「神様はじめました」全十三話視聴後の感想です。
※ネタバレします。
◎「神様はじめました」
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☆全話視聴後感想
駄目父のせいで借金取りに追われ、
突然家なしになってしまった女子高生・桃園奈々生。
行くところもなく途方にくれていると、
そこへ「家をくれる」という謎の男性ミカゲが現れる。
怪しみながらもミカゲに教えられた「家」へ向かうと、
そこは放置され荒れきった廃神社。
中には狐の妖怪・巴衛がいて、
新しい主(神)となった奈々生にあからさまな嫌悪をしめす。
で。
色々あって。
奈々生は巴衛と奴隷・・・神使の契約を結んだり、
妖怪に狙われたり、
神としての仕事を頑張ったり、
巴衛に恋心を抱いたり、
告白したり、
即効振られたり、
ビルから落ちたり、
海でカメに乗ったり、
合コンしたり、
色々色々ありました。
主に奈々生が巴衛に抱く恋心の行方と、
奈々生のがむしゃら神様道が主軸でした。
その中でも特に、
巴衛へのラブとかラブとかラブとかで
奈々生ちゃんが振り回され振り回す様が
かなりの割合を占めていたと思います。
感情の上下の激しい思春期の、
恋心という更に微妙な感情。
心のまま振り回し振り回され突っ走る奈々生ちゃんは、
共感もでき、少しイラつきもし、時に微笑ましくもあり、
普通の少女として可愛らしかったです。
そんな奈々生ちゃんも
最後は神として立派に仕事をこなしましたし、
巴衛との仲も少しは進展したようですし、
人間、妖怪、神とも縁ができ、
すっきりとハッピーな最終回でした。
観終わった後に、
「ああ、良かった」とさっぱり出来る物語でした。
が。
そんなことはどうでもいい!
私にとっては、
このアニメは、
KURAMA様を崇めるためのものだったんだよ!!
きゃー!KURAMA様ー!
超人気ビジュアル系アイドルナルシストKURAMA様ー!
天狗でカラスなのにダチョウなKURAMA様ー!
いつも素敵なBGM(マイソング)つきのKURAMA様ー!
それまでの空気なんてぶち壊すぜなKURAMA様ー!
10話のエンディング素敵でしたKURAMA様ー!
合唱曲の粘つくような歌い方最高ですKURAMA様ー!
男のハートも掴むなんて流石ですKURAMA様ー!
でもメインキャラからは大体財布扱いでしたね、
最終回も完全に脇役でしたね、
いつもいつもどう考えても色物キャラでしたね、
けど、
そんなところが大好きです!!
そんな感じで。
とにかく毎回毎回鞍馬のために一生懸命観てました。
アニメになって何が一番良かったかって、
やはり鞍馬が動いて喋って歌ったことだと思います。
とてもとても楽しかったです。
鞍馬が。