あまりにも。
あまりにも冬(秋?)アニメの感想が終わりません。
「ペルソナ」と「未来日記」と「ファム」。
まだ書き続けています。
あ、でも「ペルソナ」と「未来日記」はほとんど終わったかも。
しかし、まだ終わりません。
別に誰に強制されているわけでもないので、
勝手に止めればいいことだとは思います。
けど、途中で止めるのは気持ちが悪くて出来ません。
折角観てきたのに勿体ないし!
しかし、段々飽きてきました。
なので、これからは合間に春アニメの初回辺りの感想も、
少しずつ挟んでいこうかなと思います。
「ZETMAN」第一話~第三話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第一話「未熟な感情」の感想です。
優しいじいちゃんとホームレスとして、しかし明るく元気に
暮らしていた少年ジンが、じいちゃんの殺害と謎の
襲撃者の攻撃を機に覚醒した・・・・・・話?
第一話なのでまだまだよく分かりませんが、
とにかく、とにかく、
ジンと高雅の格差に涙しました。
ジンはホームレス状態で(本人は気にしてないけど)、
一万円を稼ぐのにも自分で何とかしなければならないのに、
高雅は豪邸に住んでいて「正義の味方は見返りを求めちゃ
駄目なんだ!」的な・・・。
いや、高雅は高雅で辛い環境にいると思うので、
どっちがいいとは簡単には言えませんが。
あれは後で絶対性格に歪みが出る環境ですしね。
しかし、お金があるのとないのとでは生活が
全く変わりますからね!
格差社会って嫌ね!
と思ったけど、
ジンが優しいお姉さんと一緒にお風呂に入って、
裸のお姉さんにぎゅーされているのを見て、
ああ、ジンと高雅の格差って大したことないかもしれない。
これでチャラかもしれない!!セクシーお姉さん!
と思った私は、ジン君ごめんなさい。
阿呆でごめんなさい。
そんなバカなことはともかく。
一話にしてジンには絶望するような過酷なことばかりで、
しかしその中にもちゃんと親切なお姉さんや、
声を掛けてくれる刑事さんが希望をくれて、
暗く辛くも温かい、良い余韻の残る第一話だと思いました。
☆第二話「紅蓮の中で」の感想です。
時が過ぎ、成長して別々の生活を続けていたジンと高雅。
今でも「正義の味方」に憧れている高雅はある日、
連続放火事件の犯人を捕まえようと行動に出る。
そして、その先で高雅とジンは再会した。
そんな二話。
「高雅君の将来の夢は何ですか?」
「夢は、正義の味方ですっ!!」
ほらー!
ほらあー!!
性格に影響が出てるじゃんか!
歪んで・・・るというよりは真っ直ぐな気もするけど、
「本当に真っ直ぐか?」と問われるとちょっとどうかと
思うような、しかし歪んでるというよりは真っ直ぐに
正義を目指してるみたいだけど、なんつーかでも、
とにかく妙な方向に振りきれちゃったじゃんか!
しかも金だけは無駄にある家に生まれたもんだから、
変に使える装備を揃えて、仲間も作って、
実際に行動すら起こしてるし。
おお、おいたわしや、高雅・・・。
で。
これからこの高雅とジンが正義になったりならなかったり
するの・・・?
んー。
でも、放火された先で人命救助について揉める
高雅とジンを見ると、どちらもどちらだなあと
思うような・・・。
「人命救助は消防士の仕事。自分は犯人確保」
と言い切った高雅。しかし、人命救助の場面に
当たれば人命を優先する高雅。でも、段取りや
効率を考え過ぎて結局あまり役に立たない高雅。
けど、最後は人命救助した高雅。
一方のジンは。
人命最優先なジン。全員助けると言うジン。
しかし無茶苦茶な方法で救助を試みるジン。
死んだら死んだで「全員で死ねるからいい」という
態度のジン。結局全員の命は救えたものの、
救助を途中で投げ出して戦いにいったジン。
何て言うか・・・どっちも分かるし、どっちももやっとする。
こういうのって・・・・・・
大好きです!
これから先が楽しみになってきました。
これから惨い運命が二人に待ち受けることを期待します!
あ、あと「お姉さん」が元気で良かった・・・けど最後が・・・。
☆第三話「涙」の感想です。
本当は三話の感想は書くつもりじゃなかったので
適当に。
第三話は、ジンが自分の出生の秘密を、
アマギコーポレーションの会長から聞く話でした。
アマギコーポレーションの会長、つまり高雅の祖父が
言うには、ジンはある目的のために作られた存在だそう
です。
その目的、それはアマギコーポレーションが生み出した
「プレイヤー」という怪物を始末すること。
かつてアマギコーポレーションは、プレイヤー同士を
戦わせ、勝敗を賭けさせるなどして金持ちから
金を取る施設を運営していた。
しかし、ある時、プレイヤーが野に放たれてしまった。
その時から現在まで、一般人には知られていないものの、
世間ではプレイヤーによる殺人が相次いでいる。
それを止めたい、なんとかプレイヤーを全滅させたい。
・・・というのが会長の願いのようです、が。
んー・・・。
平たく言うと、
「僕達が怪物を作ってお金儲けをしてたら、
手違いで怪物が世間に出ちゃって殺人とかしてるよ。
ジン君、始末してよ」
ってことですよね。
自分たちの後始末を全部ジンに押し付けるというわけ
ですよね。
会長「お前は(略)最後の希望なのだ」
会長「あの日からプレイヤーの根絶は、私の悲願であり
贖罪だ」
「そこで私は(略)今度は対抗手段としてのハンター
を開発した」
「それが、お前だ!(杖ビシッ)」
なんでこの人こんなに偉そうなんですかね?
自分達が撒いた種で困ってるのをジンに何とかさせたい
ってだけですよね?
お願いする立場ですよね?
なんでこんなに偉そうなんですかね?
おまけにジンが最も信頼して愛しているおばさんの
偽物を作って殺してみせたり、いきなりジンを
プレイヤーに襲わせてみて観察していたりするし。
何か嫌な人だ。
胡散臭い。
信用出来ない感じがする。
ジンには「お前の出す条件は何でも聞き入れる」とか
言ってたけど、「聞き入れる」だけで「やる」とは言って
ないもんね。
こんなやつの言うこと聞く必要なんて・・・
ジン「ああ、ゼットになってやる。
何から始めればいい・・・?」
ヤバイ、この人やる気だ!
もうやる気満々のジン君の未来がとてつもなく不安に
思える、そんな三話でした。
あ、あと、やっぱり今回も高雅君は頭がとてつもなく
不安でした。
悪い人じゃないんだけどさ・・・。