「まおゆう 魔王勇者」第一話~第四話の感想です。
あ、第五話も一応観たので、少しだけ。
※ネタバレします。
◎「まおゆう 魔王勇者」
- まおゆう魔王勇者 (1) (初回生産限定特典:朗読劇「昼の部」優先購入応募券/橙乃ままれ先生書.../小清水亜美,福山潤,斎藤千和
- ¥7,140
- Amazon.co.jp
☆第一話
「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
の感想です。
人間と魔族との戦争。
15年の歳月を経ても終わらない戦争に、
勇者はたった一人、魔王の城を目指した。
一人で。
矢のように。
魔王の首をとりに。
行って。
おっぱいに負けた。
そんな一話だったと思います。
おお、勇者よ、情けない。
おっぱいに負けるとは。
しかしそれが殿方の性なのだろうか。
おっぱいは剣より強し。
それはともかく。
勇者は魔王の、豊満な胸と、淫靡な上目使いと、
可憐な顔に騙されただけではなくて・・・・・・
あ、いや、どうだろ・・・いや、多分、違う、と、思う、
多分それだけではなくて、魔王の冷静な世界分析、
それからくる魔王の持論に賛同して戦いを止めました。
例えここで魔王の首をとったとしても、
例え魔王が素直に投降したとしても、
既に戦争は人々の生活深くまで食い込んでしまっている。
それだけではもうこの戦いは止めようがない。
そう魔王に諭されて気付いた勇者は、
魔王と手を携えて「戦争の向こうにある世界」を
模索していこうとする。
そんな一話でした。
うーん・・・。
難しそうな話ですね。
壮大で、複雑で、解決方法が見えない。
でも、そういう話はとても好きなので、
これから先の展開には興味があります。
あります・・・けど・・・
ただ、戦争をあまりにも「必要悪」として普通に語る様には、
ちょっといやーな感じを覚えました。
いや、そうかもしれないけどさー。
でもさー。
利益を生んでいる裏では、
それだけ人が死んでいるわけで。
死んで、悲しんで、恨んで、復讐して、
それをずっとずっと続けていかなければならない
状態になってるわけで。
そういうのを単純に「必要悪」としてあっけらかんと
認めるのは・・・どうしても・・・それが事実だとしても・・・
私は嫌だなー。
理想論の感情論のお花畑だとしてもさ。
なんか・・・やなの。
いや、別に魔王様が「戦争は必要悪だから続けよう!」
と言っているわけではないし、むしろ事実を事実として
冷静に受け入れたうえで終わらせようとしているのだから、
この作品の流れとはズレた意見でしょう。
うん。
これから魔王と勇者が探しに行く「戦争の向こう側」。
どんな世界が見えるのか、私も興味があります。
☆第二話
「わたしたちをニンゲンにしてください」
の感想です。
戦争を必要とする世界を変えるための第一歩。
戦争で利益を得なくとも飢餓のない世界を創るため、
魔王は小さな村で実験を始める。
戦争によって生み出される利益。
これが骨の髄まで沁みついている世界を変えるために、
まずは農業改革の実験を開始した魔王。
痩せた土地の小さな村で、
農地のローテーション方法を変え、
食糧の増産と安定供給を図る。
なるほど~。
何か言ってることが難しくてよく分かりませんでしたが、
とにかく平和な世界への第一歩は食糧の確保から
なんですね。
それぞれの人にそれぞれの食べ物があれば、
争いの種が一つ消える。
そういうことなんでしょうか。
難しくてよく分からないけれど。
しかし、実験開始の前に思わぬ障害が現れました。
ザ・村長。
頭の固い村長が変革を認めなかったのです。
で。
農地改革の前にまずは教育が必要。
そう悟った魔王は貴族の子弟を集め、
一から教育を行うのだが・・・。
・・・という流れだったんですかね。
なんだかむずかしくてよくわかりませんね。
あたまがこんらんしてきますね。
わたしあたまくるくるしますね。
まおうさま、あたまいいですね。
わたしにもえろかわいくこうぎしてくださいよ、げへへ。
そんな感じで。
ちょっと脳みそが足りないんでよく分からなかったんですが、
とにかく食糧確保、そして教育、と少しずつ具体的に
世界を変える手段が見えてくるのは面白かったです。
しかし、それにしても世界を変えるにはどれくらいの
時間がかかるんでしょうね。
この分だと相当かかりますよね。
何だか気が遠くなりそうです。
魔王様、頑張って。
あと・・・勇者は・・・魔王様のヒモペット?がんばって!
