「LAST EXILE 銀翼のファム」
第十五話の感想です。
もう最終回終わったんですか?
まあ、私には関係ないけど。
※ネタバレします。
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☆第十五話「Triangulation」の感想です。
アデス総統ルスキニアが北に遠征している最中、
アデス本国でアウグスタサーラがヴァサントと共に
反ルスキニアの意思を表明した。
アデスの首都に続々と集まる反ルスキニア勢力。
そして、首都モルヴァリードに、寄せ集めながら
大きな反ルスキニア統合軍が完成する。
アデスの首都に、これまでの戦争で被害を受けた
国や勢力が集まり、反ルスキニア統合軍が完成
しました。
勿論、ミリア率いるトゥランの残党もそれに参加する
ということで、ミリアや、あと何故かファム達も今回、
アデスの首都に移動しました。
反ルスキニア統合軍。
その旗印はアデスのアウグスタ・サーラ。
しかし、中心になって動いているのは、その側近の
ヴァサントで、サーラ自身はルスキニアを討つことに
躊躇いのある様子です。
また、反ルスキニアの思いは同じでも、統合軍の
中にも陣営ごとにそれぞれ違った思惑があるようで、
内情は複雑です。
寄せ集めの軍。
今は同じ目的で集まっていても、
簡単に崩れる脆さが見え隠れします。
そして。
そんなことよりファムがグランレースの
新たなスポンサーをゲットだぜ!!
というのが今回の内容だったような、
そうでもないような・・・??
何だかね~。
他の人々、
同胞を捨て駒にされたヴァサントや、
故郷を滅茶苦茶にされた国の人々、
国も家族も失くしたミリアが、
その悲痛な思いとやるせなさや怒りでもって
真剣に戦争に向かっている側で、
一人
「グランレース!!」
と叫んでいるファムがとても異質に映りました。
何なの、あの子(笑)
いや、誰もグランレースの話はしてないから。
お前が落ち着けよ。
前半はずっと「この宮殿、地味だ」とか「アウグスタって
本当に子供だ」とか「これも初物で?」とか無神経な
発言ばかりしてるし。
誰かあの子にちょっと猿轡でも嚙ませた方がよかない
ですか?
いや、まあ、そういうファムの単純で明快で直情型な
ところは美点だとも思いますけどね。
世界が戦争や復讐といった悲惨で複雑な方面に
向かうなか、一人素朴に「グランレースでみんな笑顔に
なればいい」と願う少女は貴重で希望かもしれないと
思いますけどね。
けど・・・けど・・・今回はやばかった(笑)
戦争会議で急に叫びだした時、あの会場にいる人々に
袋叩きにされないかと心配した。
下手すればミリアも危ないよ。
もうちょっと気を付けて、ファム。
まあ、でも、サーラもグランレース支持者に
引き込めて良かったね。
世界が混沌としていくなか、一話から着々とグランレース
開催だけを目的に、しかし確実に進んでいくファムが
ちょっと怖い(笑)
世界平和よりまずグランレース!のような気がして
ちょっと怖い(笑)
うーん。
でも何故かイライラはしてもファムは嫌いには
なれないなー。
何でだろう。
そして、そんなことよりルスキニアさんは
今回もいかしてましたね!
造反を「予想より早かった」とか余裕綽々で
流してるところや、最後の謎の高笑い、
最高だと思いました。
最後は何がおかしいのかさっぱり分からなかったん
ですが、何故かつられ笑いをしました。
あれは結局何がおかしかったんですか?
何だか分からないけど、ルスキニアさんが
楽しそうで何よりでした。
人が笑顔なのはいいことだ!