「新世界より」第十三話の感想です。



※ネタバレします。



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☆第十三話「再会」の感想です。


「捜さないでください」と置手紙を残して失踪した守。

その守を探して、早季達は雪の上の痕跡を辿る。

「守を見つけ出して連れ戻せばいい」

そう考えて守を探し出した早季達だが、

しかし、守の話はそんな簡単なものではなかった。




消された記憶。

子供時代の、禁忌を犯した経験。

そして、更に危険に踏み込もうとする友人達。


守は、そんな早季達に不安を感じていました。

知ってはならないことを知ろうとする早季達。

それに付き合って知ってしまう自分。

不安は恐怖に変わり、

元々が臆病な守は耐えきれずに逃げ出した・・・。


こういう子っているのよね~。

不安で怖いのは分かるけれど、

急に大胆な行動を取って、皆を巻き込んだりね~。

更に大変な事態を引き起こしたりね~。

もっと冷静に考えてから行動してほしいわよ。

見ててちょっとイラっとするわ~。

ま、

私は守より酷いレベルでこういう行動するけどね!


などと、自分のことを棚に上げて

守にちょっと苛々していたら、

守の口から衝撃的な話が飛び出しました。


「ネコダマシに二回狙われた」


何・・・ですって・・・!?


どうやら守は、単に早季達の話に不安になったから

逃げたのではなく、もっと具体的に生命の危機を

感じたから逃げ出したようです。

以前から薄々、排除リストに載っているような気が

していたところに、二度のネコダマシの襲来。


・・・それは逃げるね。

全力で逃げるね。

臆病云々じゃなくても逃げるね。


ごめんね、守。

どう考えても私の方が臆病で不安で困ったちゃんです。

苛々してすいませんでした。


などと、画面に向かって真剣に頭を下げたのは

どうでもいいんですが、

ところで、何で守が排除されなければならないんでしょう?


ネコダマシ・・・不浄猫を見た、というのなら

真理亜も同じですし、早季なんか戦ってますし、

大体、禁忌に踏み込むことに熱心なのは

早季達の方でしょう。

守自身は何も知らずに平穏に暮らすのを望んでいますし、

特に問題行動もない・・・。
呪力が人並み以下というのが理由なら、

もっと早い段階で何とかされていると思いますし・・・。
臆病なのは昔からだし・・・。

うーん・・・??


何か見てはならないものを

消された記憶の中に持っている・・・とか?

何か不穏な気配を学生生活の中で察知された・・・とか?


何でしょう。

すごく気になります。

どちらかというと早季や覚の方が問題行動をとっている

気がしているのに、守だけ。

四人の中で守だけ。

・・・うーん。気になる。




とりあえず今は考えても分からないので、

楽しみに次回を待ちます。



ところで。

今回、真理亜がかなり守に関して取り乱していて、

少し驚きました。

気に入ってはいるけれど、

可愛い弟分として見ているのかなと思っていたので。

彼女は本当に守を大切に思っているんですね。

ちょっとびっくりしました。