「persona4 the ANIMATION」
第一話~第二話の感想です。
※ネタバレします。要注意。
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☆第一話
「You’re myself,I’m yourself」
の感想です。
両親の仕事の都合で、都会から田舎に越してきた
高校生の鳴上悠君が、友達とジャスコ・・・じゃない、
ジュネスのテレビから変な世界へワープしたら、
妙な生き物が出てきて戦って、何故か脱ぎ出して
鼻で笑う。
そんな一話・・・?
主人公が不思議なキャラでした。
無口で他人と関わりたくないのかと思えば、
意外とすぐやかましいタイプの子と友達になったり。
大人しく静かに生きているのかと思えば、
急にテレビに手を突っ込むなんて大胆な行動に出たり。
どことなく掴めない独特の雰囲気でした。
主人公なのに本当に無口でほとんど喋らないし、
何を考えてるのか分かりません。
でも、何故だかちゃんと魅力もあります。
何でだろう。
不思議な主人公だ。
ストーリーも不思議満載で、
「雨の真夜中にテレビを見れば運命の相手が見える」
という都市伝説めいた話から、
実際の殺人事件から、
謎の異世界まで。
謎がてんこ盛りで惹かれました。
こういう不思議が多い作品は大好きです。
しかし、受け入れ難い不思議が一つありました。
皆が「何もない」とか「なーんもない」とか、
とにかく「何もない田舎」ということを強調されていた
あの地域。
あれだけ家が密集していて、
一応、機能してそうな商店街があって、
歩いて行ける距離にジャスコみたいな店があって、
とにかく人の気配が濃厚で、
でも「何もない田舎」!?
結構、色々あるじゃん。
もう街だよ・・・。
街じゃん・・・。
何であれが「何もない」んだ・・・。
不思議だ・・・。
納得出来ないよ・・・。
わけがわからないよ・・・。
とにかく。
不思議が楽しいので、二話も楽しみにしています。
☆第二話
「The Contractor’s Key」
の感想です。
花村が悲惨だった。
二話はそんな感じでした。
去年、友達の天城雪子にかるーくフラれたことを
カミングアウトした花村君。
「まあ、いいけどね。今は本命の相手がいるし!」
と、意気揚々と宣言したものの、
直後に本命の小西先輩が謎の死を遂げたことを知る。
デートに誘ったばかりだというのに。
可哀想に・・・。
しかし、落ち込んでいただけなのは短時間。
小西先輩の死の真相を確かめるために、
またジュネスのテレビから異世界へと、
鳴上と共にワープします。
好きな人が死んでしまったばかりでショックだろうに、
その真相を知るために行動するなんて、健気な奴だ。
と、思っていたら。
異世界の小西先輩の家で、
小西先輩が「あいつウザイ」と言ってる声を聞く。
おまけにデートしようと渡したチケットが破られて
いるのを見る。
か、可哀想に・・・。
更に、影の自分が出てきて、
「お前は情けない奴だ。そしてウザイ」と
記憶映像つきで責められる。
・・・ああ・・・・・・。
「お前は田舎暮らしに飽き飽きしていて、
刺激が欲しいから小西先輩を言い訳にして
異世界にきた」
とけちょんけちょんに貶される花村。
もう・・・もう勘弁してあげて・・・。
しかも、一部始終を鳴上とクマに見られる。
・・・・・・花村、強く生きて。
まあ、最後は花村もペルソナを手に入れることが
出来て、めでたしめでたしだったようです。
が、
主人公の鳴上のかっこいい覚醒っぷりと比べると、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん。
あまりに悲惨で可哀想になりました。