「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%」

第一話~第三話の感想です。


忙しいのも一旦落ち着いたし、

知らないうちにどんどん溜まっていってしまうし、

冬アニメの感想がまだ終わっていませんが、

これからは春アニメの感想も少しずつ書いていきたいです。


・・・出来る範囲で。




※ネタバレします。



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☆第一話「ポワゾンKISS」の感想です。


早乙女学園を卒業し、プロとしての道を歩き始めた

春歌とST☆RISH。

まずはシャイニング事務所のマスターコースに所属し、

先輩から指導を受けることになるが・・・



という二期の始まりでした。


寮の引っ越し。

挨拶。

恩師たちの激励。

先輩との顔合わせ。


という、まあ大体これぐらいしかやってないんですが、

何故かそれだけで大爆笑。


何でだ。

何でやってることは地味なのにこんなにおかしいんだ。

すごく不思議です。

でも、笑いが止まりませんでした。


そして、懐かしく嬉しい気分になりました。

あーまた楽しめる!


二期の第一話もいつも通りにかっ飛ばしてましたね!


「妖精さ~ん!」と相変わらず春歌に幻覚を見る那月!

まーたぶつかるのか!

もうタイミング図ってやってるでしょ!のトキヤ!

女子寮の個人部屋を何故か掃除しているダム様!

そして心のダムが溢れそうなダム様!

どうやってか大量のバラを運び込んで

「今日は君と俺との新しい生活が始める記念日だからね」

とかなんとか完全に妄想の世界に生きてるレン様!

病院収容も近そうな人間が多いなか、

正常で健全で人間らしい普通の恋心を見せつつも、

実は一番クビに近い危機的位置にいる音也!

翔ちゃんは・・・えーと・・・えーと・・・
さり気なく身長を誤魔化すな!


・・・みたいな感じで。

突っ込みだしたらキリがなく、笑いが止まりませんでした。


あーおかしい。

何故か全てがおかしい。

何でだろう。


新しく登場した先輩方もそれぞれに癖がありそうで、

ST☆RISHとの衝突や和解が楽しそうです。

それからセシルの登場も。


あーおかしい。

何故か思い出すだけでおかしい。

何でだろう。


とにかく。

今期も楽しめそうで何よりです。





畳が!捨てられた!(笑)

お腹が痛い(笑)





☆第二話「愛のREINCARNATION」の感想です。

プロとしての第一歩を踏み出したST☆RISH。

そこに、また新たな王子が・・・



な、第二話。


今までも一癖も二癖もあるプリンス達ばかりでしたが、

今回、新たに登場したプリンスは、

更に輪をかけて癖のある、酷いプリンスでした。


砂漠にあるアグナパレス国の王子・セシル。

音楽の神ミューズに守られた国の王子セシル。

歌うことは呼吸をするようなものだと言い、

温かく伸びやかな歌声を響かせ、

春歌の作った曲を歌いたいと柔らかく笑う

爽やかなイケメン王子。


彼は・・・

彼は・・・・・・


猿のように木を伝って春歌に接近し、

隙あらばキスしようと狙い、

公開告白のうえ、

アイドル事務所に入ったのに

「アイドルに興味ないです」

と言い放ち、

先輩の

「ここでは先輩後輩の関係は絶対だ。

俺を敬い、芸能界のことを学べ」

という尊大だけれど温かい指導に、

「いやです」

と即答し、

カルタ取りで「完璧」を自称するひらがなを間違え、

膝下の水溜まりで本気で溺れ、

魚が原因の謎の大逃亡の末、

寝ながら先輩を馬鹿にしまくるという


最凶のプリンス様でした!


・・・こ、こんな人だったのか、セシルさん。

一期でちらっと出てきた時には、

ミステリアスで妖精のような王子様に見えたのに・・・。
本性はこんなだったか・・・。


いや、でもいい。


いい・・・と思う。


否、むしろこれでいい!!


だって、うたプリだもの!!!


という、何か清々しい悟りのような気持ちを味わいました。

あーぶっ飛ばしたプリンスしかいないよー。

皆イケメンで歌が素敵で、頭が危篤だよー。

常識と正気が今にも彼岸に旅立ちそうだー。

それが清々しいよー!!

ああ、高原の空気を吸い込んで、

吸い込み過ぎて息が詰まって、

倒れてお花畑が見えたような、

そんな清々しい気分だー!

あーこころがすがすがしいー!!



そんな感じで。

二話も大変に楽しませていただきました。


新たに登場した先輩の伯爵カミュも最高でした。

アイドルとして成功していくはずなのに、

何故か歌からカルタ取りに発展して

最早何がしたいのか分からない物語も最高でした。


あー二話も面白かった。

そして私の推しメン那月さんは今回も天使だった。

頭の中までな!





☆第三話「TRUE WING」の感想です。


ついに憧れの日向先生と

「ケンカの王子さま」で共演出来ることになった翔。

だが、撮影当日、挨拶した日向先生に

「お前はもう学生じゃない。

プロとしては敵同士だ」

と諭されてしまう。

その言葉にショックを受けた翔。

同じプロとして頑張ろうと気合いを入れるが、

逆に力み過ぎてNGばかり出す結果に。

そして・・・。



そんな三話。


翔ちゃんの試練の物語でした。

翔ちゃんの受難。

翔ちゃんの不幸。


ああ、可哀想な翔ちゃん。

彼には絶望的に足りない物があった。

プロとしての自覚?

飛びきる脚力?

平常心?


ううん、違うの。


身長よ!!


・・・と。

誰もがそう思ったと思います。


ああ、もう少し、

あと手のひら分だけでも身長があれば!!


そうすればこんなに苦労することもなかったのに・・・。

ああ、哀れ、翔ちゃん・・・。


しかし。

その「もう少し」を埋めてくれたのは

やはりみんなの女神・春歌でした。


図ったように現場に来て。

図ったように何故か高所に上り。

図ったように手を滑らせて宙吊りになる。


流石は女神!

翔ちゃんに火をつける術を心得てる!

なんであんな高所に登って行ったんだ!

下で呼べばいいじゃん!

とかいう疑問を一切寄せ付けない!(笑)


まーでも、

結果的に春歌の助言?のためもあって

翔ちゃんの撮影は無事に済み、

日向先生にも認められることになって

良かったと思います。


ただ・・・

ただね・・・

私の天使、那月さんのエキストラ参加してまでの

翔ちゃんへの思いやりに何の意味もなかった!

怒鳴られてただけだった!

それだけが悔やまれました。


けど、まあ、いいか。

何だかしらないけどセシルと仲良くなってたし。

セシルねえ・・・顔だけなら一番好みなんだけどなあ。

いや、嫌いじゃないよ。

むしろ好きだよ。

けどね、なんか、そのね。

顔だけなら好みなんだけどねえ。

顔だけなら。うん。




そんな感じで。

翔ちゃんの男気が爆発して白目になって

「春歌、恐ろしい子・・・!」な三話でした。