「GOSICK」第三話の感想です。



※ネタバレします。要注意。


◎「GOSICK」

GOSICK-ゴシック-BD版 第2巻 [Blu-ray]/悠木 碧,江口拓也,木内秀信
¥9,240
Amazon.co.jp


☆第三話「野兎達は朝陽の下で約束をかわす」の感想です。


モーリスがジュリィに殺され、更にネッドが死亡し、

残ったのは三人だけ。

と思ったら、

死んだはずのネッドが嬉々として殺しに来たりした三話。



解決編でした。

あー、やっぱり。


しかし、犯人は分かってすっきりしましたが、

真相が割り切れなくてすっきりしませんでした。


十年前の野兎達の殺し合いについて。

その裏事情は、第一次大戦の結果を占う儀式

だったそうです。

色んな国の子供たちを集めてきて戦わせ、

その様で戦争の過程や結果を予測する。


「なんてはた迷惑な占いだ!止めろ、そんなもの!」

最初聞いた時、そう思いました。

戦争自体で人がばんばん死ぬのに、

更に人死にを増やして占うなよ、と。


しかし、今現在振り返ると、占いは的中していたとか。

なんと・・・!

それでは戦勝国にとっては意味ある占いだったのか。

これで戦争で自国の人間が死ぬのを減らせたのかも

しれないのかというのか。

となると・・・怒ればいいのか、占い師凄いと言えば

いいのか・・・ああ、もうっ!!


このモヤモヤ感まで含めて、なんてはた迷惑な

占い師、ロクサーヌ!!


いや、でも占った人達は復讐されて因果応報

だったから・・・いや、しかし・・・うーん・・・もやっ。


あー。

あと、浸水中の船の上で、暢気に殺し合う人達が

ちょっと理解出来なかったです。

殺さなきゃ殺される!という状況だからなのかも

しれませんが、でも通信せずに放っておいたら

すぐに全員海の藻屑でしょ?

なのにわざわざみんなで殺し合い。


そんなことをしている間にも船は沈んでるんだよ!

通信出来なかったら結局皆死ぬんだよ!

そんなことしてる間に連絡しないと!

早くー!!


そんな私の不安をよそに、皆落ち着いて通信は

優先順位下・・・みたいに見えたので、

「あれ・・・?もしかして本当は浸水してないんじゃ・・・??」

そんな疑いを持ったら、

やっぱり沈んだじゃんか!!

「海の当たる日の光が綺麗・・・」じゃないから!


・・・肝の太い人達だと思いました。



そんな感じです。