「Steins;Gate」第二十四話の感想です。

やっと最終話まで到達しました・・・。


でも、まだしばらくは他の夏アニメの感想を

続けていく気でいます・・・。



※ネタバレします。要注意。



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☆第二十四話「終わりと始まりのプロローグ」の

  感想です。


紅莉栖を助ける。

過去を変えずに結果を変える。

そして、誰も知らない世界線「シュタインズ・ゲート」へ。




感動的な最終話。


だったとは思うんですが・・・


分からない!何も分からない!!


理解が出来ず、脳がフリーズしました・・・。


世界線が変わる仕組みとか、

観測したことを変えなければ紅莉栖が助かる理由とか、

鈴羽はどうなるのか、

過去の岡部はこれからどうなるのか、

未来の岡部は・・・??


もう・・・何も・・・分からない・・・。

誰か・・・誰か、この頭が哀れな私めを助けて・・・。


でも。

そういう小難しいことを理解の彼方へ放り投げれば、

大団円の幸せな最終回だったと思います。


前半は、岡部の命がけの行動に驚きました。

サイリウムセーバーの血糊が使えないからと、

自分の血で代用する。

何が何でも紅莉栖を助ける。

自分で自分の傷口に手を突っ込む岡部の、

鬼気迫る姿と覚悟に圧倒されました。


最初観た時は「うわっ何だこのキャラ!」と

思った岡部ですが、今となっては

それはもうとんでもないイケメンに見えます。

輝いたイケメンに見えます。

怖い奴だ。

33でも「ほうおういんきょうま!」とか叫んでるのに・・・。


そして、その岡部の行動が実を結んだ後半。

今までの、正に血の滲む努力が報われて、

まゆりも紅莉栖もダルも、そして萌郁までもが

普通に日常を送れる世界に到達。

フェイリスもルカ子も、皆にラボメンのバッジを

配っていく岡部は、何だか成長した立派な男に

見えました。

中身は「33でも、ほうおういんきょうま!」なんだけどね。


それから、紅莉栖との奇跡の再会。

偶然過ぎる再会。

でも岡部にはこの奇跡が必然のような気がしました。

このリア充め。

幸せになればいいんだ、こんちくしょう。



そんなわけで。

こうして岡部の、世界を救うマッドサイエンティスト

としての物語は終わったようです。

誰もあの三週間を覚えていないけれど、未来は

一緒に作れる。

未来は可能性に満ちている。

可能性という希望。

それが静かに、でも確かに感じられた感動的な最終回、

そして良い作品だったと思います。



半年間、分からないことも多かったけれど、

最後まで見続けて良かったと思います。


エル・プサイ・コングルゥ。