「TIGER&BUNNY」第二十五話の感想です。
バニーちゃん、お誕生日おめでとう!
※ネタバレします。要注意。
◎「TIGER&BUNNY」
- TVアニメ TIGER&BUNNY オリジナルサウンドトラック/池 頼広
- ¥3,300
- Amazon.co.jp
☆第二十五話「Eternal Immortality.」の感想です。
最終回でした。
これで・・・良かったんだろうか・・・。
良かったような・・・そうでもないような・・・・・・。
最終回はなんといっても頑張ってました。
意思の強さを感じました。
不屈の精神を見せつけました。
マーベリックさんが。
諦めない!
私は諦めない!!
私は、絶対、あきら、めない!!
という意地が見えました。
頑張るな~、マーベリックさん(笑)
アンドロイド軍団が停止。
↓
再起動しに行く。
ロトワングが足引っ張る。
↓
蹴り落とす。
ヒーロー達に追い詰められる。
↓
逮捕しても無駄だ、権力者は私を信じると熱弁する。
テレビに生中継で暴露放送されていると知る。
↓
楓を人質に逃亡を図る。
再びヒーロー達に囲まれる。
↓
私に罪などない。
大体お前ら、私の番組で生活してるじゃんか。
労働運動は認めませんよ(?)
急に弱気になる。
↓
自分の能力で自身の手で己を精神破壊。
うーん。
マーベリックさんは不屈の精神の持ち主だよね。
諦めないことの重要性を教えてくれるよね。
結局、最後のあれ、ぎりぎりで逃げ切ったような
ものだもんね。
自分も負けたけど、相手も負けた。みたいな。
で。
まあ・・・ヒーロー達の見せ場って、結局・・・。
アンドロイド軍団にも負けてたし・・・。
あれだと斉藤さんが最強じゃ・・・。
あと。
視聴率上がった~とか言ってアニエスさんは喜んで
たけど、そもそもヒーローTV創始者のマーベリック
さんが悪事に手を染めまくりだとばれたら、
一般からのヒーロー支持率はどん底になるんじゃ・・・。
・・・。
いや、まあ、いいや。
もう、なんかいいや。
おじさんも生きてたし。
「睫毛長ぇな」ガクッという死に方じゃなくて良かった。
最期の言葉が睫毛じゃなくて良かった。
あれじゃあ死んでも死にきれない。
あ、だから生き返ったのか。
言ってみるもんだね、睫毛とか。
うんうん。
うんうんうん。
はあ・・・。
溜息が出ちゃうの・・・。
だって。
私。
一応、本当にバニーちゃんが好きだからさあ!
何だろう。
バニーちゃんの人生って何だろう。
バニーちゃんのこの二年?三年??って
何だったんだろう!!
両親は四歳の時に殺され、復讐一筋で生きてきたため、
友達も彼女もいない(推測)
復讐のためにヒーローになって、一度は仇を討ったと
思ったけれど、それは仕組まれた茶番劇。
恩を返そうと頑張ったら、返す相手の育ての親が
両親殺しの真犯人。
そのマーベリックに、唯一家族的存在だった
サマンサも殺害される。
おまけに自分の今までの人生の記憶は、
どれが本物でどれが偽物か分からない。
やっとのことでマーベリックを追いつめたと思ったら、
何だか有耶無耶のうちに自殺めいた行為で
灰色の解決。
最後に残った相棒は、急に辞めると言い出すし。
アイデンティティ大崩壊。
自分探しの旅に出たくなる。
ああ・・・辛い・・・。
しかも、最終回なのに、最終回の後半なのに、
一人で両親の墓の前で泣くんだよ。
「父さんと母さんに会いたい。
もっと一緒に暮らしたかった」
バーナビー26歳、冬。
ああ・・・辛いよ・・・。
おまけに、この年は誕生日にもサマンサのケーキは
もう届かなかったんだなあと思うとさ・・・。なんかさ・・・。
何でこんなに孤独が加速してるんだろう!!
初回より最終回の方が孤独なんですけど!!
どゆこと!?
好きなキャラが不幸に苦しむのは大好きな私でも、
流石にちょっと心が痛いよ・・・。
そんな感じで・・・。
コンビが最後に復活したのは良かったし、
虎徹が一分で頑張る姿もまあ良かったと思うんですが、
何だか・・・心が・・・ちょっと痛い最終回でした。
だって、私はバニーちゃんの魅力が90%で
観ていたんだもの。そうなんだもの。
まーでも。
放送終わってしばらく経った今でも結構頻繁に
思い出すし、もし続編があったら観ると思っている
そんな私は、なんだかんだでこの作品が好き
なんだろうと思います。
不満は多かったけど。
でも、多分とても好きだったんだと思います。