あー。
それにしても。
関係ないけど。
正直に言うと、
私はメイド長が嫌いです。大嫌いです。
なんかああいうキャラは好きません。
人にはそれぞれの事情と環境と性格と、
あと、自分ではどうにもならないことがあると思うので。
それぞれの環境で培われてしまったどうにもならないこと。
それを上から目線で一方的に非難して、
自分にとっての正解を出したから助けてやる、
みたいな態度が・・・。
気に入らない。
気に入らないわ。
正論でも気に入らない。
ていうか、正論なんてこの世にあるのかしら。
・・・。
なんか、どんだけ嫌いなんだっていう感じですが。
自分が甘ちゃんなんで、ああいう強く厳しい人には
つい苛々してしまうんですよね。
まあ、メイド長から見れば私なんて
もっと苛々する存在でしょうけど。
そして、
互いに苛々し、ムカムカし、諍いへ、戦争へ・・・。
ああ、駄目だわ、人間って(メイド長さんは魔族?)。
すぐに戦争に発展してしまう。
魔王様ー、そのエロ可愛さで助けて下さい!
☆第三話
「いままでどこほっつき歩いていたのよ!」
の感想です。
村での実験は成果を出しつつある。
そこで、魔王は更に次の一歩を踏み出した。
北にある痩せた土地での農業改革。
これはうまくいっているようです。
そこで魔王は、次に違う土地の大きな修道院へ
訪問をすることにしました。
目的は、教育、研究等を熱心に行い、
人々への知的方面での影響力が強い修道会に、
ある作物を広めてもらう協力を取りつけるためです。
それはジャガイモ。
味がよく、栄養価も高く、生産性も小麦より上、
そして保存もきく、というこの素晴らしい作物を
もっと広く世間一般に浸透させる。
そうすれば食糧事情が大幅に改善され、
また戦争から遠ざかることが出来る。
ということらしいです。
なるほど。
なるほど~。
前回の最後に魔王が持っていたのは
ジャガイモだったんですね。
美味しいもんね~ジャガイモ。
ていうか、この世界は今までジャガイモの存在を
知らずにいたのか・・・!
なんという不幸・・・!
ジャガイモがなければカレーに何を入れるというの・・・!?
しかし。それはともかく。
修道会がジャガイモを世間に広く知らしめるために、
あちこちの土地に修道院を立てて教育を、
と魔王はお願いしていましたが・・・。
大丈夫なんでしょうかね。
宗教戦争とかは・・・。
ジャガイモや人々の一般教育だけならいざしらず、
相手は修道会ですからね。
当然、自分達の宗教も自然に教育する方向にいくと
思うのですよ。
それって・・・やっぱりあちこちで火種を産みますよね?
うーん・・・。
あの世界は全体で一つの宗教を信じてるのかしら・・?
また。
修道会との交渉とは別に、
魔王は商人と交渉しようと考えているようですが・・・。
商人どうたら同盟?経済なんたら同盟?とかいう
大きくて力のある商人達の同盟と
何がしかの交渉をするつもりの魔王。
えーと・・・何を?
