気が付けば本棚に何冊も積んで・・・。
仕方がないから、ゆっくり、少しずつ、
崩していこう・・・。多分・・・。
「ガラスの仮面」45、46巻の適当感想です。
47、48巻の感想もそのうち書きます。
ていうか、49巻が9月26日に発売らしいですね!
やっほー。
※ネタバレします。
◎「ガラスの仮面 45」
- ガラスの仮面 45 ふたりの阿古夜 4 (花とゆめCOMICS)/美内 すずえ
- ¥420
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「紅天女」の試演に向けて進む稽古。
しかし、舞台が650年前の時代劇であることや、
紅天女が人間とかけ離れた神的存在であること、
一真が独特の死生観を持つ人間であること等が枷になり、
なかなかリアリティのある演技が生まれない。
そこで黒沼は街へ役者を連れ出した。
一方、稽古場で事故に遭ってから
目のかすみや吐き気が続く亜弓。
放っておくと失明の危機があるため、すぐに稽古を
中断して手術をと勧められるが、それを固辞。
ほぼ見えない状態で稽古を続ける。
黒沼先生がマヤ達を街中へ連れ出して
台詞を言わせる場面が面白かったです。
確かに今までになかった何かのリアリティを感じました。
台詞は同じなのに、何となく浸透してくる度合いが
違うような気がする。
面白いですね。
でも、それにしても何言ってるかよく分かりませんがね!
難しいんだよ、台詞が!!
あと戸部さんの妙なキャラ立ちは一体何!(笑)
一方、失明の危機、試演中止の危機に立たされた亜弓さん。
稽古の進みとか内容とかそれどころではありません。
とにかく見えない。
自由に動けない。
芝居どころではない。
しかし、絶対に試演はやり遂げるとそれだけは譲らない
彼女は、母親の歌子さんと「見える演技」の特訓を
開始します。
光に目を焼かれたり、躓いたり、転んだり。
殴られたり、物を投げられたり、手を切られたり。
もう滅茶苦茶。
亜弓さんの絶対の覚悟は恐ろしいほどです。
まさに壮絶の一言。
けれど、その覚悟は分かるものの、これで失明しては
亜弓さんの才能が勿体ないと思うのは、私が凡人
だからでしょうかね。
「紅天女」と言っても試演なのだから手術した方が
将来的にいいのに・・・とどうしても思ってしまいます。
ああ、勿体ない。
これで亜弓さんの紅天女が開花するとしても勿体ない。
ああでもしかし、壮絶な姫川親子は見応えがありました。
まさに戦い。
真剣勝負。
ばあやは青くなってましたけどね(笑)
あんな親子に長年仕えるとか無理だわ~。
◎「ガラスの仮面 46」
- ガラスの仮面 46 ふたりの阿古夜 5 (花とゆめCOMICS)/美内 すずえ
- ¥420
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「見える演技」の稽古を継続する亜弓と歌子。
視力以外の感覚で「観る」ことを、
亜弓は次第に会得していく。
そのころマヤは・・・。
マヤはねえ・・・・・。
昼ドラ?みたいな??
亜弓さんと歌子さんの壮絶な稽古はまだ継続中です。
物の音、方向、空気の振動、熱、香り。
全ての感覚をフルで使って「見える」ようになるまで
延々とループ。
はあ・・・凄いわあ・・・。
床中一面にキャンドルをともして、
「倒しても大理石だから大丈夫!」なのも凄いわあ・・・。
大理石か・・・。
そうか・・・大理石・・・ね・・・。
ところでその頃のマヤですが。
絶賛(?)昼ドラ出演中でした。
婚約者のロリコ・・・いやむにゃむにゃを知った紫織さんが、
彼を矯正させてあげようと画策開始。
ヤンデレ道を進み始めます。
マヤのバッグに婚約指輪を忍ばせて「盗まれた」と
泣いたり、
ウエディングドレスの試着場面に呼び出して、
わざとジュースをドレスに零させたり。
その迫真の演技。
この巻一番の女優だったのではないでしょうか(笑)
でも、マヤがあの大きな婚約指輪を常時身に着けてる
紫織さんから掠め取ってバッグに入れる、というのは、
どう考えても無理がありますが。
あと、家で紫のバラの頭を執拗に切るシーン。
花屋さんがドン引きでしたよ(笑)
あーそれにしても真澄様は相変わらず面白いですね。
色々と「勝手にせいや」と思ったり書いたりしますが、
マヤと真澄の恋愛模様は勿論大好きでございます。
真澄の危険なロリ・・・一途で切ない愛も大好きです。
真澄様は見てると笑え・・・切なくて最高ですよね!
今回なんかサービスシーンまでありましたしね。
爆笑しました。
そんなサービスはいりませんけどね(笑)
あー面白い。