「魔法少女まどか☆マギカ」第十二話の感想です。



※ネタバレします。要注意。



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↑これはどういう時に使えばいいんだい?

 訳が分からないよ。


☆第十二話「わたしの、最高の友達」の感想です。


「ほむらちゃん、ごめんね」

「私、魔法少女になる」

まどかが変身した十二話。




まどかの叶えたい願い。

それは

「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい」

というものでした。

それも全ての時空に存在する全ての魔女を、です。


そのためにまどかは「概念」という存在になり、

個人としての存在を失う事になります。

人の記憶からも消え去ります。

永遠に死も生もなくなります。


でも、まどかは祈りました。


まどかは・・・希望になったのかな。

今まで絶望に打ち震えて泣いてばかりだったまどか。

いつ観ても泣いていたまどか。

むしろ笑顔が思いだせなかったまどか。

まどか=泣き顔、嗚咽、悲嘆、だったまどか。

ていうか、泣いてないまどかってまどかじゃなくね?なまどか。

そんなまどかが最終回ではずっと微笑み、

希望を振りまいていました。

女神のように人を救っていました。


何だろう。

正直、この最終回は、話の終わりとして釈然としない

感じを抱きました。

急に話が宇宙生成レベルまで広がり、時空も超え、

壮大過ぎてついていけないと思ったりしました。

まどかの力が強大過ぎるのもあっけない気がしました。

突然、親密になったまどかとほむらの距離も、

唐突過ぎていまいち共感しきれませんでした。


でも、何か、良かった気がする。

まどかの最後の姿が美しかったから。


全ての希望になったまどかが美しかったから。


魔法少女のシステムは変化しても、

魔力を使いきれば消滅するという悲劇の結末になるし、

世界からは歪みは消えていない。

魔法少女達は戦い続けるし、

ほむらも戦いを止めない。

全てが理想的な世界に変わったわけではない。


でも、希望はいつも見えているし、そこにある。

そういう世界で終わり、またまどかがそういう存在になった

ことが、何となくいいなと思いました。


うーん・・・。

上手く言えないけど、何となく、良かったんです。




あー。

あと、キュゥべえと魔法少女達の関係が良いように

変化したようで、とても驚きつつも温かい気持ちになりました。

キュゥべえ、今までボロクソに言ってごめんね。

最終回の最後の、害のほぼないキュゥべえは可愛かったよ。

今までの罵詈雑言は・・・訂正しないけど☆