「LAST EXILE 銀翼のファム」
第十二話の感想です。
疲れてるので適当に。
※ネタバレします。
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☆第十二話「Block」の感想です。
トゥランとアナトレーの同盟に、
アデス連邦とリリアーナが割り込み、戦闘へ。
混乱の中、脱出したファム達のヴァンシップは、
戦いからは逃れたものの、グラキエスに墜ちた。
他国と交流がない国、グラキエス。
国境を越えた者は何であれ攻撃する国、グラキエス。
言葉も通じない国、グラキエス。
そんなグラキエスに墜ち、捕らわれたファム達。
以前にも一度、国境を侵しているし、
これは捕虜としても最低の扱いを受けるに違いない・・・。
ああ、さようなら、朗らかなファム達・・・。
と思ったら、
私のハーレム力を舐めるな!
とばかりに、ファムが新たなハーレム要員を獲得し、
新メンバーをこき使って、快適な生活を送る三人・・・。
恐ろしいわあ。
ファム様、恐ろしいわあ。
最初はね、単なるツンデレちゃんだと思ったのですよ。
グラキエスの新ハーレム要員こと、ディアンさん。
前に部下を助けてもらったことを感謝してるのに、
「外の人間に借りは作りたくない」とかわざと
ツンツンしちゃってさ。
素直に「あの時はありがとう」って言えばいいのに~。
立派な食事まで用意してくれちゃって~。
もう可愛いんだから~。
とか言って、微笑ましく観ていたのですよ。
そしたらさ~。
毎回、食事を用意してくれるだけでなく、
壊れたヴァンシップの部品まで調達してくれてさ。
何て良い人なんだ、ツンデレっつーかデレデレって
いうか、人が好過ぎ!と感激していたらさ。
ファム達はそれを当然の如くに受け止めてさ。
そのうえさ。
「この部品もこれも頂戴」と長々とリストを押し付け・・・。
おまけに凍えた大地のグラキエスでは貴重な生野菜を
「茹でたら食べるから~」と好き嫌いを・・・。
あああ、何て図々しいんだ!
ファム様達は!
そして何でそんなに尽くすんだ、ディアンさんは!
ハーレム力を振りかざし、好き勝手やるファム様
以下二人に、本気で恐怖を覚えたり覚えなかったり
しました。
つーか、何でちょっと良い話みたいになってんの。
国境侵犯した土地で、初対面の人を奴隷のように使って、
快適に生活しただけの話じゃん・・・。
いや、でも良い話だったけど・・・。
ディアンが風を感じるところ、なんかグッときたけど・・・。
そんな不思議な話でした、今回は(笑)
あー。
でも、今回、初めてファム達が空賊である意味が
分かったような気がして、何だかちょっとすっきりしました。
国と国との争いや、世界を巻き込んだ戦争の話なのに、
どうして主人公がそういったものとは無縁のような位置に
いるのかな~と疑問に思っていたんですよね。
でも、だからこそ、だったんですね。
空賊で、争いとは無関係に空を愛して飛べる。
そういう位置にいるからファムはファムなんですね。
何だか納得しました。