「persona4 the ANIMATION」

第二十話の感想です。



※ネタバレします。


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☆第二十話

 「We’ll all meet at the AMAGIYA Hotel」

の感想です。


文化祭後、皆で雪子の実家である天城屋旅館に

一泊しに行く話。



文化祭終わったー。

でも、このまま終わるのは味気ない。

そうだ、皆で旅館にお泊りだー!

いえーい、温泉、温泉ー!


って・・・

こいつらはもう、

どれだけ青春を謳歌すれば気が済むのか!?


いい加減にしてよ。

まったく。

まったく・・・。

いいなあ、青春って・・・・・・。


いいなあ、温泉・・・。

直斗ちゃん、かわいいなあ・・・。



まあ、それはともかく。


今回は、最後に雪子が鳴上君に、現在の心情を吐露

する場面がありました。

「昔は外に出て生きてみようと思っていたけれど、

今はこの旅館が大切な場所だと気付いた」

というような話でした。


テレビの中に入ってシャドウと戦うまで、

一人で外の世界へ行って生きることが大切だと

思っていた雪子。

旅館を継ぐことは「鳥籠の鳥」のようなものだと

思っていた雪子。

でも、今は自然にこの旅館を継ごうと思える。


自分の今いる場所から飛び出したり、

自分の今ある立場から変わっていくことだけが

成長ではなく、こうやって状況は何も変わらずに

内面だけが変化する成長もある。


そういう雪子の自然な成長の仕方に、

何だかとても胸が清々しくなりました。

いいですね、こういうの。


前回のりせの「春からまたアイドルに戻ろうと思う」

という決意もそうでしたが、この作品ではキャラ達が

自分の不満な現状を自然に肯定できるようになって

いく、というのがテーマの一つなんでしょうか・・・??


・・・よく分からないけど。




まあ、とにかく。

そんな感じで。

鳴上君は天然ジゴロで痴漢なイケメンだよね、

と思った二十話でした。