「persona4 the ANIMATION」第十四話の感想です。



※ネタバレします。


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☆第十四話

 「A Stormy Summer Vacation 2/2」

の感想です。


前回の、魔女探偵ラブリーン菜々子の裏で、

ひっそり進行していた、鳴上悠の怒涛の夏休みの話。




前回は、菜々子が鳴上君の行動を不審に思い、

彼が毎日何をしているか突き止めようと奮闘する話でした。


で、今回は、実際に鳴上君が何をしていたか、

その答え合わせのような話でした。


まず、狐に絵馬の願いを叶えて欲しいと頼まれ、

家庭教師のバイトに。

続いて、頼まれた学童保育のアルバイトも追加。

と、そこでトラブルがあり借金を背負う。

元々は菜々子に傘を買ってあげたいが金がないと

いう状態だったため、更に稼がなければいけなくなる。


そして、

ひったくりに会って怪我をしたお婆さんに救急車を

呼び、ナースの愚痴を聞き、血の繋がらない

母子の葛藤を聞き、お婆さんの過去を聞き、

一本釣りに精を出し、お婆さんの思い出を死守、

母子には絆が生まれ、ナースは誇りを取り戻し、

家庭教師先の子供には友達が出来た。

良かった良かった、と。


本当に怒涛の夏休みですね!


前回の時には

「夏休みだし、どうせバイトとかしてんでしょー??」

とか軽く思って見ていましたが、

まさかこんなに怒涛の日々だとは思いませんでした。


この夏休みだけで普通の人の何年分を生きたのか、

鳴上君は。

ひったくりに会って助けたお婆さんに

過去の思い出を聞く機会。

バイト先の客である母子の葛藤を聞く機会。

たまたま行った病院のナースに逆ナンされ、

愚痴を聞く機会。

家庭教師先の子供が祭りの花火を盗む機会。

不思議な狐に願いを叶えろと頼まれる機会。

普通に生きてたら何年分の偶然かな。

濃いな、濃い夏休みだな!


そして、これもそれもイケメン力の賜物かな!!


とにかく無口なのにコミュニケーションをとれる鳴上君に、

イケメンの大いなる力を感じました。

ナースとお婆さんは顔に釣られてたのは確かだし、

その他もきっと鳴上君がイケメンだから、

心を開きやすかったに違いない。

勿論、狐も!




えーと。

そんなわけで。

イケメンは強い。

だがしかし、そのイケメンを顎で使った狐と、

その狐に恩返しをさせる形で傘をゲットした

菜々子はもっと強い。


そんな話・・・だったかもしれません。