「TIGER&BUNNY」第十四話の感想です。




※ネタバレします。要注意。



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☆第十四話「Love is blind.」の感想です。


ブルーローズことカリーナちゃんが恋を自覚する話。

ていうか、まだ自覚してなかったの!?




14話は、

ジェイクの事件から10ヶ月後、

タイガー&バーナビーのコンビは人気絶頂。

という場面から始まりました。

10ヶ月って大分経ったな~。

月日が過ぎて色々変わったんだな~。


色々・・・

いろいろ・・・

バニーちゃん、どうしたの?別人?


みたいなね(笑)


でも、色んな場所で「バニー気持ち悪い」という話を

聞いていたので、そこまで衝撃は感じませんでした。


それよりも虎徹さんに対する周囲の態度に

衝撃を覚えました。


バニーも、ローズも、牛角さん・・・はもとから、

他のヒーロー・・・はよく分からない、世間も、

あのロイズさんですら、みんな虎徹さんに好意的。

とても好意的。

前までは「崖っぷちでいらないヒーロー」扱いされることも

多々あったのに、今じゃ皆で「虎徹さん、キャー♡」状態。


何だ・・・。

何だこれ・・・。

怖いよ・・・。

どうしたんだよ・・・。


あ、あれかな?

お金を持つようになると有象無象が寄ってくるみたいな、

それでお金がなくなると皆去っていくみたいな、

人間って恐ろしいみたいな・・・。

怖いよ、怖いよ。


とにかく虎徹さんに対する周囲の変化が、

居心地が悪くて、気持ち悪くて、怖くて仕方ありませんでした。

おじさん、能力が暴走して時間短くなった代わりに、

他人に好意を持たせる能力を手に入れたんじゃないの?

つーか、まさか旬を過ぎたおじさんの願望な夢オチ!?


そんな感じで、バニーちゃんの衝撃は割と少なかったです。

違和感はバリバリだったけど。


まあでも、目が澄んだバニーちゃんて気持ち悪いよね。

目が澄んでて明るくて爽やかなハンサムらしいハンサムに

なったのに、「気持ち悪い」「気持ち悪い」言われる

バニーちゃんって本当に可哀想だと思うけど。

でも、ちょっと気持ち悪い。


ていうか、目が澄んでるのに目が曇ってるんだよね。

虎徹さんの言動が全て良いように見えるように曇ってる。

どうしたのさ。

もっとツンケンしようよ。

もっと暗く荒もうよ。

もっと陰険根暗なバニーちゃんに戻ろうよー。

誰かー。

バニーちゃんに

「本当はジェイクが親の敵じゃないんじゃない?」

って言ってあげてー。


なんて、人でなしなことも思っちゃったりしましたけど、

でもジェイクが親の敵だったとは思えません。

ジェイクが銃を使うとは考えにくいし。


あー、でも、爽やかで気持ち悪いバニーちゃんも

好きか嫌いかで言われたら・・・好きだよ。

うふ。




えーと。

今回はこんな感じでした。

今回はカリーナメインだったのに、

カリーナに関してあまり思うところがありませんでした・・・。

恋するカリーナは可愛かった、とても可愛かったけど、

でも相手があの、子持ちのバナナで滑るロボットダンスの

バッグが盗まれたと言ってるのにおもむろにバナナを

食べ始めるオヤジギャグのおじさんだと思うと、

いまひとつ乗り切れず・・・。

うーん・・・。


そんな感じで、

今回一番可愛くて萌えキャラだなあと感じさせてくれたのは

牛角さんでした。

クビにならなくて良かったね!