「革命機ヴァルヴレイヴ」第十一話の感想を少し。
個人的に今回はあまり盛り上がらなかったので
少しだけ。
※ネタ的に楽しんでます。
※ネタバレします。
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☆第十一話「軍事法廷第54号」の感想を少し。
中立地帯である月を目指すモジュール77。
しかし、あと少しの所で大規模なドルシア軍と衝突する。
今回は特にこれといったことはなかった・・・
いや、あるよ、あるある、色々とあるけれど、
あまり「これは」と思うことがなかったので少しだけ。
一番「これは凄い」と思ったのは、
冒頭のショーコの台詞でした。
曰く
「月に行ったら戦争終わり!
私達は普通の学生に戻るの!」
ほほう・・・。
いやいや。
無理だろー。
何一つ解決してないし。
ヴァルヴレイヴを維持しながら、
家族を人質にとられながら、
各国と揉めながら、
普通の学園生活?
いやいやいや。
それ出来たら凄いと思うよ。
主に生徒達のメンタルの強さが。
でも、もし本当に月で「戦争終わり!」と出来たら、
家族が人質状態でも祖国崩壊状態でも
彼らなら普通に青春を謳歌しそうで怖い。
もうヴァルヴレイヴの強さより
生徒達のメンタルの強さが怖い。
ジオールの総理はヴァルヴレイヴ開発よりも
咲森学園の生徒達を育成したことを
恐怖され問い詰められるべき。
ていうか、ジオールがヴァルヴレイヴ持ってたのって
何かいけないの?
いや。
いいや。
なんかもうわかんないや。
それよりも、今回は一つ気付いたことがありました。
生徒達は「月に行ったら以前の生活に戻れる」と
思っているんですね。
そうか。
彼らはゆくゆくは普通の学生に戻る気でいるのか。
だからあんなにも狂気・・・楽観的なのかなあ。
・・・とか思ってたら、
一方ではショーコを総理大臣とした内閣も組閣され、
独立国家としてやっていく気も満々のようで。
どっちだよ!
一体、彼らがどんな将来設計をしているのか。
もう全く見えません。
もう・・・ていうか、最初から見えないですけど。
うん。見えない。
もう現在起こってることもよく見えてない。
分からない。
そこが楽しい。
ような気がする。
多分。
えーと・・・。
今回はそれくらいで、特に他には・・・。
サキとハルトのあの事件が
わりとかるーく流れに任されて終わりそうなのは
若干引くけど、まあいいし、ショーコと父親のことも
戦争中だから殺し殺されだしねえ・・・としか思えないし、
つか、ショーコは気の毒だと思うけれど、
それを言うなら、あの同じハラキリビームで
何人のドルシア人と家族が同じ目に陥ったか
っていうね・・・。
そもそも咲森学園って今までにどれだけの人を
あの世に送ったのかな・・・はは・・・。
そんな感じで。
特に他にはなかったです。
ああ、そうだ。
ハルトがさ。
作品の顔である主人公のハルト君が、
一体どこまで好感度を下げれば気が済むのか、
最近ちょっと興味が出てきました。
最初、全く共感出来なくて、
途中ちょっとだけ「あ、少し良い奴になりそう?」と思ったら、
そこからの怒涛の下げ。
ヒロインの一人を無理矢理アレして、
ヒロインの一人の父親を無自覚にアレして、
それでとりあえずプロポーズ。
うーん・・・下衆い。
ハルトには気の毒だが、下衆い。
最早ワクワクが止められないほど下衆い。
一体、主人公という立場の彼が、
どこまで視聴者の共感を徹底的に拒む気なのか。
むしろ嫌悪感を掻き立てる気なのか。
ちょっと興味が出てきました。
逆に凄いと思います、彼は。
扱いは本当に気の毒だけどね・・・。