「GOSICK」第六話の感想です。



※ネタバレします。要注意。



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☆第六話「灰色の狼は同胞を呼びよせる」の感想です。


久城君がヴィクトリカの歯医者についていくつもりで、

気付いたら何故か秘境の村に辿りついていた話。




新しい話の導入と思われる回でした。


勝手に塔を出ることが禁止されているヴィクトリカ。

その彼女がこっそり塔を抜け出してまで向かった先。

母の故郷・灰色狼の村。

かつて母が殺人の罪を犯したために追放されたという村で、

母の無実を証明するまで帰らないと言うヴィクトリカだが・・・。


というような出だしですね。


おおう、いつもと雰囲気が違って、だいぶ不気味さアップで

素敵だ。

秘境とか浪漫だし。

謎の村の祭りとか魅力的だし。

過去の事件の謎とか気になるし。


うふふ・・・。

悲しい過去が明かされたり、陰惨な事件が起こったり

しないかな~。

うふふうへへ・・・。


などと、とても人でなしな期待をしてしまって

申し訳ないわけですが。

30%くらいの割合で。

後は全力で期待してます。

うへへへ。


まあ、それはいいとして。

まだ始まったばかりという感じだったので、

あまり今回の感想が思い浮かばないんですが、

とにかく久城君の頭がヤバそうなのは分かりました。


デコピンされて「一生絶交!」と宣言、実行に移す

ヴィクトリカの小学生のような精神も、

妹とその母の区別さえつかないグレヴィールの

儚い脳味噌も、

どちらも「あ、ヤバそう・・・」とは思いましたが、

久城には叶わないと思いました。


朝、教科書を手品師によって帽子に変えられたなら、

「アブリルに写させてもらえばいいや」とページ数を

考えずに思い、悩まない久城。

手品師から取り返すことを全く考えない久城。

そんなことより皿が消えた事件の方が重要な久城。


他人の皿より自分の教科書だろ、普通!


そう思う私を尻目に、楽しそうに帽子をヴィクトリカに

あげる久城。

「教科書なんてヴィクトリカの帽子姿に比べたら

塵ほどの価値もないね!」とか思ってんのか!?

と思ったら、夜、地道に教科書写しを実行し、

挫折する久城。


もっと早く気付けよ!


そう嘆く私を尻目に、ヴィクトリカの歯医者に

ついていくつもりの久城。

夜、旅装姿で、こっそり禁止されている外出をする

ヴィクトリカが歯医者に行くと信じて揺らがない久城。

そして何故か秘境に辿りついていた久城。


・・・久城、君は、

脳味噌の大部分を「ヴィクトリカ可愛い」で使い

過ぎてやしないかね!?


もうちょっと気をつけて生きた方がいいと思いました。


とにかくあれだ。

歯医者への道のりは険しそうだから、

頑張ってお供してくれ。