「TIGER&BUNNY」第十二話の感想です。
※ネタバレします。要注意。
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☆第十二話「Take heed of the snake in the
grass.」の感想です。
ジェイク様がやりたい放題し放題の独壇場だった話。
チャックマンに化けて潜入してきた折紙で遊ぶジェイク。
追ってきたヒーロー達もおちょくって遊んだあと、
行方を晦ませた。
逃げたか、と思いきや。
いつでも誰でもウェルカム!な、お偉いさんたちのいる
会議室に現れ、ヒーロー達とのタイマン勝負を提案。
やりたい放題だな、ジェイク様。
人生楽しそう。
思い返せば、牢屋でも絵を描いたりして結構楽しそうだったし、
いつでもどこででも充実してそうで羨ましいです。
でも、そんないつでも自分中心で傍若無人に見えるジェイク様
ですが、よくよく考えると、とても紳士的で良心的なことに
気づきます。
ヒーロー達との勝負は一対七の連続タイマン制。
しかも自分が一の方。
数的に自分が不利でも一切ハンデを貰わない、
卑怯な手も使わない、正攻法なジェイク様。
紳士。
テレビ中継のために夜中は戦闘中止。
ヒーロー達も視聴者も、それからTVスタッフも、
みんな安心して休めます。
TV局にも配慮する空気の読めるジェイク様。
紳士。
戦闘相手には男ばかり選びます。
か弱い少女と、心が乙女なお姐さんも除外します。
女性に優しいジェイク様。
紳士。
倒したヒーローは銅像にぶら下げておきますが、
重症な場合は病院に搬送もOKです。
基本的に殺害はNG。
敵のことも気遣えるジェイク様。
紳士。
おおお・・・ジェイク様、紳士!!
これはクリームさんもベタ惚れですよ。
しかも3人倒した時点でほぼ無傷ですからね!
出来る男、ジェイク様!
かっこいい!
味噌汁の出汁の違いも分かるジェイク様!
かっこいい!!
でも私はバニーちゃんの方がかっこいいと思うけどね!
今回は虎徹さんと揉めて大人げない喧嘩してたけどね!
そうそう。
今回はバーナビーと虎徹のすれ違いも多く描写されてました。
ジェイクのアジトに侵入することに関して、一人で大丈夫だから
信じてくれというバーナビーと、不安で手を出してしまった虎徹。
それでジェイクを取り逃がし、怒り心頭のバーナビー。
バニー「どうして僕を信じてくれなかったんです!?」
「折角貴方をパートナーとして信じてみようと
思っていたのに!」
「自分のことを信じてくれないような人など
信じられません」
おおっと。
これは今までコンビとしてバニーといい関係を作ろうと
していた虎徹にとって、痛恨の一撃。
バニーちゃん、怒ってんなー(笑)
と笑っていたら、バニーの攻撃はこれでは終わらなかった。
バニー「一対一なら誰にも邪魔されずにあいつを倒せる」
誰にも・・・「誰」とは言わないけれど。
バニー「誰かさんの早とちりでしたね」
誰かさん・・・「誰」とは言わないけれど!
チクチクチクチク皆の前で、誰とは言わない人を責め続ける
バニーちゃん。
陰険(笑)
そして粘着質(笑)
外は爽やかハンサム、中は陰湿な根暗さん。
流石、バニーちゃん、ス・テ・キ・・・♡
でもちょっと虎徹さんが可哀想になりました。
おじさん、頑張れ。
次回はそんな陰険バニーちゃんが紳士なジェイク様と
戦うようですが、なんかもう心根的に負けてるような気がします。
バニーちゃん、しっかり。
あ、そうそう。
現在、ジェイク様に生殺与奪の権利を握られてる
シュテルンビルトの街、及び市民ですが、
こんなふざけた戦闘ショーで生死が決まるどころか、
ヒーローがボコボコにやられている現状に、
「これは流石に暴動が起こるかなあ」と思いかけましたが、
「いや、やっぱり喜んでるな、あのTVに洗脳された市民は」
と思い直したら、
「いけースカイハイ!」「やっちまえー」
と本当に盛り上がっていてビックリしました。
流石だわ~。