郎さん、占いの道具扱い。
不憫な。
しかし。
銀太郎さんはまことちゃんに甘いので、
占いしてあげる。
ミカン腹一杯で!
安い!安いですぞ、銀太郎さん!
そしてちょろい!
で。
最後の仲直り。
銀太郎さん、心情を吐露する。
「神主どもは皆、俺を恐れ崇め奉ってきた」
「けどよ、今、けっこう気に入ってるぜ。ふっ」
銀太郎さん、M気質なので問題なかった!
ああ、そうだった。
こういう感じだった。
一話だとまことちゃんがちょいアレなんだよね。
その後はどうだったっけ?
忘れちゃったな。
でも、原作で読んだ時よりも
イラつき加減は緩和された気がします。
声と動きがついたからかな。
まことちゃん、かわいいねえ。
そりゃ、こんなかわいい子にちょっと我儘言われたら
やらざるを得ないよね、銀太郎さん、Mとして!
と、どこか納得出来る部分があるようなないような。
いやー。
でも別にまことちゃん嫌いじゃないです。
さっきも書いたけど、
あの年頃の子ってこういうことよくありそうだし。
基本的には真っ直ぐな子だし。
それに声が可愛いしね!
まーでも、
一話を観ての一番の感想はまことじゃないんだ。
占いがどうとか、人間と神使の交流がどうとか、
そういうことはどうでもいいんだ。
銀太郎さん、かわいいいいい!!
一話の感想はこれに尽きる。
耳がへにょってなったり、
尻尾がふらんふらんしてたり、
車を避ける必要がないのに一生懸命避けるんだよ!
かわいい!
ああ、銀太郎さん、かわいい!!
そんな感じで。
とにかく銀太郎さんもふもふさせてー!!
な、一話でした。
☆第二話「譲り合うように」の感想です。
一話では、少々きついギャル風?のユミと
仲良くなったまこと。
そして、この二話では、またタイプの違う
きつさを持った優等生の船橋さんが登場します。
少し内気で偽善的ながらも、真っ直ぐなまこと。
はっきりとし過ぎる言動で他人に傷や誤解を
与えることが多いけれども、さばさばと芯は
通っているユミ。
生真面目過ぎる優等生の上から目線に
周囲を辟易させつつも、言っていることは
正しく、本当はそんな雁字搦めな自分から
自由になりたいと思っている船橋。
この三人の、それぞれに持つ長所短所が
うまく噛み合っていく様が良かったです。
あと、女社会はやっぱり怖いです。
あるよね、ああいうこと。
でも、まことも言っていたけれど、
本音だけで動くと大変なことにもなるから、
ああいうのも一種の生活の知恵なのかしら。
だからって嫌がらせとかはちょっとあれだけど。
それはともかく。
まことにまた新しい友達が出来て、
良かったねえ、良かったねえ、
というのはどうでもよく。
まこと「銀太郎。ありがと。大好き」
銀太郎「!」
「・・・ちっ。くそう。やられた」
やられたのはこっちだー!!
ああああ、銀太郎様、かわいいいいい!!
そんな感じで。
二話も銀太郎様にめろめろでした。
もう銀太郎様しか目に入らない。
☆第三話「神様のいる所」の感想です。
住処の祠と池が取り壊され、
路頭に迷った神使の亀。
それを偶然に保護したまことは、
何とか亀を心地よい場所に連れて行こうとする。
道路開発によって、住んでいた祠と池が
潰されてしまった神使の亀。
仕方なく新天地を求めて彷徨うも、
どうしようもなく途方にくれていた。
そこへ偶然通りかかったまこと。
亀を神使とは知らずに拾い上げる。
で。
なんやかんやあって。
亀の事情を知ったまことは、銀太郎や宮司の父と、
新住居とするにはどこがよいかと考え、
近くの大社に良い場所があると思いつく。
そんな流れで、人間の勝手な都合によって
その場に留められ、色々と願い事をされ、
存在を忘れられ、住処を奪われる。
そんな神使の悲哀が・・・あーどうでもいいや。
あと、ゆーっくりとマイペースにお話しする亀の可愛さや、
銀太郎より更に長生きで、すぐに眠りに入ってしまう
狛犬兄弟の可愛さが、何とも言えずに和んで・・・
それもどうでもいいや。
とにかく。
ちょっと我儘な可愛い年下の彼女に振り回される、
ツンデレデレデレな銀太郎様がかわいいいいいい!
うおおおおおお!
銀太郎様、かわいいいいいい!!
デート、すごく楽しんでるくせにめんどくさいとか、
かわいいいいいい!!
・・・そんな三話でした。
もう本格的に銀太郎様しか目に入ってこない。
どうすればいいんだ。
別にどうする必要も感じないけど。
☆第四話「悟とハル」の感想です。
知り合いの神社の子を預かることになった冴木家。
その事実を直前まで知らなかったまことは、
突然、父に「家族が増える」と告げられ驚く。
おまけに来るのは同い年の男の子。
戸惑うまことに、更にその子の抱える厄介な事情が
分かってきて、新たなトラブルが・・・。
そんな四話。
内に内に籠る傾向が強く、
とにかく他人を拒絶気味な悟と、
その悟に激しくなついているが、
他人にはうざ・・・少々厳しい神使のハルが
登場しました。
その二人のすれ違い。
ハルを元いた神社に戻すべきだと譲らない悟と、
悟にはハルが必要、ハルには悟が必要と、
絶対に戻らないと主張するハル。
二人の意地と意地がぶつかり合い、
そしてハルの家出(?)へと事態はこじれました。
ストーリーとしては、まだ前半部分といった感じなので、
今のところは特に感想はありません。
が、
ハルがちょっとうざー・・・・・・
あ、いや、少々、憎々しげでいらっしゃるかなと、
そんな風に思わんでもないですが、
悟に怒られてしゅんとしたりぷいっとしたり、
最終的には目にいっぱい涙を溜めて
家出に走る小さい後姿が、
ああ、もう、かわいいねえええええ!!
ハルちゃん、ハルちゃん、よしよししてもいい!?
かわいいねえ、かわいいねえ、君かわいいねえ(80歳)
と思いました。
銀太郎様といい、ハルといい、
可愛いお狐様が堪能出来て、毎回楽しいです。