「PSYCHO-PASS」
第六話の感想を少しです。
※ネタバレするかもしれません。
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☆第六話「狂王子の帰還」の感想を少しだけ。
本当は、今回は感想書くつもりがなかったので少しだけ。
近未来でハイテクで、
でも猥雑で混沌として、どこか懐かしい古さで。
そういった街並みの中で起こる、新しく普遍の事件達。
が。
今回は何故か雰囲気が少し違っていました。
少女達のさざめきに。
美しい閉じられた箱庭に。
様々な色を透かすステンドグラスの。
何この、マリア様が見てるんじゃね?的な・・・。
と思ったら、
魍魎の匣的な・・・?
「ほう」とか言っちゃう系・・・??
などと思う・・・
まあ、百合百合花開くような話でした。
近未来でこういうのも悪くないですね。
というか、こういうシチュエーションは好みです。
美しく、多感で、繊細で脆く透明な輝きの少女達が、
ヘドロのような醜い本心を隠して暮らす閉鎖学園・・・。
ああ、書いてるだけで涎が出そう・・・。
で。
この回も期待を裏切らずに
美しくも醜い少女達が描かれたりしました。
が。
それはいいんですが・・・。
なんていうか・・・。
シビュラシステム、全然役に立ってない!!
市民全ての心が分析され、数値化され、
色相チェックが行き届き、
更には犯罪係数などで細かく測られる世界。
その中で更に温室の中に閉じ込められ、
無菌で清潔に育てられているはずの少女達・・・。
が、
あんなんですよ!
駄目じゃん・・・。
全然駄目じゃん・・・。
本来なら一番心がクリーンなはずなのに・・・。
シビュラシステムって一体・・・。
おまけに。
シビュラによって社会から隔離された
「危険」な人間であるカガリさんが、
「これ本物の酒だぜ!
俺、いけない子だろ!
飲んじゃうぞ!飲んじゃうぞ!!」
とか言ってるんですよ?
おかしいでしょ!
どうしてあの子が野放し無菌室で、
酒程度で悪を気取ってるカガリさんが隔離部屋なの!?
世の中、理不尽なことだらけだ・・・。
つーか。
シビュラシステムってかなり派手に壊れてるんじゃ・・・??
そんな疑いを増々強くした第六話でした。
まあそういう壊れた世界も涎が出るほど好きですけどね!