「新世界より」第七話感想です。
※ネタバレします。
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☆第七話「夏闇」の感想です。
3000匹の土蜘蛛の大群と対峙することになった
早季達。
しかし、頼み綱である覚は疲労困憊し、
呪力を操るのがままならなくなってきている。
そして戦闘が開始された。
呪力を使えるのは覚だけ。
しかも彼は異様に攻撃することに執着し、
冷静な判断ができないように見えるうえ、
疲労困憊している。
これで3000匹を相手に出来るのか。
また懸念材料はもう一つある。
味方のふり、忠実なふりをしているスクィーラ。
彼は、呪力を持つ人間を「神様」と呼び、
人間には決して逆らわないと言われる
在来のバケネズミ。
だが、腹の中では何を考えているか分からない。
おまけに早季は今、呪力を使えないのだ。
そのことを感づかれているかもしれない。
前には敵。
後ろにはスクィーラ。
頼みの覚は限界寸前。
そんな不安な状況で一体どうなるのかと
ハラハラしましたが、意外とあっさり事は収束しました。
スクィーラが一人で逃亡し、おい!と思ったり、
スクィーラが敵に捕まって早季達を見つけ、
即座に売ろうとしておいおい!と思ったり、
スクィーラが早季達が勝ったと見るや
調子良く合わせてきたりしておいおいおい!
と思ったりしましたが、
戦闘自体は援軍登場により在来のバケネズミが勝利。
土蜘蛛たちは赤ちゃんも子供も大人も全て
奴隷となる運命のようです・・・。
うわー・・・。
そうやって戦争は終わったものの、
実は早季達が危険なのはさっきよりも今。
覚が言うには、
「バケネズミが忠実なのは人間・・・大人たち。
一番優先されるのは倫理委員会の意見」
だそうで、知ってはならないことを知った早季達のことを、
倫理委員会がバケネズミに頼み、処分してもらうことに
なるかもしれないと。
だから一刻も早くバケネズミの集団の中から
逃げなければならない、と。
ふむー・・・。
でもー・・・。
逃げてどこへ行くんでしょう。
大人達がバケネズミに手を回して早季達を処分させる、
というのなら、もう街にも戻れないような・・・。
なんて思いましたが、
兎にも角にも逃げ出す早季達。
そして何故か一人追ってきたらしいスクィーラ。
嫌な感じ・・・。
と思ったら、そのスクィーラに道案内を頼む早季達。
え・・・大丈夫なの?
今まであんだけいいように使われて騙されたじゃん!
駄目だよ!駄目駄目・・・
意外と大丈夫だったらしい。
スクィーラの道案内と助言を聞いて川べりに辿り着き、
瞬や真理亜、守に再会した二人。
さあ、皆で帰ろうとカヌーに乗りますが、
後ろから奇狼丸の船団が・・・!
捕まった・・・!!
処分され・・・・・・・
意外と大丈夫だったらしい。
覚の推測通り、倫理委員会から連絡はあったようですが、
命令に背いて早季達を助け、送ってくれた奇狼丸。
いい人だ・・・!
スクィーラも「道中ご無事で」と繰り返し、別れを惜しんで
くれました。
いい人・・・なんだろうか、最後までよく分からなかった。
ともかく、
こうして人間の社会に戻れるところまできた早季達。
問題は凍結された呪力。
これは言い逃れ出来ない。
となれば・・・
呪力を復活させりゃいーんじゃん!
おっけーおっけー!!
意外と大丈夫!
とばかりに各々のマントラを持ち寄り、
全員呪力を回復させて、
何もなかったように見せかけたらしい彼ら。
でも。
これが何やら大変なことの始まりだったらしい・・・
というところで今回は終わっていました。
うーん・・・。
なんていうか・・・・・。
流れは大体分かるんですが・・・
あ、いや、たまに分からなくなりますが、
なんかこう・・・
常によく分からないなーという気分が付きまといます。
奇狼丸に捕まった・・・!から送ってくれた・・・!
までの流れが速過ぎて、
何だか心情的に置いてけぼりにされたり、
登場人物の思考や感情がうまく読み取れなくて
戸惑ったり、
話の流れは大体分かりますが、
物語が分からないなー・・・なんて気分になります。
これは私の読解力不足なんでしょうか・・・。
説明不足・・・いや、でも流れは分かるしなー・・・。
うーん・・・。
どちらにしろ、終わった後にでも原作を読んだ方が
いいのかもしれません。
終わる前でもいいけど・・・なんか・・・癪じゃないの!
ということで。
分からない、分からないという言葉だけになって
しまうかもしれませんが、とにかく感想を書き続けて
いきたい・・・と思います。