「Steins;Gate」第十七話の感想です。
※ネタバレします。要注意。
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☆第十七話「虚像歪曲のコンプレックス」の感想です。
鈴羽のタイムスリップ成功後、
まゆりの死亡は回避された・・・かに見えた。
しかし翌日、萌郁達が現れ、まゆりはまたしても
死の運命を辿る。
困憊した岡部はタイムリープ後、
紅莉栖に全てを打ち明け相談した。
すると紅莉栖は一つの仮説を岡部に話す。
「Dメールを遡って取り消していけば
IBN5100があった元の世界線へ戻れるんじゃないかしら」
おおお。
流石は紅莉栖ちゃん。
あったまいい~。
もっと早く相談しとけばよかった。
・・・ん?
あ、ダメか。
相談はしてたんだ。
Dメールが取り消された事実がなかったから
駄目だったんだ。
あーもう訳分からん!
ともかく。
そんな訳の分からない私のためなのかどうなのか、
紅莉栖ちゃんは仮説を話すと同時に、
今の状況を少し分かりやすくまとめてくれました。
つまり。
岡部が送った、鈴羽を引き止めるためのDメール。
そのDメールを無効にするため、新たに打ち消す内容の
Dメールを送信したら、過去が変わり、同時にまゆりの
死も一日遅れた。
Dメールは取り消し可能。
ということは、
今までに送ったDメールを取り消す内容のDメールを
過去に送信すれば、世界線は元に戻るかもしれない。
IBN5100のあった世界線に戻るかもしれない。
IBN5100が手に入れられるかもしれない。
そして、IBN5100が手に入れられれば、
SERNにハッキングして自分達のデータを消せる。
まゆりも助かる。
なので、
今、岡部がすることは、今まで送ったDメールを
一つずつ取り消していくこと。
取り消すべきDメールは、
ロト6のDメール。
萌郁の送ったDメール。
ルカ子の送ったDメール。
フェイリスの送ったDメール。
これら四つのDメールを取り消さなければならない。
・・・という・・・こと・・・なん・・・ですかね・・・??
正直、これでもよく分からないんですけど。
IBN5100でSERNの最初のDメールデータを
消せば大丈夫!
な意味も分かってないし、
そうすればまゆりも助かる!
の意味も分かりません・・・。
どういうこと・・・。
あ、まゆりは世界線1%の壁を超えれば大丈夫で、
それはβ世界戦に移動するということなのだけれど、
β世界線に移動するには2010年にタイムマシンが
作られないという事実があればOKで、
だからSERNに、タイムマシン的なものを最初に
開発した岡部達の存在を知られなければ、
タイムマシンは作られなくて大丈夫!
・・・ということ・・・だった・・・んだ・・・っけ・・・?
なんかもうわかんない・・・。
だれかなんとかして・・・(泣)
このように、分からなくて泣きそうなんですが(泣くなよ)、
とにかく今回はフェイリスのDメールを取り消せばいいと
いう回なのは理解しました。
そして・・・・・
岡部はフェイリスの王子だった。
王子は姫を守るために悪漢達から姫を庇おうとした。
傷つき、地に伏す王子。
姫は涙で頬を濡らす。
王子の命が風前の灯となった正にその時、
姫の父である秋葉王が颯爽と現れ、二人を救った。
娘の命の恩人である王子に感謝を述べる父王。
姫も王子に感謝の意を述べる。
そして王子は姫に告げた。
「お父さんの命を助けたDメールを取り消して、
まゆりを生存させたいんだけど」
みたいな・・・。
あ、いや、オカリンはこんなに最低の人間ではないので、
フェイリスのDメールの内容を聞いてからは、
何も言い出せなくなっていましたけどね。
でも、話の流れとしてはこんな感じで・・・
フェイリスが父親の命とまゆりの命を天秤にかけなければ
ならなくなって可哀想でした。
この10年の夢から覚めなければ、というフェイリスは
とても不憫でした。
父親が確かに生存した未来を創ったのに、
それを夢にしなければならない・・・。
フェイリス・・・。
悲しい話だった・・・。
岡部達がタイムマシンを開発したのは偶然と好奇心。
でも代償はとても大きかったと思います。
これから先もこんな不幸が待ち構えているんでしょうか・・・??
ていうか。
まゆりは世界線1%の壁を越えなければ命が助からないけど、
フェイリスのパパはDメールで命が左右されちゃうの・・・??
パパ・・・あ、いや、なんでもない。