「ＬＡＳＴ ＥＸＩＬＥ 銀翼のファム」第九話の感想です。
※ネタバレします。
◎「ＬＡＳＴ ＥＸＩＬＥ 銀翼のファム」
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☆第九話
「Ｃｏｎｎｅｃｔｅｄ ｐａｓｓｅｄ ｐａｗｎ」
の感想です。
アデス連邦艦を１５隻奪い、
タチアナとの契約は完了した。
これでカルタッファルに帰れる。
しかし、ファムはまだシルヴィウスを
離れる気にはならない。
ジゼルはそんなファムを置き、
一人で帰郷の支度を始める。
ついに。
ジゼルが拗ねた。
そんな始まり方をした今回の話。
ついにジゼルがファムに反抗しました。
今まで献身的にファムを支え続けてきたジゼル。
どんな無茶にも気まぐれにも付き合い、
情報を仕入れ、判断をし、ファムについてきた。
家族と会えなくても、故郷に帰れなくても、
ずっとずっと我慢してきた。
最近、疲れてる。
顔がくすんでる。
そういえばずっと胃が痛い（推測）
胃薬が親友（推測）
私と胃と胃薬が最強の相棒（推測）
でも、ファムが好きだから・・・！
そうして尽くしてきたファムからのお返しがこれ。
「へーい、ジゼ！見てみてー！
私、素人の姫様を乗せて凱旋しましたよー！
ジゼの位置って姫様でも問題なくね？」
ジゼル、ついに切れる。
「実家に帰らせていただきます！」とばかりに
荷物をつめつめするジゼ。
まあ、これは仕方ないよね。
今までずっと我慢してきたし。
たまには爆発することも必要だよ。
ファムは無邪気と無神経がちょっとセットに
なっちゃってるのがところがあるからさ。
いい子なんだけど、こうやってガツンと言うことも
必要だよ。
これはファムにも少し考えてもらうところ・・・
と思っていたら、
ジゼ「私、自分のことばっかり・・・。
ファムに酷いこと言って・・・」
「私もファムが落ち込んでいるのが
一番嫌です！」
↓
ジゼル、ミリアとファムの誕生日ケーキを作る。
↓
ジゼ「支えたいと思った（ファムを）。その背中を。
これからは二人（ファムとミリア）を！」
ジゼル、これからもファムを支え続け、
加えてミリアも支えることを決意。
・・・え！？
いいの？
これまで以上に大変だけど、いいの？
胃薬が親友、
いや胃薬と私は一心同体、
むしろ胃薬が私なのか私が胃薬なのか分からない！
そんな道を進む気なの！？
待って！考え直してジゼルー！！
そんな感じで。
何故かジゼルが荊の道を進むことを決意して
終わりました。
いいのか。本当に。
あー。
しかし、こうやってファムに酷く
がっつがっつ書いてしまいましたが、
今回は三人の友情がよく見えた心温まる回でも
あったと思います。
今更書いても嘘臭いかもしれないけど。
でも、本当に良かったと思います。
ファムのミリアを放っておけないという気持ち。
ジゼルを自分と同一視するくらい近くに思っている
という気持ち。
ミリアのファムとジゼルを巻き込んだことに対する
反省と深い感謝の気持ち。
それから、
ジゼルのファムを親友であり姉妹であり相棒であると
思い、そんなファムと共にミリアを支えていきたいと
いう気持ち。
三人が三人とも互いを思いやっていて愛情をもっていて。
それが強く感じられて心が温まりました。
友達っていいよね・・・。
ファムとジゼルの抱えた問題。
それが完全に解決されたわけではないのが
少し不安ですが、これからもこの三人が
手を取り合い、いつかグランレースを開けるように
なればいいと思います。
・・・それまでジゼの胃がもてばいいよね・・・・・・。