BSで観ているので、最近終わりました。

最近・・・?

いや、最近だ。私には。



「フラクタル」、最終話まで見終わった後の感想です。



※ネタバレします。要注意。


◎「フラクタル」

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「フラクタルシステム」により、人々は働かずに

生活することの出来る世界を手に入れた。

そのフラクタルシステムが綻びを見せてきた時代。

少年クレインは、何者かに追われている少女フリュネと

出会う。

フリュネを保護するクレイン。

しかし、フリュネはブローチだけをクレインに残したまま

どこかに去ってしまった。

そして、ブローチからはネッサという少女が飛び出して

きて・・・




それで、まあ、色々あって、

世界の危機もあったりしたけど、

クレインに彼女が出来ました。終わり。


・・・という、ような?話??


いや、違うか。


しかし・・・ううん???


何だか掴み所のない話だったような気がします。

設定は面白いと思うし、

ストーリーも好きな方向性だし、

キャラも嫌いではない。

でも・・・「面白いか」と聞かれると困ってしまう。

それは、何だか「掴めない」感じがするから・・・

じゃないかなあと思ったけど・・・どうだろう・・・。


うーん・・・。

この作品、酷評されているらしいので、どうしてだろうと

観ながら考え、全話観終わってもう一度考えましたが・・・

分かりません。


ただ、上に書いたように、いつまでも「掴めない」感覚が

ついて回っていたような気はします。


「フラクタルシステム」とは具体的にどんなシステムなのか。

「フラクタルシステム」によって得られた世界には、どんな

メリットとデメリットがあるのか。

「フラクタルシステム」は悪なのか。

システムに反対して活動している「ロストミレニアム」の

目指す世界はどんなものなのか。

「ロストミレニアム」は善なのか。悪なのか。

クレインは何を考えているのか。

クレインは何をどう考え、最終的に何を選択したのか。


最後まで観終わった今でも、疑問が後から後から

湧いてきます。


というか、テーマは・・・何ですか?


ごめんなさい。

頭が悪くて。

誰か解説を書いてくれるといいな~と、半ば本気で

思っています。

もっと色々分かったら、この作品について理解が

深まる気がするのです。

そうしたらもっと楽しめる気がするのです。

気は・・・するんだけど・・・。


あー。

何だろうな。

もやもやする。

「自我」って何だろうね?


とにかくネッサは可愛かった。

うん。

可愛かった。

それだけでもよかった。