「ダンガンロンパ」
第一話~第三話の感想です。
第四話、第五話の感想もまとめて短く書こうかと
思ったけれど、余裕がなくて無理でした。
最近、時間と余裕がないー。
※ネタバレします。
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☆第一話「ようこそ絶望学園」の感想です。
様々な分野の「超一流」の才能の持ち主ばかりを
集めた私立希望ヶ峰学園。
その特別な生徒ばかりの学園に、
何故か平凡そのものの主人公・苗木誠が
入学を許可された。
期待と不安を胸に抱きつつ、
学園に足を踏み入れる誠。
しかし、最初に見た風景は暗黒一色だった。
はっと気が付くと、鉄板で窓の蓋われた部屋。
同じく窓の覆われた廊下。
体育館に集められた、性格も生育環境も個性も
バラバラの人間達。
目的の見えない監禁。
姿を現さない学園長。
もう。
もうこれは。
一人ずつ死んでいくか、
最後の一人まで殺し合うか、
どっちだ!?
と、非常にわくわくしていましたら、
やはりその方向の展開で、
よし!と拳を握りました。
ですが、予想とは少し違い、
「誰か一人を殺せば外に出られる」という
比較的緩いルールのようでした。
これを緩いというのはどうかと思いますが・・・。
けれど、全滅までは強制されないルールのようでした。
まー・・・でも・・・こういうのはほぼ全滅に至るのが
様式美ですからね。
きっとこれからガンガン死んでいくに違いないよ!
楽しみだなあ、うぷぷ・・・。
えー。
それはともかく。
なんだかこの作品、
前に読んだ「インシテミル」を彷彿とさせます。
外界から隔離されて一人ずつ死んで、
または殺し合いをして・・・というのは
クローズドサークルもの(と言っていいのかな?)
としてよくあると思いますが、
夜間の設定があるのがあれを思い起こさせました。
でも、小説の方は「夜間の自室外への外出禁止」で
余計に不安や恐慌が煽られていたのに対し、
これでは参加者が自ら「外出禁止にしましょう」と
言っていて、勇気があるなあと思いました。
誰かを殺害しようと目論む者にとっては
何も抑止力にならないどころか、
むしろ有利にさえなる条件。
怖くないのかな。
なにはともあれ。
これから先がとても楽しみな一話でした。
あ。
あと一つだけ。
この企画の主催者(?)であるモノクマは
「希望が絶望に変わる様が見たいんだ」と
はあはあしてましたが、
もう私は十分に絶望いたしました。
だって・・・
夢と希望のドラ・・・ドラ・・・猫型ロボットさんがあ!
何故こんな邪悪にぃぃぃ!
あああああ・・・!!
☆第二話「イキキル (非)日常編」の感想です。
「誰か一人を殺せば外に出られる」
そのルールで始まった監禁学園生活、初日。
夜、苗木誠の部屋を舞園さやかが訪問する。
「卒業」するために誰かを殺害した者は、
それを他の生徒に悟られてはならない。
殺人が起きた後は「学級裁判」を開き、
犯人を全員で推理し決定する。
それが正解ならば犯人が「おしおき」され、
不正解ならば犯人以外の全員が「おしおき」される。
「夜時間」はシャワーは使えない。
「夜」は必ず個室で就寝しなければならない。
学園長に逆らう者は即死。
等々・・・。
細かいルールや設定がちょくちょく追加されてきました。
まだまだ頭に入れるので精一杯です。
・・・いや、頭に入りきらなくて精一杯です。
とにかく。
外に出るためには誰かを殺害しなければならないが、
それを他の人間に知られてはならないというルール。
学級裁判で犯人当てがあるというルール。
それだけは頭に叩き込みました。
これだけ押さえてればなんとかな・・・るかな?
どうかな?
無理かな?
しかし。
こういうミステリーっぽいもの大好きなので
嬉しいんですが、よくよく思い出してみれば、
私、ミステリーで推理が当たったことってないや!
