「新世界より」第八話の感想です。
※ネタバレします。
◎「新世界より」
- TVアニメ「新世界より」ED主題歌「割れたリンゴ」「雪に咲く花」/ポニーキャニオン
- ¥1,260
- Amazon.co.jp
☆第八話「予兆」の感想です。
なんと・・・
ついに・・・
見えた・・・見えたぞ・・・・・・
新世界がっ!!
という・・・ね。
もうそれしか感想がありません。
他に何をどう思えというの。
無理無理。
新世界の衝撃で頭がいっぱい(笑)
あの夏季キャンプから二年。
早季達は十四歳になっていた。
十四歳。
多感な時期。
思春期。
子供の延長と大人への入り口。
繊細さと大胆さを持て余す精神。
当然、ストレスもマックス。
となれば、
ボノボ型の愛の社会が爛漫に花開く!!
学校の廊下でイチャイチャするカップル達!
堂々と触れ合って笑いあう恋人達!
手を絡め合って、
熱く見つめ合って、
追いかけあって捕まえて
後はめくるめくいやーんな
スウィ~トハ~ト達!
全部、同性同士だけどね!!
っていうね・・・。
あー・・・。
何か・・・疲れた・・・。
新世界の新しさに疲れた・・・。
早季と真理亜がいちゃいちゃして、
瞬と覚がいちゃいちゃして、
追いかけあったり、手をつないだり、
ペアネックレスだの草原で押し倒し押し倒され、
海岸で水を跳ねて駆けた後に叢でひそやかに
あーーーーーーーーー!!
新世界ってすごいねーーーーーーー!!
あたらすぃ~~~~~~~~~~~!!!
そしてたった一人、真理亜を想い続けるだけの守君。
いつも一人。カップルたちの中で常に一人。
守・・・泣かないで。
いや。
でも、本当は、早季は瞬を想い続けているようです。
もしかすると瞬も・・・なのかな。
で、更にもしかすると覚もそうなのかもしれません。
分からないけど。
ただ、恐らく異性間のああいう交遊は禁止されている
のではないかな・・・?
なので皆、同性間に走るのではないかな・・・?
本当に好きな人は別にいるけれど、
ただ同性同士の恋人ごっこで
ストレス解消をしているのではないのかな・・・?
でもでも、本当に相手にことを好きな人もいるだろうし。
なんだか・・・。
なんだか・・・・・・。
愛の社会って、
物理的な破壊がなくていいような、
精神を破壊しているような!?
そしてこちらの精神もわりと破壊される(笑)
それはともかく。
衝撃的ではありましたが、その驚きがある分、
この社会の歪みを見たようで面白くもありました。
あ、でもこういうのはもう一回で満腹です。
本当に。
本当にもう十分ですので。
えーと。
新世界の衝撃で全てが頭から吹っ飛んでしまいそうに
なりましたが、一応、話の方も多少の進展がありました。
まず、瞬と最強の呪力を持つらしい鏑木さんの初対面。
「地球を真っ二つに出来る」ほどの呪力の持ち主らしい
鏑木肆星。
その人が急に教室に現れ、彼の後を継ぐのではと
噂される瞬と対面しました。
が、何かあって急に退室。
その後の瞬の醜い笑顔。
そして割れた卵から覗いた目。
・・・瞬は何をされた・・・いや、何をしたんでしょう。
そして彼の精神はどうなっているんでしょう。
また、その後、早季と会った時に瞬が告げた事実。
「夏季キャンプのことは大人たちにバレていた。
ただ処分保留になって監視されていただけ」
これはどういうことなんでしょう。
あれだけのことをしたのに処分保留。
たかが学内のゲームでちょっと無茶しただけの子が
いなくなっていた(ような記憶が・・・曖昧だけど・・・)のに、
あれだけのことをして人も死んでいるのに処分保留。
何故。
そしてどうして監視だけ続けていたんでしょう。
それから唐突な瞬の「療養」。
色々と不穏な気配も漂う、まさに「予兆」を感じる回でした。
でしたけど、
やっぱり新世界の新しい愛の形を
めくるめく濃厚にきらめきをもって眼前につきつけられて
何かの「予兆」を感じてしまうわ!どきどき!
・・・な回なのかな~と思ってしまう八話でした・・・。
あー・・・凄いね、新世界。