「未来日記」第七話の感想です。



※ネタバレします。要注意。


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☆第七話「留守応答」の感想です。


五番目の未来日記所有者・豊穣礼佑。

御目方教の信者であった両親を

例の事件で失った少年。

彼は、両親の仇である天野雪輝と我妻由乃、

二人の命を虎視眈々と付け狙う。




でも。

礼佑が雪輝と由乃を殺したいのは、別に両親の仇を

討ちたいからというわけではありませんでした。

「エリートな僕」の証明をしたいだけでした。

そして彼は頑張りました。

エリートな自分を証明するための殺人を。


いや、意味分かんないから!!


そんな七話だったような気がします。


六話の初登場の時点で、

「あーこいつ死んだな」と予感させた5th・礼佑。

しかし、意外と強力な敵っぷりを見せ、

逆にちょっと驚きました。


プチトマトに毒注入♡はまだ可愛いものですが、

お風呂で感電、毒ガス&感電攻撃。

これらは、これまでにないほど由乃様を追いつめた

と思います。


どこのどいつでも由乃様に敵うわけないしー。

だって由乃様だしー。

いつでもどこでも包丁を持ち出して

「殺した方が早いよ?ユッキー」とか、

「でもユッキー。やっぱりこっちの方が早いよ?」とか

言い出す人だしー。

相手が子供でも、いや、子供だからこそ有利だしー。

楽勝☆超楽勝☆☆


そんな余裕を持ってゆったりとした気持ちで観ていたら、

案外由乃様が礼佑に追い詰められていてびっくり

しました。

由乃様を毒ガスと感電の二重罠に嵌めるとか。

なかなかやるじゃない、少年よ。


まーでも、

結局は礼佑が死んじゃうんですけどね。

しょうがないよ、由乃様だし。

エリートじゃなくてストーカーだし。

雪輝さんにキスで空気をもらったら頑張るしかないし。

しょうがない。

エリートよりストーカーの方が狂っていたんだ。

しょうがなかったんだよ。

成仏してくれ。


そんな感じで。

両親の仇はどうでもよく、エリートに拘って

殺人を犯そうとした意味不明思考の少年は、

愛しのユッキーを助けるために

いきなりキッチンのテーブルに座って瞑想する、

やはり意味不明思考のストーカーに敗れ、

めでたしめでたしだったのでした。


・・・だったの・・・かなあ・・・??


何だか、ちょっと分かったような分からなかったような

七話だったと思います。




何はともあれ。

何も知らないまま巻き込まれ、

息子の可愛い彼女に金槌で殴られるわ、

意識のないうちに家のガラスは割られるわ、

毒ガス充満させられるわ、

階段は水浸しにされるわ、

息子は死にかけるわ、

散々な目に遭った雪輝母は可哀想だと思いました。