「GOSICK」第五話の感想です。
※ネタバレします。要注意。
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☆第五話「廃倉庫には謎の幽霊がいる」の感想です。
色々解決編。
アブリルのこと。
彼女の持っていた本のこと。
廃倉庫の幽霊のこと。
怪盗クィアラン二代目のこと。
「春来たる死神」のこと。
ミイラ事件のこと。
それから、金色の妖精のこと。
解決、解決、解決の嵐。
そんな五話。
あー・・・。
という感じでした。
あー!
じゃなくて、
あー・・・。
色々分かったような気もするんですが、
よく考えると「無茶な!」という気もしないではないです。
あの情報量ですぐ真実に辿りつくヴィクトリカ。
あれはもう超能力レベルではないかと思います。
いや、私が馬鹿なだけかもしれません。
しかし、でも、あれは・・・。
塔の上にいて、ちょっと聞いただけで
「ああ、それはヨーロッパを騒がせていた大怪盗が
学園に宝を隠しに来ててね」
とか、普通思い付きませんよ!
ていうか。
「自分の学校に、怪盗が、春、お宝を隠しに来ていて、
メルヘンな女の子に、騎士のコスプレで、ミイラにされた」
とか、どこをどうしたら思い付くんですか!(笑)
恐ろしいな、「知恵の泉」とやらの念能力は・・・。
まあ何にしても解決したようで何より。
しかし、私としては謎の解決よりも、
アブリル(偽)と一弥の言い争いの方向が
気になって仕方ありませんでした。
アブリル(偽)がお宝切手を隠したと思い、
一弥に詰め寄る場面。
要求はただ一点、「切手を渡せ」です。
方向としては「切手を渡す、渡さない」というだけの話です。
なのに。
何故かヴィクトリカの存在を疑う話になり、
ヴィクトリカが妖精ではないかという話になり、
さらに、
友達のいない一弥が架空の友達を作っていたのでは
ないかという話になり、
さらにさらに、
可哀想な友達のいない、孤独のあまり空想の妖精と
親しみ遊ぶ、妄想癖のある心を病んだ一弥という話になり・・・。
ああ、一弥、何故切手一枚で「友達なんかいないくせに!」と
罵倒されねばならんのか・・・!
私は涙を禁じえない。
可哀想にな・・・ううっ・・・ぷっ。
そんな、一弥が笑え、そしてちょっと泣けてくる五話でした。
うーん・・・。
それにしても。
これはミステリーなんでしょうか。
それともオカルトなんでしょうか。
はたまたヴィクトリカちゃん可愛い・・・?
うーん・・・??