「未来日記」第十六話の感想です。



※ネタバレします。


◎「未来日記」

【Amazon.co.jp限定】未来日記 Blu-ray限定版 第一巻(お休みユッキーシール付き)/富樫美鈴,村田知沙,土門仁
¥6,720
Amazon.co.jp


☆第十六話「修理」の感想です。


7thとの戦いで傷つき、入院生活を送る雪輝達。

そこへ雪輝の父親・天野九郎がやってきた。




あー。

なるほどねー。


雪輝が駄目人間なのは父からの遺伝だったのね。


そんな十六話でした。


一見、チャラく明るく、うじうじした雪輝とは

反対のタイプに見える父・九郎。


しかし。


女に弱い。

運動は苦手。

状況に流されやすい。

自力で困難を打破できない。

自分中心の考え方。


おお、見事に遺伝してる!

なんと!

メンデルもびっくり!かどうかは知らないけど。


しかし、それにしても父の駄目人間度は

雪輝に輪をかけて酷いものがありますね(笑)

運動は最初からやる気がないし、

重大な約束を適当なノリでしてしまうし、

借金はどうしようもないし。

こんな人が父親では雪輝が可哀想です。


考えてみれば、雪輝は周りの人間に

恵まれてるようで恵まれてませんよね。


ちゃらんぽらんで借金まみれな父親。

息子と息子の彼女に家を滅茶苦茶にされ、

自分も怪我を追い、息子が警察に追われているという

事態になった後も、「話したい時に話せばいいから」と

一見優しいようで、あまり興味のなさそうな母親。

頭が切れるようで、実は失敗続きで雪輝を追いつめる

こともある探偵っぽい友達。

昔いじめてきた友達。

昔殺しにきた友達。

そして、いわずもがなの彼女。


ああ・・・何か・・・雪輝・・・可哀想な奴・・・。


何だか胸が痛くなってきました。

ていうか、こんな人間関係の中で、

それでも笑顔を見せつつしっかり生きてる雪輝は、

実は凄く強い子なんじゃないでしょうか。

本当は立派で強くてしたたかなしなやかさを持つ・・・

いけない。

幻覚が見えてきた。

まあ、周りがどんなんであれ、

雪輝も普通に駄目人間だと思いますけどね。にゃは。


でも、その駄目さ、別に嫌いじゃない。



そんな十六話でした。


うーん・・・。

なんか・・・もっと他に感想があるんじゃないかと

思ったりもしましたが、特に思いつきません。

7th達とか、結構どうでもい・・・。

らぶらぶで根はまともそうな人とか興味抱けな・・・。

やっぱ病院で包丁片手に笑顔でストーカーする

くらいでないと。