「魔法少女まどか☆マギカ」第八話の感想です。
まだ八話。
でも、本当は十話まで観ています。
感想は書いた後、何故かしばらく放置期間があるので。
書くのは観た直後、でもアップするのはずっと後、
みたいな謎のサイクルです。
その方が精神的に落ち着くんだ。謎。
それはどうでもいいんですが、
「まどか☆マギカ」放送休止、配信休止の情報を
見たんですけど・・・。
え?
どういうこと?
※ネタバレします。要注意。
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☆第八話「あたしって、ほんとバカ」の感想です。
さやかが自暴自棄で取り返しのつかない話。
ああ・・・ついに・・・。
ついにさやかが一線を・・・。
上條君がまたヴァイオリンを弾けるように。
それだけを願って契約をしたさやか。
それさえ叶えば後悔しないと思っていた。
しかし。
今では上條君は友達と距離を縮め、
自分はそれを見ていることしか出来ない。
何故なら、自分は本体が石ひとつの、
動いている死体だから。
ああ・・・不憫なさやか。
おまけに、まどかの気遣いが逆に不快で、
八つ当たりをしてしまうし。
そしてまたそのことで自己嫌悪するし。
ああ・・・しょうがないよ、人間だから。
と割り切ることも出来ず、
魔女をサンドバッグ代わりに何とか憂さを晴らしたは
いいものの、ソウルジェムが限界に。
もう・・・もう他人を頼りなよ。人間は弱いんだよ。
と認めることも出来ず、
「他人のためだけに魔法を使う」ポリシーを建前に、
他人の救いの手を振り払い、破滅へ向かって一直線。
やめて・・・もうやめて、さやか!!
と私が叫ぶ頃、さやかはやめたのだった。
人間を。
なんて悲しい話だ。
あ、いや、さやかは前から、もう自分は人間ではないと
思っていたようですけど。
でも、どう見ても本格的に人間でなくなったのは
今回だと思います。
魔女にね・・・なっちゃったからね・・・。
不憫な。
なんて不憫な。
これしか言葉が出てこないです。
なんか・・・こう・・・心に残る悲劇で、さやかの、
悲しい人間の性ゆえの破滅への道程には、
じわじわと込み上げる何かがありましたが、
それをどう言葉にしていいのか分かりません。
なんか・・・こう・・・感動っていうか、
人間の憐れさが沁みるっていうか、
その描写の丁寧さに感激っていうか、
そして破滅に至るところなんてテンション上がるっていうか、
人間が醜い姿を晒して絶望に染まる姿っていうのは
いつ見ても素敵・・・。
おっと、いけない。
キュゥべえのように、せめて少しは本性を誤魔化さないと。
今回も面白かったよ、きゅっぷい♡
とか色々書きましたが、本当にさやかの堕ちていく姿は、
哀く醜く弱くて、でもとても人間的で素敵でした。
で。
さやかが魔女になったあと、キュゥべえが
「魔法少女はいずれ魔女に成長する存在」
と、遅過ぎるネタバレをしていましたが、
そうなるとキュゥべえの目的って一体何なんでしょう・・・?
勿論、魔女を倒すことではないですよね。
魔女の元を生み出してるわけだし。
でも魔法少女に魔女を倒させてもいる。
グリーフシードが目的・・・?
いや、でもそれは小さ過ぎる気がするしなあ・・・。
ていうか、殺されても殺されても「代わりはいるからいいけど」
とかさらっと復活して、しかも穴だらけの死体を食べるって
どういうこと・・・?
何者?
何にしても、いたいけな少女たちの魂を抜きとって、
その魂を負の感情で染め上げさせ、その後美味しく
頂くっていうのは・・・悪魔ですよね、キュゥべえ。
ファンシーで、悪魔で、言葉巧みなやり手悪徳セールスマン。
うーん・・・謎。
あと、ほむらも謎です。
違う時間軸っていうのは「未来から来た」ということなのか、
「パラレルワールドから来た」ということなのか、
どっちでしょう?
というか、まどかと一体何が・・・。
何でそんなにまどかが好きなの・・・。
そして、まどかも。
まどかの魔法少女としての可能性は計り知れなく、
望めば神にもなれるのではとキュゥべえが
言っていました。
けれど、それって逆にまどかが魔女になれば、
史上最悪の悪魔にもなれるってことじゃないんでしょうか。
それは・・・ごくり・・・いや、何でも。
き、期待なんてしてないんだからねっ・・・!
とにかく、毎回謎と悲劇が多くて楽しいです。
きゅっぷい♡