「革命機ヴァルヴレイヴ」第十三話の感想です。
※ネタバレします。
◎「革命機ヴァルヴレイヴ」
- 革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON 1(完全生産限定版) [Blu-ray]/逢坂良太,木村良平
- ¥7,350
- Amazon.co.jp
☆第十三話「呪いの絆」の感想です。
中立地帯である月に着く直前、
ドルシアの攻撃を受けたモジュール77。
ドルシアのカイン大佐は、モジュール奥深くに侵入し、
動かないヴァヴルヴレイヴに乗り込むと、
何故か起動を成功させる。
そして・・・
という所から始まった二期。
二期、というよりは、完全に中断されていた続き、
ですね。
で。
今回の大まかな内容としては・・・
ドルシアとアルスのトップが、
「マギウス」と呼ばれる人外の集団と接触する。
そこでドルシアのトップが何かされる。マギウス化?
カイン大佐によるヴァルヴレイヴ二号機(だったっけ?)
の奪取成功。
ドルシア軍、撤退。
月に着いたモジュール77。
表面上は平穏で安定した日常を取り戻すが、
子供ばかりの国ではやはり成り立たず、
実質はアルスの掌の上で転がされていた。
モジュール77を、ジオールを、
完全な一個の国として世界に認識させるため(かな?)、
学生たちはヴァルヴレイヴを伴って地球に行く案を
実行に移す。
・・・等のことがあったと思います。
あ。
あと、ヴァルヴレイヴの動力について。
これが明らかになりました。
どうやら「ルーン」という情報を構成する素粒子?が
ヴァルヴレイヴの動力だろうということ。
で、それは人間に多く含まれるため、
ハルトが噛みつきで人間からルーンを吸収し、
ヴァルヴレイヴに送るのだろう、ということ。
この辺りが十三話の主な内容でした。
それで。
率直な印象としては。
あれ?
意外と普通だ・・・。
普通に面白い系だ・・・。
という、そういう印象がありました。
一期を振り返ると、どうしても
「この狂気、すっごいねー!うひゃひゃひゃひゃ!!」
というイメージがあったため、少々戸惑いました。
一期だと、ドルシア軍が定期的に攻撃を
仕掛けてくる戦争状態のなか、
「月に着いたら文化祭しよー!」
「さんせーい!!」
という素晴らしい狂気ノリが発揮されていました。
それが、この二期・・・というか十三話だと、
中立地帯である月に到着し、
当面の資金、襲撃の懸念は払拭された。
しかし、学生ばかりの国家が成立するわけもなく、
実際はアルスに主導権を完全に握られていた。
「国家同士は甘くない」
という、わりとリアル路線になり、
普通に理解が及ぶ話の運びになっていた・・・
ような気がします。
うーん・・・。
これは・・・・・・。
いや、いいと思いますよ。
普通に面白ければそれはそれで嬉しいです。
大歓迎です。
むしろ望むところです。
しかし、
普通じゃなく面白くても、
それはそれで大歓迎だよ!!
とも思います。
まあ、どっちに転んでも私は楽しめる!
なんてお得な作品なんだ!
ありがとう、ありがとう、ヴァルヴレイヴ!
でも、出来ればぶっ飛んでくれていいのよ!
と、思います。
うん。
そんなところです。
まだ再開されたばっかりですしね。
これからどうなるか、興味津々です。
ところで。
ハルトとエルエルフのあれなんですけど。
ハルトが噛みつきをすることでルーンを吸収し、
それがヴァルヴレイヴの動力となって全機起動する。
そういうことですよね?
ハルトがあの一瞬噛みついただけで、
五機あるヴァルヴレイヴが全て戦闘可能、
動きまくれるよ!状態になったんですよね?
凄いな、ヴァルヴレイヴ。
燃費がいいなんてもんじゃない。
でもさあ。
いくら燃費が良くてもさあ。
あの五機をこれからずっとエルエルフだけで
動かしていくって・・・。
エルエルフ君、半分こどころじゃなく、
全部持ってかれちゃうんじゃないの!?
大丈夫なの!?
どうなの?
数話あとぐらいにひょろひょろになってたら
どうしよう!?
何だか神憑きに噛みつきされて、
紙のごとくぺらぺらになるエルエルフを想像して
不安が抑え切れません。
死なないで、エルエルフー!