「persona4 the ANIMATION」第三話の感想です。
※ネタバレします。要注意。
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☆第三話
「We are friends,aren’t we?」
の感想です。
前回の花村君に続き、
今回は千枝の精神的な辱められ回でした。
マヨナカテレビに雪子が映った。
次の連続怪死事件の被害者は雪子なんじゃないか。
そんな不安を抱いた千枝が、行方不明になった雪子を
助けようとして異世界に飛び込む。
今回はそんなような話でした。
で。
何故か雪子を助けるよりも、助けられる側に回る千枝。
精神的な辱めつきで。
「お前は本当は雪子に嫉妬していた。
美しくて男にちやほやされる雪子。
でも、そんな雪子が自分を頼って卑屈に見てくる。
私の方が上だわ!
快感だわ~!!
だから友達よ~!!」
というような、恥ずかしく真っ黒な心を
男二人の前で暴露される千枝。
「見ないで!」という必死な千枝の叫びも最もで、
少々可哀想に思いました。
が、
なんかいまいち悲惨さを感じませんでした。
だって。
前回の花村辱め回の方が恥ずかしかったし!
あの時は映像もばっちりついてたし!
人でなしランクも数段上だったし!
花村の方が何もかも恥ずかしかった!
だから大丈夫よ、千枝。
ね!!
という思いが拭えなかったんだもの。
いやー、花村は本当に踏んだり蹴ったりだったよね。
あれは悲惨だった。
でも、前回、影の声に「お前は田舎の暮らしに
退屈していて、怪死事件を刺激として楽しんでいる」
と指摘されてショックを受けていた花村君は、
今回、友達が怪死事件に巻き込まれるかもしれない
という状況の中で、模造刀を振り回してパトカーに
乗せられていたけどね!
立ち直り早いなー!!
ていうか、本当に刺激として楽しんでるのかよ!
さいてーですよ!
そんな花村君に比べれば、今回の千枝はぬる・・・
いや、まだ人間として救いがあるかなと思いました。
んー。
いや、でも、どうかな。
最終的には、
「私は雪子を下に見るのが快感で友達やってるの!
それは認めるわ!!」
という結論だった・・・ような・・・気もするし・・・。
まあ、でも、黒い気持ちは誰しもあるしなー・・・。
しかし釈然とはしない・・・。
ま。
そんなことよりも。
今回、真実、一番、誰よりも辱められたのは、
当の雪子でしたね。
マヨナカテレビ・・・あんなノリの番組だったのか・・・。
「突撃逆ナン!雪子姫、白馬の王子様探し~!」
「見えないトコまで勝負仕様!」
「もう私用のホストクラブをぶっ建てる意気込みで~↑
行ってきま~す☆」
これを友達三人に見られたなんて、
もう悶絶どころの騒ぎじゃないです。
記憶消去、思いつめれば抹殺も企む状況です。
鳴上君は「録画しとけばよかった」なんて呟いてましたが、
そんなことしたら次は鳴上君の死体が発見されかね
なかった事態だと思うので、録画出来ずに幸いだったと
思います。
雪子、あんな恥ずかしい姿を見られたうえに、
結局行方不明のまま放置なんて・・・哀れな・・・。