密かに書こうと思い続けてた。
※ネタバレします。要注意。
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☆第二十四話「遠い日の約束」の感想です。
あー。
うん。
分かった。
分かったよ。
伝説の勇者は駄目人間だったということだね!!
・・・そんな、つまり全然分からなかった最終話。
大昔の(多分)勇者と悪魔の話があって、
今のシオンがライナを殺そうとする話があって、
それでシオンが変な感じになったら、
ライナから女の人が出てきて、
ルシルお兄様が来て、
変な夢オチで、
シオンが分裂して、
他国に侵攻した。
ライナはフェリスと駆け落ちした。らぶらぶ。
終わり。
・・・分からん!
これっぽっちも分からん!!
二期はまだですか!
何とか情報を繋ぐことが出来はしないかと、
足りない頭を回転させてはみたけれど、
私に辿りつけた結論は、
「勇者って駄目人間の極みじゃない!?」
という一点のみ。
いや、本当は色々事情があったりするんでしょうが、
アニメでちらっと見た分には、駄目駄目としか思え
ませんでした、勇者様。
だって。
戦い続けて壊れて封印された。
そこまではいいんですが、その後が。
封印を解いて外に出たい勇者様。
けど、力が足りない。
よし、友達を食べて力をつけよう!
勇者「君を半分食べさせてよ」
悪魔「おっけーおっけー」
力がついたので、世界を壊しまくった。
中心に辿りついた。
あ、やばい、死にそう。
勇者「誰かこの苦しみを何とかしてー」
悪魔「おっけーおっけー」
いやいやいや!!
友達を食べて世界を壊すだけとか何の勇者だ!
勇者どころか、人としても相当危うい!
ていうか、もう完全に駄目だろう、それは!
何が駄目って・・・全部駄目だよ!
そんな感じに、どこを見れば勇者なのかさっぱりでした。
まあ、「友達食べて世界を壊そう」という発想が出てくる
こと自体が、ある意味勇者と言えば・・・勇者?
そんな勇者と悪魔の関係が影響を及ぼしているだろう、
シオンとライナの関係も大変なことになっていました。
シオンが何故か「ライナを救うため」と言いながら、
ライナを殺しにかかります。
意味不明。
ライナも言ってたけどさー、どうしてシオンは誰にも
何も相談しないで、一人で決めるのかなー。
もっと周囲と色々話した方がいいと思うんだよね。
重大なこととか一人で決めるのは危ないと思うんだよね。
ライナのことだってさー。
ライナの命はライナのものじゃん?
それを勝手にどうこうするって決めて、「じゃあ死んで」って
なるのは、どうかと思うんだよね。
だからさ、
シオン「これこれこういうわけで、永遠の地獄を彷徨うコースと
今すぐ死ぬコースとどっちがいい?」
ライナ「えー・・・と・・・。じゃ、こっちのコースで」
シオン「かしこまりましたー!」
こういう風には・・・ならないか。
うーん・・・。
でも色々相談した方がいいと思う。
大変な立場だし。
多くの人の命や人生を握ってるわけだし。
それを一人で決めて突っ走るのはちょっと・・・。
いきなり他国に侵攻とかちょっと・・・。
もうそれは愚王なんじゃないかと思ったり・・・。
色々事情はあるとしても。
でも、そんなシオンをライナは諦めないようです。
何か・・・ライナ、凄いね。
いきなり戦争起こしたり、自分を殺しに来たりする人を、
信じて信じて「最高の親友だって言わせてやる」みたいな
ことを・・・今でも!
何て良い人なんだ、ライナ!
ていうか。
どっちかというとシオンの方が友達としてどうよ!
いや、人としてどうよ!!
そして、そんなアンパンフェイスの人のように
自己犠牲精神と広い心を持つライナと、
そのライナにらぶらぶなフェリスは、
ローランドを出て、
これからの未来を・・・
未来を・・・
終わりかよ!!
そんな最終回でした(笑)
でも、全然分からなくても、最後まで分からなくても、
この作品大好きだったし、今も好きです。
もうちょっと色々分かりたかった部分はあるけれども、
でも好きです。
二期があれば・・・観たいなあ・・・。
とにかく、これからゆっくりと「大伝説の勇者の伝説」を
読んでいきたいと思います。