「PYSCHO-PASS」第十話の感想です。
余裕がないので適当に。
※ネタバレします。
◎「PSYCHO-PASS」
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☆第十話「メトセラの遊戯」の感想です。
今回は、
朱の元に友達から不審なメールが届く。
冗談にしては悪質なため、
指定された場所に狡噛を伴って向う朱。
明らかに罠と分かる待ち合わせ場所。
危険と判断した狡噛は、朱を残して一人踏み込む。
しかし、敵の本当の目的は狡噛自身だった。
というような始まりの話でした。
最近、狡噛に目をつけ始めた槙島さん。
と、ついでに
「狩り大好き!人間を狩ると生き生きして若返る!!」
の泉宮寺さん。
じゃ、興味があるからやってみよー!
とばかりに、即、狡噛狩りを開始したというのが
今回の事件のようです。
あー。
なんかこう、
もっと狡噛さんの情報を仕入れて、
それで周りからじわーっと探りを入れていって、
そのうえで本人にがっと接触、
という段階を踏んだ感じになるのかなと思っていたので、
今回、あまりに思い切りよく接触していてびっくりしました。
公安の人間を堂々と大胆な手口で狩っちゃって、
その後大丈夫なんですかね、あの二人。
勢いと衝動で動いちゃってませんかね。
大丈夫ですかね、本当に。
若返る前に死にますよ、まじで。
怖いよ、エリミネーター。
とか思ったけれど、
そんなことは手を打ってあるのか、
欲望の前には些末なことなのか、
生き生きと狩りと傍観をしだす泉宮寺さんと槙島さん。
小細工も色々と施して、とても楽しそうです。
あー、まあ、楽しいんならいいけどさ。
愉悦ってやつでしょ?
知ってる、知ってる。
それはともかく。
大変なのは獲物にされた狡噛さんと朱の友人ゆきさんです。
何だか分からないうちに猟犬ドローンに追いかけられたり、
猟銃で撃たれたり。
でも、そこは優秀な(多分)狡噛さん。
ドローンを何とか一匹片付け、
外へと連絡をつけるためのアイテムも次第に揃え、
あとは・・・
おい、お前、服を脱げ!
下着の上下が揃ってないぞ!
下着も脱げ!!
・・・変態じゃないですか!!
アンテナを探すためとはいえ、
あの場で冷静に脱げ脱げと繰り返すさまは、
完全に変態にしか見えませんでした。
ああいう時の色相ってどうなってるんですかね?
まーでも、
やっぱり狡噛さんは凄いよね。
そして、やっぱり他の監視官と執行官は無能だよね!
狡噛さんが脱走目的だとかそうじゃないとか
そんなこと議論してる場合じゃない。
つーか、脱走するならもっと前にしてると思う・・・。
昔の事件の捜査に執念を燃やしている狡噛さんが
脱走する意味もメリットもないし・・・。
何で唐突に脱走になるの・・・。
ていうか、そもそも朱ちゃんが・・・。
そう、朱ちゃんが・・・。
朱ちゃんが・・・。
怖いよ、朱ちゃん!!
自分に不審なメールが来たからって、
宜野座さんじゃなくて狡噛さん(非番)に連絡して、
こっそり狡噛さんと公私混同デート!
ああ、やり手。
しかもそのことに
「公私混同ですか?これって」
と、ちょっと疑問形で問いかけるー!
あー、やり手!
怖い、怖いよ、朱ちゃん!
恋愛じゃないとか言いながら、
無意識なのか意識的なのか
狡噛さんと仕事と称してデートを繰り返す!
そして、色相はいつも超クリーン!
凄惨な場面を見せられても、
辛い事件に直面しても、
友達が誘拐されても、
きっといつも超クリーン!!
あああ、怖いよ、朱ちゃん。
嫌いじゃなくて怖いのよ。
なんかこう・・・怖いのよ。
だから、
「世の中に必要なのは朱のような人間だと思う」
と狡噛さんとゆきちゃんが話している場面で、
私は絶対にごめんだ!!
と、恐怖の震えました。
今回はそこが一番の恐怖ポイントでした。
なんかね。
なんか怖いの。
綺麗なものって恐ろしい。