「トータル・イクリプス」全二十四話視聴後の感想です。


最近、アニメがなかなか観られなくて、

いつにもまして感想が遅れ気味・・・。

まあ、いいか。

いい・・・か・・・。



※ネタバレします。



◎「トータル・イクリプス」

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☆全話視聴後感想


2001年。

地球は、謎の地球外生命体BETAに侵略されていた。

知能は高くないが、圧倒的な物量で押してくるBETA。

それに人類は、ただ少しの抵抗をするのみで、

広大な土地を明け渡す戦闘を続けていた。


うんうん。

そうか。

BETAってのは怖い存在だね。

交流出来ずにひたすら攻めてきて、

しかも人間をバリバリとって食うってのは嫌だなあ。


BETAに対し人類が開発したのが「戦術機」。

人類は、国を挙げてこの戦術機を改修し、

新型開発を続けることで、BETAに対抗しようとしていた。


ふむふむ。


そんななか、日米が共同で戦術機開発をする

「プロミネンス計画」が始動する。

日本の帝国軍に所属する篁唯衣と、

米軍に所属するユウヤ・ブリッジズは、

それぞれこの計画のためにアラスカに召集され、

初対面をはたした。


ほうほう。


しかし。

BETAに対し苦い思い出を持ち、

必要以上に他人に厳しく当たる篁唯衣。

一方、日本人の父親とアメリカ人の母親を持ち、

人種差別のなかで鬱屈した思いを抱えて育った

ユウヤ・ブリッジス。

この二人は初対面から衝突を繰り返し、

計画遂行にも支障が出かねない。


ふんふん。

そうなの。

で?


と・こ・ろ・が。

次第に二人は互いを気にするようになった。

嵐の無人島でユウヤに対する思いに戸惑う唯衣。

一緒にいたソビエト陸軍所属のクリスカも

何かユウヤに興味が芽生えた様子。


うん。

うん・・・。


初期はあんなにツンツンした唯衣ちゃんだったが、

回を追うごとにユウヤにデレデレに!

頬とか染めちゃって!

きゃ、かわいい♡

またクリスカもユウヤが気になって気になって

ならない様子。

ユウヤってば、罪な男!


う・・・うん?

うん??


内心デレデレで困ったまま、

ユウヤに肉じゃがをふるまってアッピールする唯衣。

一方、半身のイーニァがユウヤに特別に懐く様子を

複雑な思いで見守るクリスカ。

やだ、クリスカったら不器用さん♡


ああ。

可愛いよね。

ああ。


そうこうするうちに過去に色々とあった女性やら

腐れ縁の男性が現れ、何だかちょっと複雑な雰囲気に。

と思ったら、全てを吹っ飛ばすような

恋愛猪突猛進なチャイナっ娘・イーフェイちゃんも登場!

ユウヤに対して押しの一手!


これは・・・?


温泉回も!

水着もあるよ!


ああ、ラブコメだったのか!!(悟り)





・・・というような。

簡単にまとめるとこんな流れを辿りました。

最初は単純に「BETAとの存亡をかけた戦いの物語」だと

思っていたので、途中からBETAが影も形もなくなって

戸惑ったり、唯衣のデレデレにこっちが困っちゃったり

しましたが、ラブコメだと気付いてからは、

女の子たちの可愛さをひたすら愛でて楽しみました。

やっとこの作品に乗れた気がしました。


が。

最終回近くで、また濃厚なシリアスに!

テロリストが軍の基地を占拠。

大量の人間が殺され、

軍?国?の密約が暴かれ、

テロリストたちの迷走によってアラスカ半島が分断の危機に!


えっ!?

結局、そういう方面の戦闘の物語なの?

敵はBETAじゃなくて、結局は人類同士の醜い争いが・・・

ってことなの!?

いや、そういうテーマの話は好きだけど・・・。


と、思っていたら。

ラスボスはクリスカとイーニァが!

立ち向かう唯衣はやられて動けない!

そこで二人が特別な感情を抱くユウヤが代わりに向かう!

そして、洗脳された二人は愛の力によって・・・!


う!?

うん!!?

ああ・・・うん。

愛の力って偉大・・・だよね?


なんだか知らないけれど愛は偉大だ!

ユウヤは人種差別を乗り越えたし、

唯衣は愛情を知ったし、

人形として育ったクリスカも初めて自分の気持ちを知った!

ああ、愛って素晴らしい!



・・・そんな話だった。

のかもしれない。


何だかこう、よく分かりませんが、

色々とそれなりに面白かったような気がします。

ちょっと振り幅が大きくて戸惑ったりしたけど。

ちょっと方向性が見えなかったりしたけど。

ちょっとよく分からなかったけど。

でも、何となく最後まで一緒に走り切ったし、

最終回の物悲しさ、でも前向きなところは、

何となく心に残りました。

何となく。


よく分からないけれど、

私は唯衣もユウヤもクリスカも

それぞれが成長出来て良かったと思います。


BETAさんは・・・。

残念でした・・・・・・。

本当に、何と言葉をかけたらいいのか・・・・・・。




そんな感じです。

決して嫌いではありませんでした。

ただ・・・いつもちょっとよく分かりませんでした・・・。