「LAST EXILE 銀翼のファム」第六話の感想です。




※ネタバレします。要注意。


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☆第六話「Over step」の感想です。


シルヴィウス艦長との契約、

「アデス連邦の戦艦を15隻奪ってくる」

を、引き続き続行中のファム。

次は歓楽街エリダラーダで、

ロシャナク・ババール男爵の戦艦ナーヒードを狙う。




ロシャナク・ババール男爵の戦艦を手に入れるため、

ファムが男爵に提案したのは、

「エリダラーダのヴァンシップレースで、

男爵のお抱えヴァンシップ乗りと勝負させろ」

というものでした。


ファムがお抱えヴァンシップ乗りに勝ったら、

男爵はナーヒードをファムに譲る。

しかし、ファムが負けたら、

ファムは美少年(男装ミリア)を男爵に譲る。

そういう契約です。


けど。

まーた暴走しやがってファムちゃんわ。


「負ける」ということが端から頭にないファムちゃん。

エリダラーダのヴァンシップレースは大したレベル

じゃないから、楽勝♪楽勝♪

とか言ってたら、お抱えヴァンシップ乗りは、

かつてグランレースで活躍した猛者だったり、

いざレースが始まったら追いつけなかったりで、

予想外の連続。


最後は何とか勝ったからいいようなものの、

もし負けたらどうする気だったんでしょう。


ミリアに対する危険というのを、ファムはちゃんと

考えていたんでしょうか。

ミリアはトゥラン亡命政権の樹立を世間に知らしめた

ばかり。

世界を併合するために進撃を続けるアデス連邦に

とっては、どうしても叩き潰しておきたい蠅のような

存在ではないでしょうか。

それを、その非常に危うい位置にいるミリアを、

アデス連邦の貴族の前に男装させて餌として

ちらつかせるなんて・・・。


もし負けたら、

いや、負けなくても、

男爵は既にミリアの正体を分かっていたようでしたし、

ミリアの身に危険がおよぶと考えなかったのでしょうか。


負けてミリアを取られたらどうするのか。

負けなくてもミリアの身柄を押さえられたらどうするのか。

そこのところ、ファムはどう考えていたのか、

とても気になりました。


まあ。

でも。

今回は、男爵はミリアに指一つ触れず、

ちゃんとナーヒードも譲ってくれたんですけどね!


なんて律儀な人なんだ、男爵・・・。

エロい足しやがって・・・。

あと、さり気にショタコンとか・・・。

なかなか・・・。

いや、それは関係ないか・・・。


とにかく。

もう戦艦は8~9隻?集まったようですが、

アデス連邦の人たちが皆、マザコンママ第一だったり、

律儀だったりするわけではないと思うので、

これから無鉄砲に突っ込むだけのファムが

何か大きな失態をしないか不安になる今回の話でした。


んー。

でももう戦艦半分集めてるし、

もしかするとそんなに心配することもないのかしら。

もしかするとアデス連邦の人たちって、

結構みんな抜けてるというか天然というか、

あれ~アデス連邦って意外と怖くなくない??

みたいな感じなのかしら。

意外とあっさり倒せるんじゃない??

みたいな、さ。


いやいや。

でも中央には今回粛清の血の雨を降らせた

ルスキニアさんがいるしな・・・。

鬼だ。鬼がいるんだよ。アデス連邦には。

あの非情で冷血で容赦のない粛清・・・。

ルスキニアさんのあの鬼の所業。

ちょっとドキドキするよね・・・。