「PSYCHO-PASS」第十五話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第十五話「硫黄降る街」の感想です。
えー。
前回、槙島さんについていく♡と言った私ですが・・・
ごめんなさい!無理です!!
やはり並大抵の精神では無理ですね・・・。
まさかこんなことになるとは・・・。
しかし、槙島さんと狡噛さんの、
必ずくるであろう肉弾戦には期待してますよ!!
槙島さん、頑張って!
えー。
それはともかく。
どうやらシビュラシステムに支配される世界の異常性を
人々に周知させたい、この世界を変革したい、という
思いでもって動いているらしい槙島さん。
その彼がまずやったのは、
犯罪係数の高い人間たちに、シビュラの判定を
擦り抜けることの出来る特殊なヘルメットを与え、
堂々と犯罪を犯させることでした。
最初は数件。
それだけでも街には波紋が広がりました。
そして、次は大量のヘルメットをばら撒いて・・・。
街は犯罪者天国に。
シビュラシステムが機能しないという、
今まで想像したこともない危機に直面した人々。
疑念と不安と恐怖が人々を動かし、
ネットではデマや真実や様々な情報が飛び交い、
犯罪者達に対抗しようとする人々は自らも武器を持ち、
ヘルメットの人間に我先に襲い掛かり・・・
街は暴動状態に。
あああ・・・。
酷い状態だ。
ていうか。
何で今まで大人しく統治されてたんだろう、この人たち。
別にヘルメットがなくても、シビュラに「不良」の烙印を
押された人たちは、常に不満を持っていて、
いつでも革命に走る気持ちはあっただろうし、
(今やってるのは革命じゃなくてただの犯罪だけども)
「普通」の人でも思う所がないはずはなかったでしょうに。
何故今まで一切、反抗の動きがなかったんだろう。
あ。
いや、不満があるとすぐにシステムに引っ掛かって、
団体を作らせてくれないのか。
思う所があっても・・・引っ掛かるのか。
個人個人で孤立させられたら・・・反対運動も出来ないか。
そういうとこだけ優秀なのかな、シビュラポンコツ様は。
で、今回、槙島さんがその監視の網をすり抜ける方法を
ばら撒いて火をつけたので、今までの抑圧されたものが
一気に解放された、と。
「善良」な人々の奥底の恐怖や攻撃性も全部、
解放された、と。
やったー!
解放だー!
自由だー!
解放され過ぎ!(笑)
短時間で街が崩壊しちゃってびっくりしましたよ(笑)
何なんですか、あの街は。
そしてまた、
公安の人間の数の少なさにもびっくりしました。
今までは個人の犯罪しか予想していなかったから
あれで十分だったのかもしれませんが、
もし何かあったらどうするつもりだったんですか。
シビュラに不具合が起きて止まっちゃうとか。
大規模停電・・・では流石にびくともしないかな。
停電が起きる度に「暴動だー!」とかなってたら
困るもんね、流石に。
そうじゃなくて・・・えーと・・・何か起こるとか。
何かあったらどうするつもりだったんですか。
どうするつもりもこうするつもりも考えてなかったから、
今、こうなってるんですね。
何て危うい世界だ(笑)
あの世界の感覚が分かりません(笑)
皆、どうなってんの。
まあ、
それもこれも皆がシビュラを盲信していたから
起こったことなんでしょうが。
でも、これからは槙島さんによって、
シビュラのポンコツ具合が人々に嫌というほど
知らしめられるでしょうし、そうなった時、
この暴動が更にどうなるのか興味があります。
でも、その前に。
着々と第一話の冒頭シーンに近づいてる気がするので、
狡噛さんと槙島さんの対面シーンがとても楽しみです。
肉弾戦!
肉弾戦!!