よく分からないけど。
とにかく商人達と渡り合わなければならないらしいです。
が、相手は天文学的な資産を持ち、
王の首すら自由に出来るという化け物集団。
保身と利益に従順だから利用しがいがある?とか
魔王は言ってましたが・・・それだけ自分達中心の
怖い存在だと思うので、魔王がどう交渉するのか
興味深いです。
三話の感想はこんなところ・・・かな。
あ。
そうだ。
相変わらず魔王様によしよしされてるだけの勇者様
ですが・・・。
今度は昔の女その1が近所に引っ越すことになり、
更に昔の女その2を助けに行くことになったようです。
・・・。
・・・・・・。
この話における勇者様の存在意義が、
私には三話にまできてもさっぱり分かりません。
見えません。
☆第四話
「そんなことになったら勇者に噛みついてやる!」
の感想です。
改良された、誰もみたことのない、新しい羅針盤。
それを商人達の同盟に送り付け、
興味を持たせて、交渉に漕ぎ着けた魔王。
しかし、相手は海千山千の商人達。
魔王はどう交渉するのか。
新しい羅針盤を商人達にぽんと送り付けた魔王。
商人達に興味と警戒を抱かせたその行為の目的は、
彼らとのある交渉にありました。
それは、
トウモロコシという新しい植物。
水の少ない土地でも育つその植物を、
これまでは農地とみなされなかった広大な荒地に植え、
大規模農業を開始してほしいというもの。
商人達の力で、荒地をトウモロコシの大農場に変え、
そこに多数の農民を送りこみ、経営する。
すると、農場の利益だけでなく、そこに働く人々により
また様々な沢山の需要が生まれ、商人達は潤う。
その方法、知識、新しい「概念」を
魔王は商人達に渡す。
見返りは、「戦争の早期終結」。
ほう・・・。
なるほど・・・。
そうかそうか・・・。
わかった・・・ような、わからないような。
いや、よくわからん。
にゅあんすはなんとなくわかる。
いや、でもわからん。
そんな感じで。
段々と解説が欲しくなってまいりました。
とにかく、今回は魔王がトウモロコシという新しい植物で、
戦争に頼らずに大量に食糧と利益が出る方法を
商人達に教えた。
もう一歩、戦争終結に近づいた。
・・・ということで・・・いいんですかね??
ふーむ・・・。
しかし、一つ分からないのが、あの商人のツボ。
何がそんなにツボで交渉OKしたのか。
何がそんなにツボでプロポーズしだしたのか。
何がそんなにおかしいのか。
まっっっったく分かりません!
何なのあの人。
魔王「損得勘定が大事よね」
商人「大爆笑」
魔王「愛情が大事よね」
商人「求婚」
意味、わかりません。
彼の頭はどうなってるんでしょうか。
丘の向こうの前に、彼の頭を開いて見てみたい・・・。
しかし、ともかくも大きな力を持つ「同盟」との
協力関係も築けた魔王。
勇者とは・・・色々あるようですが、
戦争終結には順調に進んでいるようです。
っていうか。
勇者は一体、何をしてるの・・・?
他の女に迫られて、
こそこそ家に帰ってきて、
黙って手紙書いて去るだけ・・・??
・・・えっと・・・駄目男・・・??
☆第五話の感想を少しだけ。
えーと。
えーと・・・。
よく分からなくなってきましたよ。
地図と人物表と今現在の状況と、
あと色々まとめて欲しい・・・。
頭が悪くて分からないのですよ・・・。
とにかく。
魔王と離れて昔の女その2を探しに行っている
はずの勇者は、なんとか都市で人間によって
魔族が虐げられている様を何とかしようと思い、
一方の魔王は、人間が魔族に奪われた極光島を
奪い返すための戦争を開始したので、
それに何とかくいこもうと考えている・・・?のか・・・??
というところでいいんでしょうか。
分からない。
何だか分かりませんが、
色々と世界は動いているんだなあと思いました。
まる。
えーと。
あと。
クラーケンの場面は、
大量のイカ刺しが取れるだろうなあと思いました。
まる。
えーと、えーと、それから。
勇者と魔王のイチャイチャは、
正直どうでもいいなあと思いました。
ていうか、
魔王と女騎士の方が似合っていると思いました。
まる。
・・・そんな感じで。
疲れているからなのか、
頭が単純に足りないからなのか、
次第によく分からなくなってきました。
でも、なんとか観てはいきたいと思います。
多分。
それはともかく。
ふと気づいたんですが。
魔王が今いるのは人間界なんですよね?
人間界の改革をして世界を変えようとしてるんですよね?
・・・まず魔界で改革すればいいのに。
魔王なんだし・・・。