「犬とハサミは使いよう」

第一話~第二話の感想です。


これからは春アニメの感想に加えて

夏アニメの初回辺りの感想も

ゆっくり書いていきたいです。


※ネタバレします。



◎「犬とハサミは使いよう」

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☆第一話「犬も歩けば棒に当たる」の感想です。


読書馬鹿の主人公・春海和人。

彼はある日、喫茶店で強盗事件に巻き込まれ、

銃弾に倒れた。

が、奇跡的に犬として生き返り、

自分の崇拝する作家に飼われるという、

まさにワンダフルな境遇で生活し始めたのだった。




ある日、主人公が喫茶店で本を読んでいた、ら。

急に強盗事件発生!


ええ!?急展開!

ていうか、強盗さんの銃、猟銃?ショットガン?

詳しくなくて分からないけれど、とにかく大きくて長い!

そんなもの今までどこに隠し持ってたんだ!

つーか、もっと持ち運びやすいもので強盗しなよ!

なんでわざわざそんな大きなもの・・・。


それはともかく、「立て!」と威嚇してくる強盗。

しかし。

後ろの席の女性が全く聞いていない!

原稿用紙に万年筆で何やら夢中で執筆中。

随分アナログな、いや、古風な・・・

てか、強盗さんの声を聞いてあげて!


危機的状況を綺麗に無視する女性。

それに強盗が銃を向け、引き金を・・・

と思った瞬間、

主人公が割り込んで、凶弾に倒れ、死亡。


ええ!?急展開!

主人公が喫茶店で強盗の威嚇を完全無視する

女性を庇ってショットガンに撃たれて死亡した!

なんだこの状況!シュール!


だが、まだ終わらない。

死亡した主人公・・・走馬灯として過ぎるのは・・・

なんかやたらキャラ立った女の子の映像が多いな・・・

お前、その記憶、捏造じゃないか?あん?


いや、そうじゃなくて。

とにかくまだまだ読みたい本があって

「読むまでは死ねない!」と強く思う主人公。


その執着ゆえか、生き返った主人公。

犬として。


ええ!?またまた急展開!


そのうえ、崇拝する作家が現れ、

飼われることになる主人公。

しかも彼女のマンションにある大量の所蔵本を

読めることに・・・。

いいなあ。羨ましい環境だわ。

そりゃ「ワンダフル」だわ。


と思ったら、作家の彼女はドSの変態で、

ハサミを振り回すわ、

唐突にセクシー下着姿をみせびらかしてくるわ、

ハサミを振り回すわ、

ハサミを振り回すわ、

もうわけがわからないよ。




あー・・・。

こういうノリかあ・・・。

うん・・・。


嫌いじゃないよ!


というよりも、もう無理矢理ともいえる急展開&急展開で、

そういう部分は結構楽しめました。

こういう無理矢理っぽいの嫌いじゃない。

あと、ちょっと昔を感じさせるドタバタな感じ。

時々寒い・・・いや、クールな感じ。

嫌いじゃない。


でも・・・視聴継続するかどうかは分かりません。

今、ちょっと色々時間に余裕がないので。

余裕があったら観るんだけどなあ・・・。


そんな感じで。

もうちょっと様子見です。


あーしかし。

ドSでハサミを振り回したり、

「駄犬」とかいう言葉を吐いたり、

そういう部分をのぞけば、夏野霧姫さんが好みだ。

そうだ。

彼女の外見はすごく好みだ。

ビジュアルが好みだ。

顔が好みだ。

これだけでもう切るのを躊躇う。

しかし、今、余裕がない。


あー・・・どうすれば・・・。





☆第二話「犬は熱いうちに打て」の感想です。


どうでもいいけどさ。

「犬は熱いうちに打て」ってどういう状況ですかね?

ホットドッグ的な??

温めますか?

温めたうえに、更に打ちますか?

それは流石にやり過ぎですよ、夏野さん。


というか。

何度変換しても、私のパソコンは

「犬は熱いうちに撃て」

と仰る・・・。
レンジでチンのうえ、更に再び射殺せよと・・・。

鬼畜だ・・・。

誰だ、私のパソコンさんをこんな鬼畜にしたのは・・・。




えー。

それはともかく。


喫茶店で強盗に撃ち殺されたら、

犬になって好きな作家に飼われて、

あらラッキー。

更に美人でドSで変態な御主人様で、

あらラッキー・・・?


という感じの春海和人ダックスフンド。


今回は御主人様がお出かけをするというので

付いていったら、何故か商店街には

キャラの濃い人ばかり。


というのは、今回の話には全く関係なくて。


霧姫さんの目的地は、

和人が生前(?)暮らしていたアパートでした。

そのアパートの一室で、

自らの妄想・・・という推理を披露する霧姫。


あの強盗(未遂?)事件及び和人殺害事件の犯人は、

拾った和人の財布から鍵を手に入れ、

このアパートの一室に潜んでいる!


って、馬鹿な!


殺人事件の被害者のアパート、

しかも、被害者が実質大家をやっていたアパートなんて、

隅から隅まで調べつくされるでしょ。

警官がそれこそ鼠一匹も見逃さない勢いで・・・


って、いるのかよ!


逃げる犯人。

それを追いかける霧姫と和人。

と、追い詰められた犯人が何かを手に・・・

あれは・・・

秋山忍の「憤怒」!!

右手に「憤怒」!左手に「怠惰」!


しかも、体にも何冊も仕込んでいる!

おまけに、秋山忍の他の著作に出てくる架空の拳法で、

霧姫の格闘術を圧倒する犯人!

謎のステップを踏みながら、両手の本を打ち鳴らし、

霧姫を催眠にかける犯人!


あーははははははははは!!


駄目だ。

これは駄目だ。

この、おバカで滅茶苦茶でくだらない展開とノリは、

もう観なければならないような気がしてしまう!


でも、

やめて!

今期は何本も観ている時間はないの・・・


ああっ、しかしっ、


殺人犯が本読みたさに(刑務所でも読めますよという

突っ込みは入れてはいけないらしい)架空の拳法を操り、

架空の謎ステップ催眠術で、作者自身をトランスさせ、

作者を著作でぶん殴るというこのノリ!

あああ・・・観なければならないような気がしてしまう!


ああ、どうしよう。

どうしようどうしよう。




そんな感じで。

非常に視聴停止を迷ってしまう第二話でした。


あー、本当にどうしよう。


どうでもいいけど、

霧姫のデレが早いし怖いよ・・・。

あと、犬が段々可愛く見えてきた。

短いあんよがらぶりー。