「LAST EXILE 銀翼のファム」

第十二話の感想です。


疲れてるので適当に。



※ネタバレします。



◎「LAST EXILE 銀翼のファム」

『ラストエグザイル-銀翼のファム-』 Blu-ray No.03 【初回限定特典:鯨獲り記念写.../豊崎愛生,悠木碧,茅野愛衣
¥8,980
Amazon.co.jp



☆第十二話「Block」の感想です。


トゥランとアナトレーの同盟に、

アデス連邦とリリアーナが割り込み、戦闘へ。

混乱の中、脱出したファム達のヴァンシップは、

戦いからは逃れたものの、グラキエスに墜ちた。




他国と交流がない国、グラキエス。

国境を越えた者は何であれ攻撃する国、グラキエス。

言葉も通じない国、グラキエス。


そんなグラキエスに墜ち、捕らわれたファム達。


以前にも一度、国境を侵しているし、

これは捕虜としても最低の扱いを受けるに違いない・・・。

ああ、さようなら、朗らかなファム達・・・。


と思ったら、


私のハーレム力を舐めるな!


とばかりに、ファムが新たなハーレム要員を獲得し、

新メンバーをこき使って、快適な生活を送る三人・・・。


恐ろしいわあ。

ファム様、恐ろしいわあ。



最初はね、単なるツンデレちゃんだと思ったのですよ。

グラキエスの新ハーレム要員こと、ディアンさん。


前に部下を助けてもらったことを感謝してるのに、

「外の人間に借りは作りたくない」とかわざと

ツンツンしちゃってさ。

素直に「あの時はありがとう」って言えばいいのに~。

立派な食事まで用意してくれちゃって~。

もう可愛いんだから~。

とか言って、微笑ましく観ていたのですよ。


そしたらさ~。

毎回、食事を用意してくれるだけでなく、

壊れたヴァンシップの部品まで調達してくれてさ。

何て良い人なんだ、ツンデレっつーかデレデレって

いうか、人が好過ぎ!と感激していたらさ。


ファム達はそれを当然の如くに受け止めてさ。

そのうえさ。

「この部品もこれも頂戴」と長々とリストを押し付け・・・。

おまけに凍えた大地のグラキエスでは貴重な生野菜を

「茹でたら食べるから~」と好き嫌いを・・・。


あああ、何て図々しいんだ!

ファム様達は!


そして何でそんなに尽くすんだ、ディアンさんは!


ハーレム力を振りかざし、好き勝手やるファム様

以下二人に、本気で恐怖を覚えたり覚えなかったり

しました。



つーか、何でちょっと良い話みたいになってんの。

国境侵犯した土地で、初対面の人を奴隷のように使って、

快適に生活しただけの話じゃん・・・。


いや、でも良い話だったけど・・・。

ディアンが風を感じるところ、なんかグッときたけど・・・。



そんな不思議な話でした、今回は(笑)



あー。

でも、今回、初めてファム達が空賊である意味が

分かったような気がして、何だかちょっとすっきりしました。

国と国との争いや、世界を巻き込んだ戦争の話なのに、

どうして主人公がそういったものとは無縁のような位置に

いるのかな~と疑問に思っていたんですよね。

でも、だからこそ、だったんですね。

空賊で、争いとは無関係に空を愛して飛べる。

そういう位置にいるからファムはファムなんですね。

何だか納得しました。