「未来日記」第十二話の感想です。


余裕がないので短く適当に。


※ネタバレします。



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☆第十二話「受信圏外」の感想です。


「テロリスト」として病院に立てこもった形になった

雪輝、由乃、みねねの三人。

みねねは来須の家族を人質として交渉しようとするが、

来須は応じない。

そして、突入したSATに雪輝が確保されてしまう。




来須刑事のアンラッキー最終話でした。


前回、用意周到に計画を立てて雪輝達に近づいた

労力と時間を、みねね様によって一瞬でパーにされた

来須さん。


今回もそのアンラッキーは絶好調でした。


家族を人質に取られる。

どうせ未来がないものと家族を諦め、

逆に雪輝を人質に取る。形勢逆転。

のはずが、由乃がヤンデレストーカーで

雪輝のためなら死ねる!オーラ全開のため、

再逆転される。

みねねの設置した爆弾の爆発に巻き込まれる。

由乃を人質に取って「俺はラッキーだ」とか

ちょっと思ってみる。

雪輝の未来日記に雪輝と由乃のデッドエンドフラグ。

もうこれ勝利確定じゃん?ラッキーと突き進んでみる。

雪輝の勇気と愛により、何故か未来が書き換わる。

撃たれないはずだったのに撃たれる。

おまけに更なるみねねの追撃により、

警察からも世間からもデッドエンドフラグ。

実際にデッドエンド。終わり。


少年少女ばかりのたった三人を相手に、

警察という強力な地位にいて、

SATも動かし、

人質を二回も取り、

未来日記に相手のデッドエンドフラグまで出したというのに、

最後は自分がデッドエンド。


アンラッキー。

来須さん、超アンラッキーマン。


これでも自分では「ラッキーだ」とか思ってたんだから、

何かもう更に可哀想。


もう何をどうすれば来須さんが勝てたのか、

全然分からない。

これ以上何をどうすればよかったの?

自衛隊でも引っ張ってくればよかったの?


いや、でも由乃様がいる限り勝てる気がしない。

今回は雪輝も新たな世界の扉を開いちゃったし。

「ヤンデレでもストーカーでも人殺しでもいい!

由乃が好きだから結婚する!!」

と宣言しちゃった雪輝。

雪輝も狂気の扉を完全に開いちゃったね・・・。


あー。

そうか。

やっぱ、あれかな。


狂気が足りない。

頭のネジが足り過ぎてて足りない。


そういうことだったのかな。


来須さんの敗因は正気を捨てきれなかったことだ。

うん。多分。


もっと狂えれば良かったのにね。

もっと頭のネジが吹っ飛んでれば・・・

もっと「人なんてゴミ同然だぜ!」と思えれば・・・


良かったんだろうか。

果てして本当にそれで良かったんだろうか。

人として、どっちが良かったんだろうか・・・。


何だか。

もう狂気の人だらけで、この世界では何が正しいのか、

何が間違ってるのか、全然分かりません。




まあ、何はともあれ、由乃さんの鞄の中身が気になって

仕方ありません。