ははっ!
一応、少しは考えてみたりするのですが、
全く分からなくて途中から勘に頼りだすという・・・。
どうしようもないな。
そんなわけで。
これから舞園さんが殺害された事件について、
犯人が推理される学級裁判が開かれるわけですが、
もう既に勘に頼りたい気分がなきにしもあらず。
うーん・・・。
あまりにあっさり死に過ぎて何がなんだか分からないよ。
もう自殺とかでいいんじゃないかな?
大体、あのシャワールームの扉の開け方のコツ、
モノクマと苗木と舞園しか知らなかったんだし。
舞園が入った時に一緒に入った?
扉は開いていた?壊した?
・・・うーん。
ふくざつなことはかんがえられない。
だから自殺ってことでここはひとつ!
ダイイングメッセージ?無視しろ!
自殺にしよう!そうしよう!
いいよ、いいよ、もうそれでいいよー!
・・・という、どうしようもない気分でいます。
ところで一つ疑問が。
全員で犯人を推理して不正解になった場合、
犯人以外の全員がおしおきなんですよね?
そのおしおきっていうのは即死ものじゃないですよね?
そうだとしたら・・・
初回で不正解!はい、犯人以外全員死亡!
ゲーム二日で終わり!解散!
・・・・・・ないだろうな。
多分、死にはしないおしおきだろう。うん。
☆第三話「イキキル 非日常編」の感想です。
舞園さやかが殺された。
その犯人を特定するため、
初の学級裁判が開かれる。
凶器の包丁を持ち出したのは誰か。
交換されたネームプレートの謎。
残されたダイイングメッセージ。
割れた水晶玉とシャツの燃えカス。
・・・などから、全員による推理が行われ、
犯人が割り出された第一回学級裁判。
なんとなくこれからの展開について、
こういう感じで進んでいくんだろうなーという
作品の形についてのイメージは掴めました。
そのための今回の事件だったと思うので、
真相はあっさりしたものでした。
けれど。
それにしても私は推理出来なかったけどね!
ははは!
というか、もう最初から推理する気もないに近いほど
根気と努力とあと決定的に頭脳が足りないのかも・・・。
まあ、いいや。
しかし、やはりダイイングメッセージは
無視してはならなかったのですね。
あれが数字ではなくアルファベットだということは
流石に見て分かりましたが、その意味を考えることは
しませんでした(しろよ)。
が、普通に名前だったとは。
普通に名前だったとは!
直球!
でも分からなかった!ははは!
笑える!自分の馬鹿さ加減が!
それはともかく。
これで大体のイメージは掴めたので、
これからも頭を空っぽにして、
キャラの推理を楽しむ方向でいきたいと思います。
考えるだけ無駄なら余計な労力は使いたくないわ。
ところで。
初の学級裁判は犯人当てが正解し、
見事に犯人だけがおしおきされる結果となった
わけですが・・・。
どうやらキャラ達の反応をずっと見ていた様子だと、
もし不正解を出してしまっていた場合、
犯人以外の全員が死んでいたということに
なるようですね。
・・・。
外していたらどうするつもりだったのだろう。
開始二日で終了とかね。
面白いも何もあったもんじゃない。
希望も絶望もあったもんじゃない。
それでいいんですか、モノクマさん!
という、非常に突っ込みたい気分になりました。
が、まあ、いいや。
その場合はまた別の人達でも集めてくるんでしょう。
暇だなーモノクマ。
えー。
そのような感じで。
なんとなく作品の形が掴め、
楽しみ方が分かってきた・・・ような三話でした。
あ。
あと、さやかは黒いままでよかった。
推理の中でヤツの黒さが暴かれて
とても安らかで落ち着いた気持ちになったのに、
最後でフォローされてがっかりした。
あの娘は黒いままの方が魅力的だと思う。
ちょっとがっかり。